Monthly Archives: 1月 2017

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今日は生命保険の日でした。1月31日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月31日はこんな日です。

 

生命保険の日、愛妻家の日、愛菜の日

 

※【生命保険の日】

1881(明治14)年7月に日本初の生命保険会社が設立され、翌1882(明治15)年のこの日、受取人第一号が現れた。

この年の1月20日に心臓病で急死した警部長で、遺族に支払われた保険金は1000円、当人が払った保険料はわずか30円だった。

生命保険のトップセールスマンの集りであるMDRT日本会が制定。

これとは別に、11月1日が生命保険協会が定めた生命保険の日となっている。

 

「『安いだけ』の生命保険はやめなさい!(保険会社の社員が客に読ませたくない『おそろしい保険の話』)」三田村京 自由国民社 2014年刊行

なんとなく保険に入っているボクにはとてもいい本です。むむ。

 

 

※【愛妻家の日】(愛妻感謝の日)

神奈川県相模原市の浦上裕生氏が代表(隊長)を務める「愛妻感謝ひろめ隊」が制定。

愛妻に感謝の気持ちを表し、愛妻感謝を世界に広める日に。

日付は1(愛)と31(妻)の語呂合わせから。

 

「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか(エイリアン妻と共生するための15の戦略)」石蔵文信 幻冬舎 2014年刊行

カッコ内が若干ケンカを売り気味ですが、煽情気味なタイトルもこの本が読まれて世の夫婦がうまくいってくれれば、まるくおさまります。

 

 

※【愛菜の日】

「野菜を愛する日」を「愛菜(あいさい)の日」と名付け、野菜の摂取量が少なくなりがちな時期の1月から2月にもっと野菜を食べて、健康的な食生活を送ってもらいたいとカゴメ株式会社が制定。

日付は時期的なことと、1を「アイ=愛」、31を「サイ=菜」と読む語呂合わせから。

 

「野菜ごはん(旬をおいしく食べて健康に!)」リベラル社 2015年刊行

この時期、野菜を食べるなら、何といっても鍋ですね。

 

「ひとり暮らしのかんたんレシピ(野菜もたっぷり!)」大庭英子 成美堂出版 2006年刊行

あ、ボクにはこの本、いいかも。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

「ガイドブック小林多喜二と小樽」について書こうとしたら半分以上、旅行記に。

Facebookで友達の投稿を見ていたら思い出したこと。

 

去年の夏、ポテトの呼びかけで、東京からポテトとシーラ、大阪からはるちゃん、そしてこのボクが札幌に集まりました。(いろんな人が集まるエクスマ塾で、本名で呼び合うと打ち解けにくいし、フラットにいろんなアイディアを出すためにニックネームで呼び合います)。

ポテトとツーショット。
この人、看板界でも超活躍されています。一晩取材したけど、全貌がつかめないくらいスゴイ人。そして相変わらずボクは笑顔が下手。

 

お目当ては大泉洋さんたちのチームナックスの公演で、その翌日に、「政寿司」さんでおすしを食べよう! ということで小樽に行きました(ポテトはスケジュールの都合で東京に戻ったけど。残念…)。

これは敷居が高そうな店構え…。

 

お店の三代目、中村佳助さんの等身大パネルと、やわらかい感じのブラックボードのメッセージ。これでお客さんが激増したそうです。図書館でも効果ありそう。

 

政寿司さんのカウンターにて。一貫ずつ出てきます。なんか、大人の感じです。味は、もう、とってもおいしかったです。メニューも親しみやすく書かれています。

 

大満足で、せっかくだから運河通りを通って駅に戻ろう、と小樽の街を歩いてた時にシーラが「なんで小樽ってレンガの建物が多いのかな?」という話になった時に今度調べようと思っていて調べてなかったのです。

シーラとはるちゃんと一緒に小樽の街を探訪。はるちゃんにおやつをおごってもらいました。ごちそうさまでした!

