おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
釧路でビジネスの塾とセミナーがあったのですが、普段思っていることや、常識と反対のことをして仕事で圧倒的な成果をあげている人をみて、自分はどうするか。
考え方と行動で、人生は変わってくるなぁと思った釧路への旅×2でした。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
11月10日はこんな日です。
エレベーターの日、トイレの日、ハンドクリームの日、肢体不自由児愛護の日、
いい手の日、いい音・オルゴールの日、断酒宣言の日
※【エレベーターの日】
日本エレベーター協会が1979(昭和54)年。
設立30周年を迎えた際にこれを記念して制定。
1890(明治23)年、東京・浅草の「凌雲閣」(12階建て)に設置された日本初の
電動式エレベーターが一般公開された。
「ふしぎなエレベーター」パウル・マール ほるぷ出版
絵本を発見。ちょっと読んでみようかな。
あ、絵本は5分でサッと読めるので、こどもだけじゃなくて忙しい大人にもおススメです。
※【トイレの日】
日本トイレ協会が1986(昭和61)年に制定。
「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合せ。
同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催し、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ賞」を発表している。
「なぜ若者はトイレで『ひとりランチ』をするのか」和田秀樹 祥伝社
食堂の席が足りないから?
そんな単純な問題ではない?
「トイレ上手な子どもになれる本(おむつはずれからはじまるトイレの悩みをまるごと解決!)」 辰巳出版
『どうしたらいいのかなー』と試行錯誤のお母さん、よかったら。
※【ハンドクリームの日】
ユースキン製薬が2000(平成12)年に制定。
「いい(11)手(ten=10)」の語呂合せと、平年の最低気温が10℃を割ってハンドクリームの需要が高まる頃であることから。
「手相学の事典」平木場泰義 東京堂出版 1995年刊行
手相。
「手」で人間の性格とか、これからがわかったりするもんなのかなぁ? という疑問がありました。
でも、『人相』というものがあり、確かにいろいろな人と出会ってみると、人柄が顔に出ている人はいるよなぁ、と思う。
また、人間が他の生物と比べてここまで文明、科学技術を進歩させてきたのは、脳とともに、なんでも作ってきた『手』の優れた機能のおかげでもあるな、と。
すると、考えていることが顔に出るように、人間のすぐれた大きな特徴である『手』にもなにかしらの蓄積やサインが出てくるということはありうるのかなと思いました。
そう考えると、手相って、面白そうですね。
調べたくなってきました。
※【肢体不自由児愛護の日】
日本肢体不自由児協会の主唱で1953(昭和28)年から実施。
この日から12月10日までの一箇月間が「手足の不自由な子供を育てる運動」期間となっている。
毎年、肢体不自由児が描いた絵を載せた「友情絵はがき」「愛の絵はがき」の配布等が行われている。
「7本指のピアニスト」西川悟平 朝日新聞出版 2015年刊行
もし、7本しか指が動かなかったら、ピアニストを目指せますか?
やりたいことをあきらめない男に次々と奇跡に思える出来事がおこります。
※【いい音・オルゴールの日】
1796年にスイスで発明されたオルゴールは、太平洋戦争後に長野県の諏訪地方で作られるようになり、「いい音」を目指し続けた高い技術から半世紀にわたり世界のトップシェアを誇っている。
そのオルゴールの文化、歴史を伝えるために建てられた下諏訪町の「諏訪湖オルゴール博物館・奏鳴館」が制定。
日付は11と10で「いい音」と読む語呂合わせから。
オルゴール大賞などのイベントを行う。
「オルゴールの詩(19世紀の自動演奏装置をきく)」名村義人 音楽之友社
小樽の町を歩いていると、オルゴールのあるお土産屋さんが多かったです。なんか、一個ほしいなぁ、と思ったけど買わないで終わっちゃったな。今度行ったら買おうかな。
※【断酒宣言の日】
社団法人・全日本断酒連盟が制定した日。
連盟の結成記念大会が昭和38年(1963年)の11月10日に開催されたことと、「もう、飲ベンバー(ノヴェンバー=11月)、酒、止まる(10日)」
の語呂合わせからこの日としたもので、
全国各地にある断酒会では例会を開き、機関誌などで断酒の精神をアピールするなどの活動を行う。
…かなり頑張った語呂合わせですね。
「禁酒法(『酒のない社会』の実験)」岡本勝 講談社
もし世の中からお酒がなかったら…。
人々の「お酒」によって起きるいいことも悪いことも、起きないわけです。
なんとなく、社会全体として男女の仲が進展しにくくなって、人口が減るような気がしました。
お酒は、人間の大切な発明の一つではないでしょうか。
酔うことって大事ですよね。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時まで、開いています。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月26日はこんな日です。
カチューシャの歌の日、バングラデシュ人民共和国独立記念日
ふろの日(毎月)、プルーンの日(毎月)
・・・。
みなさん、こう、お感じではないですか?
『カチューシャの歌の日ってナニー!?』
調べました。
※【カチューシャの歌の日】
1914(大正3)年、島村抱月と松井須磨子が起こした芸術座が、トルストイの『復活』の初演を行った。
この中で歌われた「カチューシャの歌」が大流行した。
説明を聞いても、さらによくわからないYO―。
とりあえず、なんか、文化の香りは感じました。
「カチューシャ」の本、鹿追町図書館で探してみました。
「カチューシャ」野中ともそ 理論社 2005年刊行
一冊だけあったけど、
…。
話が膨らまなかった。
活路を見出そうと、「歌」で探してみました。
これは逆に多いですね。400件以上、リストに上ります。
気になるものを紹介。
「十津川警部『友への挽歌』」西村京太郎 文芸春秋 1996年刊行
西村先生、おはようございます。なんだか、ずいぶんごぶさただった気が…。
『友への挽歌』
心にグッと来たタイトルです。同僚か、犯人か、十津川警部の友に、大きな転機が訪れそう。死ぬか、捕まるか、どちらかになりそう。あ、100%推測で書いています。
読まないで、タイトルで想像して楽しむスタイルです。
「窓辺には夜の歌(夏の魔術2)」田中芳樹 徳間書店 1990年刊行
あ、ちゃんと読んだ本もありました。このシリーズ、好きでした。
日常の世界から、少しずつ異世界へ。
もう、25年以上前の作品であることが、驚きです。読んだときは、25年後にこうしてまた思い出すことになるとは思わなかったなぁ。
あ、この本は図書館に行かなくても、家の中の段ボールの中に眠っているはずです。
…段ボールが多すぎて、なかなか出てこないけど。
「呟(鹿追短歌会第二合同歌集)」鹿追短歌会 1987年刊行
貴重な郷土の本、発見!
こういう冊子、作っておけば図書館で読みつがれるって、スゴイなー、と思いました。
ボクは幼いころにこの図書館に通ってて、
「こんなにいっぱいの本、すごいな、楽しいな。いつか、ここにボクの名前の書いてある本、一冊でいいから並べたいな」と思っていました。
どうせ、人生一度きり。
やりたいこと、やってみようかな。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までですぞ。