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バカヤロー・エッセイの日でした。2月28日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

2017年も、もう二月が終わります。早いですねー。

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月28日はこんな日です。

ビスケットの日、バカヤローの日、エッセイ記念日

 

※【ビスケットの日】

全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定し、翌年から実施。

1855(安政2)年、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、同藩の萩信之助に、パン・ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」を送った。

これが、ビスケットの製法を記した日本初の文書とされている。

また、ビスケットの語原がラテン語で「二度焼かれた物」という意味の「ビス・コクトゥス(bis coctus)」であることから、「に(2)どや(8)く」の語呂合せの意味も持たせている。

 

「クッキー&ビスケット」小田真紀子 永岡書店 2002年刊行

今日のおやつは決まりですね。手作り、いかかですか?

ビスケットのうち糖分と脂肪分が40%以上のものをとくにクッキーと呼ぶ、と日本ビスケット協会で定めています。

 

 

※【バカヤローの日】

1953(昭和28)年、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し興奮して「バカヤロー」と発言した。

これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散してしまった。

この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれている。

このことに因んで、この日は日ごろ頭にきていることに対して「バカヤロー」と叫んでも良いという日、だとのこと。

 

「め組の大吾 火事場のバカヤロー」曽田正人 小学館 1997年刊行

少年サンデーで連載していた、熱血消防士のマンガです。情熱があり過ぎて現場で猪突猛進する。本当はいけないんでしょうけど、応援したくなる主人公が大吾です。

 

「バカヤロー市議会議員(あなたの町にもいる妖怪政治屋!)」川名雄児 晋遊舎 2012年刊行

いないのが一番です。

 

「バカは死んでもバカなのだ(赤塚不二夫対談集)」赤塚不二夫 毎日新聞社 2001年刊行

いえいえ、天才です。

 

「バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。」鈴木琢也 ポプラ社 2015年刊行

学生時代にロクに勉強をしていなくて、荒れた学生生活。

なんとか卒業して仕事を始めました。

しかし、かっこ悪いと思っていた父親が仕事で輝く姿をみて一念発起して猛勉強。その末にカリフォルニア大学バークレーへ。

スゴイですね…。

 

「バカにならない読書術」養老孟司 朝日新聞社 2007年刊行

これはボクがしっかり読みたい一冊です。

手遅れでなければいいのですが…。

 

「バカなおとなにならない脳」養老孟司 理論社 2005年刊行

これはボクがしっかり読んでおきたかった一冊です。

手遅れだったか…。

 

「バカ丁寧化する日本語(敬語コミュニケーションの行方)」野口恵子 光文社 2009年刊行

確かに、ボクも丁寧になりすぎて敬語に敬語を重ねたりします。ちょうどいい敬語は難しいですね。

 

「退職金バカ(50歳から資産を殖やす人、沈む人)」中野晴啓 講談社 2016年刊行

これはうまく殖やしたいですね。ぜひご参考に。

 

 

※【エッセイ記念日】

木村治美エッセイストグループ(keg)が制定。

エッセイストの元祖とされるフランスのミシェル・ド・モンテーニュの1533年の誕生日。

 

「エッセイの書き方」日本エッセイスト・クラブ 岩波書店 1999年刊行

今日読んでおきたい一冊が、ここにも。

ブログも半分エッセイみたいなものかもしれないですね。

 

「手塚治虫エッセイ集」手塚治虫 講談社

むむ、これも気になります。手塚治虫さんはいったいどうしてあんなに多くの作品を残せたのか、その一端を知ることができるかも。

 

「大泉エッセイ(僕が綴った16年)」大泉洋 メディアファクトリー 2013年刊行

北海道が生んだ大スター、大泉洋さんのエッセイ。道民はみんな読もう。

 

「パパは、絵本作家(毎日のんびり子育て)」のぶみ PHP研究所 2012年刊行

『ママがおばけになっちゃった』『しんかんくん』など、超ヒットの絵本作家のぶみさん。

去年、お会いできてサインをもらえました。ボクは緊張して表情がかたいですね。

 

のぶみさんの大好きな奥さん、息子さん、娘さんとの家庭の日常が語られます。

コミックエッセイなのですぐ読めます。

のぶみさんの作品のファンや、子育て中の方はぜひ読んでください。

娘さん、息子さんの成長から教わることも多いです。ボクは、図書館で読んで自分でも買ったくらい、好きな一冊です。

『絵本の書き方』というコーナーが4ページあるので、参考にして絵本を描いてみようと思いました。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は10時から午後6時までの開館です。

 

それでは~。