 

 

昨日、たまたま北海道の伝統についての資料を探していた時に小樽についての本があったので、思い出してページをめくっていたらそのことが載っていました。

「ガイドブック小林多喜二と小樽」小林多喜二祭実行委員会編 新日本出版社 1994年刊行

この本によると、小樽の街は何度か大火に見舞われており、その中でも1904年の大火はなんと2,481戸が被害にあっている。

そのため教訓として木造の建物を少なくして、石造りやレンガ積の家、瓦屋根や、隣の家と境を隔てる袖壁などが多くなっている。そして太平洋戦争での戦火は免れたため、現在まで残っている古い建物が多くあるとのこと。

なるほどー。町に歴史ありですね。

 

あと、小林多喜二といえば、蟹工船しか知らなかったけど、小樽がゆかりの土地だったのですね。

ページをめくると、第1回北海道メーデーが小樽で行われています。なぜ札幌でなく、小樽なのかなー、と思って読んでいると、小林多喜二はスパイの手引きで特高警察にスパイの手引きでつかまり、拷問の上虐殺されました。マスコミには、心臓まひで死亡、と発表され、そのまま報道されたそうです。

48ページには、自宅に遺体が運ばれ、仲間、支持者が沈痛な面持ちでいるところが写真に残っていますが、確かに、顔には古い写真でもはっきりと見てとれる大きなあざが…。

小樽では、「多喜二の労農葬に集まれ」「労働者農民のために戦った小林多喜二の虐殺に抗議の署名運動を起こせ」と、ビラがまかれたのですが、主催者十数名が事前検束され、集会は開催不能に追い込まれたそうです。

労働運動は権力によって弾圧されました。恐ろしい世の中でした。

 

蟹工船と言えば、国語の教科書でちらっと読んだくらいで、つらい労働の話としてしか捉えていませんでしたし、作品の背景、テーマも今この本を読んで知りました。

「検束」という言葉もはじめて目にしました。

お恥ずかしい…。

 

さらに読み進めると、小林多喜二がかように死に追い込まれたのは29歳の時。

あまりに若すぎる死が惜しまれます。もっと多くの作品を生み出せただろうに…。

 

とても勉強になりました。

 

「小樽 レンガの建物 多い理由」とグーグルで調べればすぐわかるのかもしれないのですが…。

ググるのもいいのですが、本で調べると、その過程で他にも知らなかったことがわかるということを普段言っていたけど、身を持って体験しました。

 

本っていいなー。

3分間電話の日。1月30日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月30日はこんな日です。

 

3分間電話の日

 

※【3分間電話の日】

1970年(昭和45年)に公衆電話の市内通話料金が3分で10円になった日。

1985年(昭和60年度末)909,570台が設置されていた公衆電話も、携帯電話の普及などにより毎年減少。2009年(平成21年)には約28万台に。

 

総務省の情報通信白書のデータによると、27年度末時点では約17万台に減少しています。

恐ろしく減少しています。電話ボックス、見なくなりましたよね。

まあ、携帯電話やスマホがあれば、普段は使わなくなりました。

家での固定電話も、若い人は契約していない人も多いのではないでしょうか。ボクは一応FAXのために回線はありますが、もう、無くてもいいかなってくらい、携帯しか使わないですね。家にいないことも多いし…。

でも、職場の電話は無くてはならないです。

 

「電話の応対(上司や先輩がおどろくほど、上手な電話のかけ方・受け方)」浦野啓子 PHP研究所

「臨機応変!! 電話のマナー完璧マニュアル」関根健夫 大和出版

「電話応対のマナー120のシーン別正しい受け答え(そのまま使える実例集)」大嶋利佳 秀和システム

このあたりを押さえておけば、ビジネスの電話はバッチリです。

 

あと、書棚で見て気になっていた一冊。

「校長、お電話です!」佐川光晴 双葉社

校長先生が電話に出ると、相手はいったいどんな話を始めたのか?

なんだかトラブルの予感がするのは、ボクがネガティブだからでしょうか。いい電話の雰囲気がしないんですよね。不思議と。

 

ここ、去年と同じ文章です。面白そうなので読みたいんですが、一年読まないままでした…。

 

「ドラえもんひみつ道具完全大事典」小学館 1994年刊行

3分間電話→公衆電話→電話ボックス→もしもボックス

という感じで、連想しました。この本、1ページに3つか4つのひみつ道具が紹介されていて、381ページまであるから、1000個以上のひみつ道具が載っていると思います。

 

年季が入っています。多くのこどもたちに読まれたのですね。

 

こどもだけではなく、大人が読んでも面白いです。懐かしいだけでなく、藤子さんの発想力に驚きます。

ほしい道具はいっぱいありますが、パッといいなと思ったのが『未来図書券』。

これを使うと、これから先に出る本を取り寄せることができます。

 

いいなー、欲しい本、いっぱいある!!

