おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
さて、8月3日はこんな日です。
はちみつの日、ハサミの日、破産の日、ハモの日
今日はすべて語呂合わせです。
はちみつの日でした。
「プーのはちみつとり」 A.A.ミルン 岩波書店 1982年刊行
蜂蜜といえばくまのプーさんを連想します。世の中のクマがみんなあんな感じなら、共存も楽なのですが…。
「蜂蜜秘密」 小路幸也 文芸春秋 2013年刊行
古い掟に従って暮らす村に現れた、転校生の少年が、少女と出会い、村の運命を変えていく…。秘密とは何なのか。ファンタジーの色合いが強い小説です。
ハサミの日でした。
「魔法のハサミがやってきた!(バーバー・ルーナのお客さま)」岡田喜久子 偕成社 2012年刊行
児童書です。100ページほどで、ちょっと不思議な世界でのお話が楽しめます。
「まほうのハサミ大あばれ(まじょっ子マージは一年生)」早川真知子 あかね書房 1997年刊行
こちらもまほうのハサミが活躍。児童書です。
「ハサミ男」殊能将之 講談社 1999年刊行
こいつはヤバイ奴です。こどもは読まない方がいいかも。惨劇が次々と…。ミステリーです。
破産の日でした。
「わかりやすい自己破産(見る・読む・知る)」宇都宮健児 自由国民社 2001年刊行
こういった制度を使うことになりたくないですが、万が一の時は…。
ハモの日でした。
鱧の関西での呼び方「は(8)み(3)」の語呂合せ。
鱧がタイトルに入る本はうちの図書館にはないだろうな…、と思ったのですが。
「味いちもんめ 鱧田楽の巻27」あべ善太/作 倉田よしみ/画 小学館 1997年刊行
鱧田楽…。田楽といえば味噌田楽しか思いつきません。知らないので味も想像できないのですが、きっとおいしいのでしょうね。
…、鱧田楽の前に、鱧ってあまり食べた記憶がないです。魚編に豊かと書くぐらいだから、栄養満点なイメージです。魚編に豊かで、ハモ。せっかくなので忘れないようにしようと思いました。
今日はこの辺りで。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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