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新聞広告・リサイクル・頭髪・ソフト化の日でした(2017.10.20)。

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月20日はこんな日です。

新聞広告の日、リサイクルの日、頭髪の日、ソフト化の日などなど。

※【新聞広告の日】

1958年(昭和33年)に日本新聞協会が制定した日。

新聞広告の生活情報源としての役割の大きさをアピールすることが目的。

10月15日からの新聞週間の中の区切りのよい日としてこの日になった。

【関連】

新聞週間 10月15日~10月21日

 

「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行

糸井さんのフレーズ、激しい言葉は使わないけど何か気になるというか、優しい感じがするんですよね。

 

「新聞消滅大国アメリカ」鈴木伸元 幻冬舎 2010年刊行

最新ニュースが現場からリアルタイムで飛び込んでくる現在、新聞は日本でもこの先、部数がなかなか伸びていきにくいですよね。ただ、取材力やしっかりした文章はこれからも世の中で必要です。

 

 

※【リサイクルの日】

日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。

「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ

この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」とした。

 

「リサイクル幻想」武田邦彦 文芸春秋 2000年刊行

資源のリサイクルするのに、さらに別の資源を必要とするので有用ではない、ということがありました。17年経ってリサイクルの効率も上がっていたら先生がここで提唱された意義も大きいですね。

【関連】

リサイクル推進月間 10月1日~10月31日

リサイクルの日 6月9日

 

 

※【頭髪の日】日本毛髪科学協会が制定。

「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。

【関連】

頭髪の日 毎月18日

 

「みだれ髪」与謝野晶子 主婦の友社 1974年刊行

髪の本といえばこちらですね。髪の本でもないか。

 

「やってはいけない頭髪ケア(指の腹を使ってシャンプーするのは逆効果!)」板羽忠徳 青春出版社 2014年刊行

むむ。話が違うじゃないか。

 

 

※【ソフト化の日】

ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。

「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。

柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く 呼びかける日。

 

「天才数学者たちの超・発想法(早稲田大学高等学院熱狂の講義)」柳田晃 大和書房 2014年3月

「夢を実現する発想法(iPS細胞×はやぶさ)」川口淳一郎 致知出版社 2013年刊行

科学者・技術者の限界への挑戦、たまに触れておきたいです。

 

「藤子・F・不二雄の発想術」藤子・F・不二雄 小学館 2014年刊行

138Pより引用

物を作るというのは、その人の個性を百パーセント発揮させないとうまくいかないんです。いろんな意見を出し合って、足して二で割る、三で割るというようなやり方ではダメなんです。

 

147Pより引用

創作とは言いますけども、有名な言葉に『完全な創作はこの世に存在しない。すべて人間が文化を持って以来の作り直し、再生産されたものである』というのがありますね。描く一方だとすぐ枯れてしまうんです。ここを一つの土壌とすれば、たえず栄養を供給してやらなければ、枯れた土地になってしまい作物もできなくなってしまう。たえず活性化を考えなければいけない。そのためには勉強というようなことではなくて、本当に好きなら映画を見たり読書をしたりするというのは、楽しみでなければいけないはずなんですよ。

 

読んで、なるほど~と思いました。

図書館で出会って、手元に置きたいなと思って買った本の一冊です。大人になってもドラえもんが好きな方におススメ。ドラえもんの話はそんなに多くないのですが、なるほど、こういう考え方でできたんだ、と面白かったです。

 

「不便から生まれるデザイン(工学に活かす常識を超えた発想)」川上浩司 化学同人 2011年刊行

「ファミコンの驚くべき発想力(限界を突破する技術に学べ)」松浦健一郎 技術評論社 2010年刊行

制約があるからアイディアが生まれる、必要は発明の母といった言葉がありますが、まさにこれでしょう。昔のゲームはチープではあるけど勝手に想像して楽しんでいたなー。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

3分間電話の日。1月30日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月30日はこんな日です。

 

3分間電話の日

 

※【3分間電話の日】

1970年(昭和45年)に公衆電話の市内通話料金が3分で10円になった日。

1985年(昭和60年度末)909,570台が設置されていた公衆電話も、携帯電話の普及などにより毎年減少。2009年(平成21年)には約28万台に。

 

総務省の情報通信白書のデータによると、27年度末時点では約17万台に減少しています。

恐ろしく減少しています。電話ボックス、見なくなりましたよね。

まあ、携帯電話やスマホがあれば、普段は使わなくなりました。

家での固定電話も、若い人は契約していない人も多いのではないでしょうか。ボクは一応FAXのために回線はありますが、もう、無くてもいいかなってくらい、携帯しか使わないですね。家にいないことも多いし…。

でも、職場の電話は無くてはならないです。

 

「電話の応対(上司や先輩がおどろくほど、上手な電話のかけ方・受け方)」浦野啓子 PHP研究所

「臨機応変!! 電話のマナー完璧マニュアル」関根健夫 大和出版

「電話応対のマナー120のシーン別正しい受け答え(そのまま使える実例集)」大嶋利佳 秀和システム

このあたりを押さえておけば、ビジネスの電話はバッチリです。

 

あと、書棚で見て気になっていた一冊。

「校長、お電話です!」佐川光晴 双葉社

校長先生が電話に出ると、相手はいったいどんな話を始めたのか?

なんだかトラブルの予感がするのは、ボクがネガティブだからでしょうか。いい電話の雰囲気がしないんですよね。不思議と。

 

ここ、去年と同じ文章です。面白そうなので読みたいんですが、一年読まないままでした…。

 

「ドラえもんひみつ道具完全大事典」小学館 1994年刊行

3分間電話→公衆電話→電話ボックス→もしもボックス

という感じで、連想しました。この本、1ページに3つか4つのひみつ道具が紹介されていて、381ページまであるから、1000個以上のひみつ道具が載っていると思います。

 

年季が入っています。多くのこどもたちに読まれたのですね。

 

こどもだけではなく、大人が読んでも面白いです。懐かしいだけでなく、藤子さんの発想力に驚きます。

ほしい道具はいっぱいありますが、パッといいなと思ったのが『未来図書券』。

これを使うと、これから先に出る本を取り寄せることができます。

 

いいなー、欲しい本、いっぱいある!!

『もし、このひみつ道具を自分が使うとしたら…』って、いろいろ考えて楽しめるのもドラえもんという作品の魅力ですね。

 

あ、もし、図書館の本のページが破れてしまっても、セロテープで直したりせず、そのままお持ちくださって、スタッフに教えてくださいね。セロテープで直すと、このように変質してしまいます。図書館には、専用劣化のしにくいテープなどで補修します。セロテープで色が変わってしまった場合は、もう直せないのです…。

 

図書館豆知識をお伝えして、今日はこの辺りで。

 

それではまた。