『もし、このひみつ道具を自分が使うとしたら…』って、いろいろ考えて楽しめるのもドラえもんという作品の魅力ですね。

 

あ、もし、図書館の本のページが破れてしまっても、セロテープで直したりせず、そのままお持ちくださって、スタッフに教えてくださいね。セロテープで直すと、このように変質してしまいます。図書館には、専用劣化のしにくいテープなどで補修します。セロテープで色が変わってしまった場合は、もう直せないのです…。

 

図書館豆知識をお伝えして、今日はこの辺りで。

 

それではまた。

今日は人口調査記念日でした。1月29日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月29日はこんな日です。

 

世界救らいの日、人口調査記念日、南極の日、昭和基地開設記念日、タウン情報の日

 

※【世界救らいの日】

癩とは、ハンセン病の旧称で、らい菌の感染によって起こる慢性の感染症である。

感染・発症すると、神経が侵され、皮膚症状が現れたり、病状が進むと身体に変形が生じてしまうこともある。

癩菌の感染力は極めて弱く、感染しても発病するのは稀で、体力や抵抗力が

非常に弱くなっている時に発病する。

また、以前は不治の病とされていたが、現在は薬によって完治できる病気になっている。

その外見上の特徴や、遺伝病だと思われていたこと等により、患者に対する偏見は強く、「らい予防法」によって療養所に強制的に隔離されていた。

この法律は1996(平成8)年にようやく廃止されたが、いまなお誤解や偏見が残っている。

 

「ハンセン病療養所(冬敏之短編小説集)」冬敏之 壺中庵書房

「ばらの心は海をわたった(ハンセン病との長いたたかい)」岡本文良 PHP研究所

「神谷美恵子(ハンセン病と歩んだ命の道程)」大谷美和子 くもん出版

「きみ江さん(ハンセン病を生きて)」片野田斉 偕成社

病気との戦いだけではなく、誤った知識による偏見、差別でもなお苦しめられる…。今は、インターネットがあるので正しい知識を広める方法も増えましたが、人間は第一印象を覆すことがなかなかできないときがあるのでやはり最初に誤った情報が流れてしまうと大きな損失となります。

 

 

※【人口調査記念日】

1872(明治5)年、日本初の全国戸籍調査が行われた。

当時の人口は男1679万6158人、女1631万4667人で合計3311万825人だった。

 

「人口減少の経済学(少子高齢化がニッポンを救う!)」原田泰 PHP研究所 2001年刊行

「人口ピラミッドがひっくり返るとき(高齢化社会の経済新ルール)」ポール・ウォーレス 草思社 2001年刊行

「北海道2030年の未来像(『人口減少100万人』を越えて)」日本経済新聞社 2006年刊行

「日本人はどこまで減るか(人口減少社会のパラダイム・シフト)」古田隆彦 幻冬舎 2008年刊行

「人口激減(移民は日本に必要である)」毛受敏浩 新潮社 2011年刊行

「人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本(これから確実に起こる未来の歩き方)」山田順 PHP研究所 2014年刊行

「夕張再生市長(課題先進地で見た『人口減少ニッポン』を生き抜くヒント)」鈴木直道 講談社 2014年刊行

「競わない地方創生(人口急減の真実)」久繁哲之介 時事通信出版局 2016年刊行

 

『人口減少』がテーマの本です。

減っていいことがあるよ。という論と、減ると大変だ。という論があります。

しかし、いずれにせよはっきりしているのは、今までの高度経済成長のように右肩上がりを想定したモデルは通用しないということです。

人口を増やそう!

子育てをしやすくしよう!

保育園に入れない待機児童を減らそう!

保育園を増やそう!

うるさいから建てられたら嫌なので反対!

建てられません…。

保育園を増やすにしても、なかなかうまくいかないです。

保育士の不足、自治体による取り合いもあります。

晩婚化、生涯未婚者の増加、教育費の増加…、人口が増えていかない要因はいくらでもあります。

人口を増やすための政策はもちろん必要ですが、減っていくということについては考える必要がある。

パラダイムシフトの時期が来ています。

人口に限らず、物質の増加、拡大ではなく暮らしを良く方法は競争ではなくなったのかもしれません。

 

 

※【南極の日,昭和基地開設記念日】

1957(昭和32)年、日本の南極観測隊が南極・オングル島への上陸に成功し、昭和基地を開設した。

探検隊は、観測船「宗谷」からヘリコプターでオングル島に上陸したが、「宗谷」は氷海に囲まれて立ち往生、2月28日、当時、ソ連の「オビ号」に救い出された。

この年から翌年にかけては「国際地球観測年」で、南極大陸には日本を始め12か国による観測網が敷かれた。

 

