Monthly Archives: 8月 2017

植物はすごい 田中修 中公新書

昨日から始めた朝読、今日はこの本より新たな知識を学びました。

 

植物はすごい 田中修 中公新書

太陽の光は、植物にとって有害!という章もあり、そちらも気になりますが…。

 

植物は動物に食べられないように毒を持ったりするものがあります。

トリカブトなどが有名ですがユーカリの葉っぱにも、青酸が含まれているそうです。

ユーカリといえば、コアラが食べることで有名ですよね。はて?

コアラは青酸が平気なのでしょうか? 実は、コアラも青酸に強い体というわけではなく、腸の中に青酸を無毒にする細菌がいるから、ユーカリを食べることができるそうです。

でも、生まれたばかりのコアラには、その菌はいないのです。

子どもが生まれると、親子荒は自分のフンを食べさせるのです。

子コアラは、フンだけでなく、親の肛門のあたりを激しくなめます。こうして、ユーカリの毒を消す菌を受け継ぐそうです。

 

むむむ。フンを食べるのも知らなかったけど、そういう趣味ではなく生きるために必要な継承だったとは…。

 

ここだけ切り取って読むと、植物はすごいというよりコアラがすごい感が出てしまいますね。でも10分で読めたのはこことトリカブトのお話なのでした。悪しからず。

箸・橋の日でした。8月4日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月4日はこんな日です。

箸の日、橋の日、ビヤホールの日、ゆかたの日、パチスロの日、ヤマヨシの日、吊り橋の日

 

「お箸の秘密」三田村有純 里分出版 2009年刊行

「箸の本(箸のあげ下ろしから面白ウンチク話まで)」本田総一郎 日本実業出版社 1985年刊行

箸の正しい使い方、ボクはこの年になっても自信がないです。

いっしょに食事しているときに、向かいで美しい箸づかいをされていると、惚れそうになります。

 

「絵本はこころの架け橋」岡田達信 瑞雲舎 2016年刊行

大人になってから絵本を読むと、違った感動があってこころにジーンと来たりする作品があります。

子どもの頃にはまだなかった経験を積むことで、新たなことを絵本から読み取れるようになるからでしょうか?

 

「釧路ぬさまい橋殺人事件」木谷恭介 有楽出版社

本日の殺人事件はこちらです。

 

「橋をかける(子供時代の読書の思い出)」美智子 文芸春秋 2009年刊行

著者が【美智子】となっているので苗字のデータのミスかペンネームかなと思いつつ、日本で苗字のない方はもしかして…、と思って調べたら美智子皇后陛下であらせられました。どんな本を読んで幼少期を過ごされたのでしょうか。

 

「タウシュベツ(大雪山の麓に眠る幻のコンクリートアーチ橋)」西山芳一 講談社 2002年刊行

長い年月、風雪や極寒に耐えてきたアーチですが、限界が近づいているとのこと。崩れる前に観るチャンスは今かもしれません。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

教育を変える学校図書館の可能性 学校図書館問題研究会 教育史料出版会

せっかく買った本が家にたくさんあるので、朝読をしてみることにした。
町内の学校では朝読(あさどく)を進めている。
みんな静かに本を読む時間を、一日10分でもいいから作るのだ。
一冊全部読もうとすると、まとまった時間が必要で結局手がつかない。ここ何年も経験してきたことだ。
こどもたちが取り組んでいるので、図書館で働くボクがしないのも、違うよなぁと思ってやることにした。
アスリートがジョギングやトレーニングを日課にするのと同じ意味合いだろうか。

教育を変える学校図書館の可能性 学校図書館問題研究会 教育史料出版会
1998年刊行

小学校・中学校・高校・障がい児学校から8つの学校図書館のレポートがまとめられています。

 

ページをめくると松井一恵さんのレポートの中の『学校図書館は「どこでもドア」』という言葉が目に飛び込んできた。
いろいろな本からどんな世界にも旅立てることから、どこでもドアである、ということ。
なるほど、そうだよなー。
本は、たとえば、南極の極寒の世界、まだ誰も見たことのない宇宙の果て、アマゾンのジャングルの奥地など、新たな世界への冒険の扉だ。
そして、すぐ帰ってこれることもどこでもドアに通ずる。
このどこでもドアの素晴らしさを、子どもたちに伝えなければ。
まず、小学生に学校図書館はどこでもドアだと伝えていろいろな世界での冒険を楽しんでもらう。

それには…。

うん、10分の読書では終わらなかった。

はちみつ、ハサミ、破産、ハモの日でした。8月3日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月3日はこんな日です。

はちみつの日、ハサミの日、破産の日、ハモの日

今日はすべて語呂合わせです。

 

はちみつの日でした。

「プーのはちみつとり」 A.A.ミルン 岩波書店 1982年刊行

蜂蜜といえばくまのプーさんを連想します。世の中のクマがみんなあんな感じなら、共存も楽なのですが…。

 