「南極に暮らす(日本女性初の越冬体験)」坂野井和代 岩波書店 2000年刊行

昨日、ちょっと外を歩いただけで「凍えるー。死んじゃうー」と思ったボクは、南極暮らしは無理ですね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

コピーライターの日でした。1月28日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月28日はこんな日です。

 

コピーライターの日、宇宙からの警告の日、衣類乾燥機の日、逸話の日、ダンスパーティーの日

 

※【コピーライターの日】

1956(昭和31)年、「万国著作権条約」が公布された。

この条約で、著作物にCopyright(著作権)の頭文字Cを丸で囲んだ記号を附記することが定められたことから、「コピーライト」を「コピーライター」にひっかけて。

「万国著作権条約」は日本ではこの年の4月28日に発効した。

 

「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行

30年以上前の本になりますね。

ボクの中で糸井重里さんのコピーと言えば「おとなも こどもも おねえさんも。」

三つの単語のうち、最後のずらし方でインパクトと余韻が残りますね

 

 

 

「コピーライターが教える子どもを幸せになる名づけのコツ(想いのこもった名前を作れる!)」清水章充 学研プラス 2016年刊行

親の、子どもへの最初の贈り物が「名前」です。『想いのこもった』ということも大事ですが、『子どもが幸せになる』名であるかどうか、これは第三者でプロのコピーライターの考え方を知るのもいいですよね。

 

 

※【宇宙からの警告の日】

1986(昭和61)年、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げられ、

発射74秒後に爆発し、乗組員7人全員が死亡した。

作家・大江健三郎は『治療塔』の中でこの事故を「宇宙意志からの警告」と表現した。

 

「まんが宇宙開発辞典」学研 1988年刊行

人類が他の惑星に住む日は来るのでしょうか。「人間の想像したことは実現可能である」という言葉もありますが、人類の生存可能な環境の星への距離と、人類の寿命と宇宙船の航行スピードを考えると、なにか飛躍的な技術発展がないと、たどり着く前に死んじゃいますよね。

飛躍的…。ワープ航法?

別の方法では、最初から寿命を計算に入れて、大船団で航行しながら子育てして、何世代かで他の星を目指す、という話を何かで読んだ気がするけど、タイトルが思い出せないな…。

うん、寿命もクローンや、遺伝子情報を残して後で再生したり、人間の意識がAI的なもので無限の時を得たり、いろいろな方法があるかも。

ロケットのスピードを頑張ってあげても限界があるので、視点を変えてみるとできるかもしれないですね。

 

 

※【衣類乾燥機の日】

日本電機工業会が制定。「いるい(1)ふん(2)わり(8)」の語呂合せ。

 

「家電量販店のひみつ」たまだまさお 学研プラス出版コミュニケーション室 2016年刊行

みんな気になる値引きのひみつは明かされるのでしょうか?

 

 

※【逸話の日】

まだ世の中にはあまり知られていない興味深い話(逸話)を語り合う日。

人物や物事のエピソードから本質を探ることの大切さを知るのが目的の日。

日付は1と28で「いつわ」の語呂合わせから。

 

「日本刀ビジュアル名鑑(写真と逸話でより深く日本刀を学ぶ)」かみゆ歴史編集部 広済堂出版 2015年刊行

どうやって名刀が作られるのか、それを知るとすごさがより伝わりますね。

 

 

※【ダンスパーティーの日】

1883年(明治16年)のこの日、麹町山下町に鹿鳴館がオープンしたことを記念して

制定された。

イギリス人の建築家コンドルの設計による鹿鳴館は建坪410坪、レンガ造りの2階建てで、建築費は18万円(現在の40億円位)。

バーやビリヤードフロアもあったそうである。

 

「Shall we ダンス?」周防正行 幻冬舎 1996年刊行

優雅で華麗に踊るには、陰で汗をかいて練習することが不可欠です。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

求婚の日でした。1月27日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月27日はこんな日です。

 

国旗制定記念日、求婚の日、ハワイ移民出発の日

 

※【国旗制定記念日】

国旗協会が制定。

1870(明治3)年、太政官布告第57号の「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定められた。

それまでは、船によってまちまちのデザインの旗を使っていた。

当時の規格は、縦横の比率は7:10で、

日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの100分の1ずれた位置とされていたが、現在は、1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心の位置となっている。

 

「日の丸の履歴書(あなたの知らない日本の国旗・世界の国旗)」吹浦忠正 ネスコ 1992年刊行

「知っておきたい『日の丸』の話(国旗の常識・日本と世界)」吹浦忠正 学研パブリッシング 2010年刊行

吹浦さんの日の丸研究も長いですね…!

東京オリンピックの表彰台で、たくさん見られるといいですね。

 

 

※【求婚の日】

1883(明治16)年、新聞に初めて求婚広告が掲載された。

 

なんか、新聞で

『三葉 結婚しよう。 瀧』

みたいな広告が載っているのを見た記憶があります。今はあんまり見ないかな。

 

「スター・ウォーズ レイアへの求婚」デイヴ・ウルヴァート 竹書房 1995年刊行

スターウォーズ、旧三部作、友達とビデオレンタルしてみたことがありますが、金色のロボットと白いちっこいロボットが辺境の星でごにょごにょやっていて、そのあと、なんかよく覚えてなくてライトセーバーをブンブン振って戦うクライマックスになっていたので、途中の部分は寝てて見てなかったのかな…。

そんなわけで、ルークとレイアの恋の物語のあたりはさっぱり分からないのです…。

 

「100人のI Love You(あなたにもきっと訪れるプロポーズの瞬間)」ゼクシィ編集部・花嫁1000人委員会 メディアファクトリー 2009年刊行

100通りのプロポーズのストーリーが載っています。実話ということなんですが、ドラマみたいな話もたくさんあるようです。

人のプロポーズの話とか、ちょっと聞いてみたいですよね。

自分のときと比べてみるのも面白いかも。

ボクは比べる体験がなかったので、この本を参考にしようかなと思ったのですが、言いたい相手すらまだいないので、この本の前の段階の本を参考にせねば…。

 

「誰にでもできる恋愛」村上龍 青春出版 2000年刊行

これだったか。

 

※【ハワイ移民出発の日】

1885(明治18)年、移民条約によるハワイへの移民第一号の船「シティ・オブ・トウキョウ」が横浜港を出航した。

944名が乗船していた。

 

「ハワイアンリラックスのすすめ(自分に『のんびりの時間』をあげよう)」野崎友璃香 大和出版

今時期の北海道は気温がマイナス20℃、ともすると30℃にもなるので外でのんびりしていると死んでしまいますが、南国のリラックスムードは凍死することはないというのも大きいのかも、と感じます。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

 

それではまた。

帝銀事件、こわいですね…。1月26日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月25日はこんな日です。

 

文化財防火デー、有料駐車場の日、パーキングメーターの日、帝銀事件の日、

オーストラリア・デー、コラーゲンの日、携帯アプリの日

 

※【文化財防火デー】

1949(昭和24)年、日本最古の壁画が描かれた奈良の法隆寺金堂が火災により焼損した。

これをきっかけに、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図る目的で、1955(昭和30)年に文化庁と消防庁が制定した。

各地で文化財の防火訓練が行われる。

 

「文化財講座日本の美術」岡田譲ほか 第一法規 1978年刊行

文化財も美術ももう少し詳しくなりたいです。

パッと見てもなかなか価値が分からない…。

 

 

※【有料駐車場の日,パーキングメーターの日】

1959(昭和34)年、東京都が日比谷と丸の内に日本の公共駐車場初のパーキングメーターを設置した。

料金は15分単位で10円だった。

当時は大卒の初任給が1万3000円という時代だったために割高感があり、あまり利用されなかったらしい。

 

「自転車駐車場のひみつ」鳥飼規世 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2010年刊行

鹿追では、駐輪スペースがあるだけで特に秘密はないです。

 

 

※【帝銀事件の日】

1948(昭和23)年、東京・豊島の帝国銀行椎名町支店で帝銀事件が起こった。

東京都の衛生課員と名乗る男が、「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもらう」と偽り行員16人に青酸化合物を飲ませて殺害し、現金16万円と小切手を奪って逃走した。

当初は青酸化合物の扱いに熟知した旧陸軍細菌部隊関係者を中心に捜査されていたが、その年の8月に画家・平沢貞通を北海道小樽で逮捕、1955(昭和30)年8月に死刑が確定した。

しかし、審理に不審な点が多く、冤罪であるとしてその後何度も再審請求が出された。

平沢貞通は刑を執行されないまま1987(昭和62)年に獄中で病死したが、現在でも支援者が名誉回復の為の再審請求を続けている。

この事件にもとに、横溝正史の『悪魔が来たりて笛を吹く』等多くの推理小説が書かれた。

 

「ドキュメント帝銀事件」和多田進 筑摩書房 1988年刊行

騙されて青酸化合物を飲まされる…。恐ろしい事件です。

 

 