「蜂蜜秘密」 小路幸也 文芸春秋 2013年刊行

古い掟に従って暮らす村に現れた、転校生の少年が、少女と出会い、村の運命を変えていく…。秘密とは何なのか。ファンタジーの色合いが強い小説です。

 

 

ハサミの日でした。

「魔法のハサミがやってきた!(バーバー・ルーナのお客さま)」岡田喜久子 偕成社 2012年刊行

児童書です。100ページほどで、ちょっと不思議な世界でのお話が楽しめます。

 

「まほうのハサミ大あばれ(まじょっ子マージは一年生)」早川真知子 あかね書房 1997年刊行

こちらもまほうのハサミが活躍。児童書です。

 

「ハサミ男」殊能将之 講談社 1999年刊行

こいつはヤバイ奴です。こどもは読まない方がいいかも。惨劇が次々と…。ミステリーです。

 

 

破産の日でした。

「わかりやすい自己破産(見る・読む・知る)」宇都宮健児 自由国民社 2001年刊行

こういった制度を使うことになりたくないですが、万が一の時は…。

 

 

ハモの日でした。

鱧の関西での呼び方「は(8)み(3)」の語呂合せ。

鱧がタイトルに入る本はうちの図書館にはないだろうな…、と思ったのですが。

「味いちもんめ 鱧田楽の巻27」あべ善太/作 倉田よしみ/画 小学館 1997年刊行

鱧田楽…。田楽といえば味噌田楽しか思いつきません。知らないので味も想像できないのですが、きっとおいしいのでしょうね。

…、鱧田楽の前に、鱧ってあまり食べた記憶がないです。魚編に豊かと書くぐらいだから、栄養満点なイメージです。魚編に豊かで、ハモ。せっかくなので忘れないようにしようと思いました。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

ハーブ・カレーうどん・学生発布記念日・パンツ・ホコ天記念日・博多人形・金銀の日でした。8月2日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月2日はこんな日です。

ハーブの日、カレーうどんの日、学制発布記念日、パンツの日、ホコ天記念日、博多人形の日、金銀の日

 

ハーブの日でした。

「育てておいしいまいにちハーブ(育て方使い方レシピ&図鑑)」NHK出版 2013年刊行

ハーブは丈夫で育てやすいものが多いので、すぐできると思います。

 

カレーうどんの日でした。

「大好き!みんなの麺レシピ(決定版)」講談社 2009年刊行

カレーうどんはおいしいけど、気をつけて食べないと服が大変なことになるのが珠に瑕です。

 

学生発布記念日でした。

1872年(明治5年)から「学制」が始まりました。

その当時は下等小学4年、高等小学4年でした。今の小学6年、中学3年となったのは1947年(昭和22年)からだそうです。

 

「齋藤孝のイッキによめる!小学生のための宮沢賢治」宮沢賢治 講談社 2016年刊行

名作にあらためて触れてみたい大人にもおススメです。

 

「小学生からはじめる伝える力が身につく本(プレゼンテーション)」山崎紅 日経BP

人前で話す力、大切です。ボクは話をうまくまとめられないのでこれ、読んでみようかな…。

 

「子どものネット依存(小学生からの予防と対策)」遠藤美季 かもがわ出版 2015年刊行

この間、【ネットがあれば読書はいらないのか】ということについて、図書館の方はどうお考えですか?と先生に聞かれて、なかなか答え甲斐のある問いかけだ、と思いボクの考えを精一杯お話しました。なかなかまとまらなかったですけど…。

 

 

パンツの日でした。

「おかあさんのパンツ」山岡ひかる 絵本館

1~3まであります。ちいさなおこさんに読んであげてくださいね。あったかい時間が過ごせます。

 

「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか(トンデモ裁判傍聴レポート)」産経新聞社会部取材班 小学館 2008年刊行

こちらは、大人だけの世界にしましょう。

 

 

博多人形の日でした。

「京都・博多殺人事件」山村美紗 祥伝社 1994年刊行

本日の殺人事件はこちらです。

 

 

金銀の日でした。

「人生の金メダルになる『準備力』(成功するルーティーンには2つのタイプがある)」清水宏保 講談社 2016年刊行

十勝の勇者、清水さんの著作です。世界一になる力を学びましょう。

 

清水さんの本、家にもあったなーと思って探したら、この本を発見。

「プレッシャーを味方にする心の持ち方」清水宏保 扶桑社新書

ぜんそく持ち、162センチの低身長(ボクと同じです…)、本番に弱い…、などなど、「キミにはどうせ無理だよ」と言われた清水さん、1998年、長野オリンピックスピードスケートで金メダルを獲得しました。

この本では清水さんの半生と、具体的に緊張する場面になったらどう克服しているのか、そのやり方が具体的に説明されています。

読んでいると、自分を高め、磨いてプレッシャーとうまくつきあって成果を出してきた清水さんに惚れそうになります。カッコいいです。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。