※【オーストラリア・デー】

1788年、オーストラリアに最初の移民団が上陸した。

植民地を開く為に送られたイギリスのアーサー・フィリップ海軍大佐と1030人の流刑囚たちで、当初はポタニー湾へしようとしたが、原住民が攻撃する等条件が悪かったため、ポートジャクソン湾(現在のシドニー)に上陸した。

 

「ユーカリの森に生きる(アボリジニの生活と神話から)」松山利夫 日本放送出版協会 1994年刊行

ユーカリと言えば、コアラの食べ物というイメージです。

 

「コアラのひみつ」学研 1984年刊行

コアラについて、「オーストラリアにいてユーカリを食べる」くらいの知識しかないですね…。読んでみようかな。

 

 

※【携帯アプリの日】

2001年のこの日、NTTドコモが携帯アプリケーションを開始したことから、多彩なゲームやツールが登場し、日本の携帯電話が世界をリードするきっかけになった。

これを記念して携帯アプリケーションのさまざまな事業を展開するスパイシーソフト株式会社が制定。

 

「ママのスマホになりたい」のぶみ WAVE出版 2016年刊行

ボクのママは、スマホばかり見て、ボクのことを見てくれない!

主人公、カンタロウ少年の叫びにドキッとする方もいらっしゃるのではないでしょうか…。

のぶみさんの、心にささる、愛にあふれる絵本です。

 

「家庭でマスター!中学生のスマホ免許(依存・いじめ・炎上・犯罪…SNSのトラブルを防ぐ新・必修スキル)」遠藤美季 誠文堂新光社 2014年刊行

中学、高校進学を機に、お子さんにスマホを持たせる方も多いですよね。

便利な道具ですが、例えば、包丁や車も生活になくてはならないものの、使い方を間違えると人が傷つきます。正しい使い方を知っておきたいですね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

左遷の日でした。1月25日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月25日はこんな日です。

 

日本最低気温の日、中華まんの日、ホットケーキの日、左遷の日、お詫びの日、主婦休みの日

 

※【日本最低気温の日】

1902(明治35)年、北海道旭川市で、日本の最低気温の公式記録・-41.0℃を記録した。

上空の強い寒気の通過と放射冷却現象によるものと考えられている。

記録は午前2時ごろのものと推定。

1978(昭和53)年2月17日に幌加内町母子里の北大演習林でこれより0.2℃低い

-41.2℃を記録したが、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、旭川の記録が公式の日本最低気温となっている。

ちなみに世界記録は、南極のボストーク基地(当時ソ連)で、1983年7月21日にマイナス89.2度を記録している。

 

昨日の鹿追でマイナス21℃でした。

マイナス41℃は、マジでヤバイ。

 

「寒さとくらし」鈴木信恵 ほるぷ出版 2012年刊行

とりあえず、今、家の中で一番大事なのはストーブです。

 

 

※【中華まんの日】

日本最低気温の日に因み、寒い日には中華まんを食べて暖まってもらおうと制定。

 

「餃子・焼売・中華まん(点心名人直伝)」茂木章 家の光協会 2014年刊行

最近、ピザまんが好きです。

 

 

※【ホットケーキの日】

日本最低気温の日に因み、寒い日にはホットケーキを食べて暖まってもらおうと制定。

「ホットケーキはすきだけど…」宇野克彦 教育画劇 1987年刊行

マイナス41℃では、ちょっと暖まりきれないかな…。

 

 

※【左遷の日】

901(延喜元)年、右大臣・菅原道真が醍醐天皇によって九州の大宰府に左遷された。

彼の才能を妬む左大臣・藤原時平は、道真を罪に陥れてやろうと策略し「道真は国家の政治を私物化している」と醍醐天皇に何度も讒言した。

これにより、天皇も道真のことを逆臣と思いこむようになり、901年1月20日に菅原道真を太宰権帥に左遷、筑紫国に流罪とすることとした。

長年住み慣れた自宅の庭に植えられていた梅が咲いているのを見て

東風吹かば匂ひ 送来せよ梅の花 主無しとて春な忘れそ

と詠み、この日、都を旅立った。

その梅は菅原邸から太宰府の庭まで飛んで行ってそこに根づいたという「太宰府の飛梅」の伝説がある。

菅原道真は無念の思いを抱きながら、2年後の903(延喜3)年2月25日に亡くなった。

 

「菅原道真」坂本太郎 吉川弘文館 1990年

讒言とは、『ざんげん』と読み、事実と違うことを上のものに伝え、人を陥れることだそうです。なかなか使わない言葉ですし、使う事態には遭いたくないですね。

 

 

※【お詫びの日】

1077年、神聖ローマ皇帝がローマ教皇に「お詫び」をした。

神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世はイタリアの支配を目指し、ミラノ大司教等を次々と任命した。

教皇グレゴリウス7世がこれらの教皇を無視した皇帝の行為を激しく非難したのに対しハイリンヒは激怒し、直ちに諸侯を集めて教皇の廃位を決定した。

これに対して教皇も、1076年2月に皇帝の廃位と破門を宣言した。

破門の知らせを受けた諸侯たちは、次々とハイリンヒに叛旗を翻した。

そこでハイリンヒは、教皇から破門を解いてもらう為に、グレゴリウス7世が滞在している北イタリア・カノッサ城を訪れた。

しかし、グレゴリウスはなかなか会おうとせず、カノッサ城外で悔恨の心を示すことを要求した。

ハイリンヒは1月25日から3日間、雪の中、裸足に粗末な修道衣だけの姿で城の前に立ち続け、ようやく教皇の赦免を受けることができた。これを「カノッサの屈辱」と言う。

しかし、赦免を受けた皇帝は巻き返しを謀り、教皇との対立は再び激化して行った。

この争いは以降約半世紀も続いた。

 

皇帝は、国の政治のトップで、教皇は宗教のトップの地位というのがボクのイメージですが、もめると収拾がつかないんですね。

偉い人同士、もめてもつれて半世紀…。長い戦いです。

 

「キリスト教とローマ皇帝」新田一郎 教育者 1980年刊行

ふだんなかなか読まない本だけど、今日が旬かもしれないです。

 

 

※【主婦休みの日】

年中無休で家事や育児にがんばる主婦が、

ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュするための休日が「主婦休みの日」で、1月25日、5月25日、9月25日が記念日。

女性のための生活情報紙を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が中心となり制定。

日付は年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの主婦が忙しい時期のあとの年3日を設定したもので、日頃は家事や育児を主婦に任せがちなパパや子供たちが家事に取り組み、その価値を再認識する日との提唱も行っている。

 

「クッキングパパ」うえやまとち 講談社

長いシリーズのマンガです。ジワジワと人気の作品です。お父さんの料理で、お母さんに休んでもらいましょう。

 

「『働くパパ』の時間術(仕事も家事も育児もうまくいく!)」栗田正行 日本実業出版社 2012年刊行

ママさんは、料理についてなど、家事の情報交換をママ友としていますが、パパは家事の情報交換、なかなかしないと思います。自己流でもいいのですが、うまい人に習ってみるのもいいかもしれません。

 

 

※【石ノ森章太郎生誕記念日】

日本の漫画界に大きな功績を残し、今もなお多くの漫画家、クリエーターに影響を与え続けている萬画家の石ノ森章太郎。

その誕生日(1938年1月25日)を記念日として制定したのは株式会社石森プロ。

石ノ森章太郎は『石ノ森章太郎萬画大全集』で、世界一多くの萬画を描いた萬画家としてギネスブックにも認定されている。

 

「サイボーグ009」石ノ森章太郎 メディアファクトリー

アニメを飛ばし飛ばしみた記憶はあるけど、原作をちゃんと読んだことはなかったです。うちの図書館ではひみつの書庫にありますので、読みたい方はスタッフまでお声かけくださいね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

今日は郵便制度ができた日でした。1月24日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月24日はこんな日です。

 

郵便制度施行記念日、法律扶助の日、金の日、ゴールドラッシュの日、

ボーイスカウト創立記念日

 

 

※【郵便制度施行記念日】

1871(明治4)年、東京・京都・大阪間で郵便業務が開始された。

それまでは飛脚便に頼っていたが、前島密の建議により郵便制度が定められ、まず東京・京都・大阪間で営業が開始された。

 

「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか(トンデモ裁判傍聴レポート)」産経新聞社社会部取材班 小学館

世の中、いろんな事件がありますね…。

 

 

※【法律扶助の日】

法律扶助制度を行っている法律扶助協会が1993(平成5)年に制定。

1952(昭和27)年、日本弁護士連合会が法律扶助協会を設立した。

法律扶助とは、資力がない為に、法律による保護を受けられない人に対する社会的扶助のことである。

この日を中心に、全国の指定された弁護士事務所で無料法律相談が実施される。

 

「本当にあったトンデモ法律トラブル(突然の理不尽から身を守るケース・スタディ36)」 荘司雅彦 幻冬舎 2016年刊行

わりと身近に起きそうな事例が紹介されています。

 

 

※【金の日,ゴールドラッシュデー】

1848年、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を発見した。

この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押し掛ける「ゴールドラッシュ」となった。

一獲千金を求めて集まった人達は「フォーティーナイナーズ」(’49ers)と呼ばれた。

 

「佐渡金山」田中圭一 教育社 1980年刊行

金の採掘、ロマンがありますね。

 

「冷蔵庫を片づけると時間とお金が10倍になる!」島本美由紀 講談社 2012年刊行

なんと、金脈はキッチンにありました!

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それではまた。

ワンツースリーの日でした。1月23日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

結構降りましたね。30センチくらい?

でも、ふわふわの雪なので除雪はしやすいですね。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月23日はこんな日です。

 

電子メールの日、八甲田山の日、真白き富士の嶺の日、ワンツースリーの日、碧南人参の日、アーモンドの日、冥王星の日

 

※【電子メールの日】

電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が1994(平成6)年に制定。

「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合せ。

 

「おかんメール」 『おかんメール』制作委員会 扶桑社 2014年刊行

携帯やスマホの操作にうとい、母からの片言メール。誤変換で、クスッとしてしまうものや、ときには、とんでもない恐ろしい意味になることも。

1~4巻まで所蔵しています。気軽に読めるので、人気の本です。

 

「相手に伝わるビジネスメール『正しい』表現辞典(言いたいことがすぐに見つかる・きちんと伝わる)」クレスコパートナーズ ナツメ社 2014年刊行

ビジネスの場では、誤変換は避けたいですが、言葉の誤用も避けたいところ。電話口では丁寧なイントネーションで話せば多少の言葉づかいのゆらぎは流されますが、メールだとイントネーションがなく、ただただ文面が並び、いつまでも残ります。気をつけたいですね。ボクも敬語の誤用、結構あります…。

 

「『元気カンパニー』はこうしてできる(全社員に毎日メールで送り続けた『志』)」中西創 同友館 2003年刊行

リーダーからのメッセージが届くと、グループの進む方向性がはっきりしますよね。毎日って、すごい!

 

 

※【八甲田山の日】

1902(明治35)年、八甲田山へ雪中行軍に出かけた兵士210名が遭難した。

冬の八甲田山は本来は冬の重装備が必要だったが、指導部の無謀さから兵士は軽装のまま行軍を開始したため、猛吹雪の中で道を失い寒さと飢えと疲労の為に遭難して行った。

25日になって199名の死亡が確認された。

この遭難事件は、新田次郎により『八甲田山死の彷徨』として描かれ、その後、高倉健主演で映画化もされて大ヒットを記録した。

 

「八甲田山死の彷徨」新田次郎 新潮社 1980年刊行

冬山は、できれば入りたくありません…。

 

「八甲田山から還ってきた男(雪中行軍隊長・福島大尉の生涯)」高木勉 文藝春秋 1986年刊行

同じ八甲田山の踏破でも、一人の犠牲も出さずに還ってくることができた指揮官の考えていたこととは…。根性ではなく、雪山の知識、入念な計画、準備…。知恵と識見でした。

 

 

※【真白き富士の嶺の日】

1910(明治43)年、神奈川県の逗子開成中学の生徒12人が学校のボートで乗り出し、七里ヶ浜で遭難して全員が死亡した。

この遭難は社会的事件として新聞で大々的に扱われた。

この悲報に接した鎌倉女学校の教諭・三角錫子が「七里ヶ浜の哀歌」を作詞し、この歌は全国で愛唱された。

 

いたましい事故ですね…。

「はじめての着衣泳(服を着たまま泳ぐサバイバル・テクニック)」荒木昭好 山海堂

知っておくだけでもなにかのときに役に立つかもしれません。

 

※【ワンツースリーの日】

「123」で「ワンツースリー」とよむ語呂合せ。

人生に対してジャンプする気持ちを持とうという日。

 

「不屈の翼(カミカゼ葛西紀明のジャンプ人生)」岡崎敏 日刊スポーツ新聞社

スキージャンプのレジェンド、葛西選手は今もなお飛び続けている理由の一つに、長野五輪の無念を上げています。団体ラージヒルの4名、岡部・斎藤・原田・舟木…。選考されたメンバーに葛西選手の名はありませんでした。日本中が逆転金メダルに沸く中、悔しさをかみしめ、競技場からホテルに帰るバスでは悔し涙を流したそうです。

しかし、それをバネに飛びつづけています。すごい。

 

 

今日はこの辺りで。

月曜日は鹿追町図書館、休館日でした。

 

それではまた。