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「ブログ書けない病」にかかっていました。

「ブログを書くということは、大切な友達に大事なプレゼントを届けることだ!」

オンライン講座での講師の言葉に、そうか、そうだったのか……、と思いました。

 

北海道の十勝、鹿追町の図書館で働いている、メモ好きな積ん読書家、石川誠です。

最近、ブログを書いてないなー、書かないとなー。そんなことを思っていて、はや数ヶ月。

思っているだけで書かない。

そんなときにSNSで目に飛び込んできた『ブログ書けない病ダッシュで脱出セミナー』オンライ開催のお知らせ。

これは参加するしかないと、その日までちゃんとブログを書かずに待っていました(いや、書いていいんだけどね……)。

きっかけが大事だと思いました。やっと脱出!

講師の平松泰人さんは、会社員生活を「あなたの方針には従えません!辞めます!」とドラマのように上司に言い放って終えたので、独立したときに資金がありませんでした。そんな中、「仕事を入れるには、広告費が使えないから自分でブログを書くしかない」と覚悟して、真剣にブログに取り組み、全国にファンを持つコンサルタント・セミナー講師となりました。実践を積み重ねてきた、平松さんの言葉、セミナーの中で、これはメモらなければ、と思ったことがたくさんありました(緑の文字)。

 

情報が多すぎるこの時代、あなたのフィルターを通した情報が求められている

あなたが誰かが分かることが大事。顔や人柄を出そう。

コロナショックは誰も予想できなかったし、これから先もわからない。パラレルワールドに来たと思って行動しよう。

今こそ、友人、知人、お客さんとの関係性を深めること。

ブログは自分の人生、ストーリーを語るもの。インターネット上に生き様を残すこと。アーティストのように自分の思い、考えを表現しよう。

ブログはただ書くのではなく、読む人に共感してもらうという目的を強く意識しよう。

 

ブログ書けない、SNSが投稿できないってみなさん言うけど、

「いったいみなさんは、誰のために、何のために発信、仕事をしているんですか?」

 

書けない理由が、あるんですよね?

忙しいとか、誰かになにか言われるからとか、書くことが見つからないとか

 

でも、今のコロナショック時代の発信は、元気に過ごしていること、お店なら、営業してますよ、と伝えること、自社での感染症対策をしっかり書きましょう。

 

人の気配がわかるように、お客さんがちゃんとお店やあなたのおススメの商品にたどり着けるようにきちんと案内をするように、ときどき休憩しても、定期的に投稿するように

 

あなたの人柄、想い、お客さんにとってできることを伝えましょう

 

そして、冒頭の言葉に、「そうだよなぁ」と心から共感しました。

大事な友達にプレゼントを届けるつもりでブログを書きましょう。

大切な人の誕生日に、ザツなプレゼントはしませんよね?

 

そうか、プレゼントは、相手に合わせて考えるから、ブログ記事も「今日はこの人に」という大切なプレゼントで書いてみると、気持ちがこもるよな、と得心しました。

 

コロナ時代、お客さんの考え方や行動、悩みも変わり、必要な情報も変わったところがあると思いました。

あらためて、図書館や本やボクの人柄(ちょっと恥ずかしい気もしますが……)について書いていこうと思いました。

今日もたくさんメモりました。

メモは楽しい! 字が汚いのはAIには再現できない個性ということで……^^;

仕事と人生がうまくいく方法を学びました。

北海道の十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

図書館で日々仕事をしているのですが、これだけインターネットやスマートフォンが普及して、図書館や本の相対的価値は昔に比べて下がっているよなぁ、と感じています。絶対的価値は変わらないですよ。うん。

そんな中で、どんなしごとでも、【ちゃんと仕事の価値を伝えよう】という藤村正宏さんの話を聞きに来ました。

たくさん本を出している、有名な著者でもあります。中国のテクノロジーの話がありました。

 

中国のボクのイメージは、長らく、学生の頃にメガドライブというゲーム機で遊んでいた【スーパー大戦略】の人民軍のイメージで、アメリカやソ連と比べると装備などが前世代的という認識から発想していた。

もちろん、どんどん経済的な成長を遂げ、さらに、先進国では環境や人権に配慮して、取り得ない一直線の政策で国力を増しているのは知っていたが、手のひらよりも小さなドローンが、人の操縦不要でAIによって自律的に人を攻撃する兵器の開発が進んでいると聞いて驚いた。

まるでSFの世界が現実のものに。ガンダムF91のバグ?

こんな兵器が使われることはあってはならないと思った。

それとは別に、変化していく時代に、同じことをやっていては、通用しなくなるし、新しい情報を知っておく必要がある。

そして、新しいことだけでなく、多種多様な、自分の気にいる文化に遠慮せずに触れていこう、それがあなたの価値になる、というお話。うん。ボクの価値とは…。

 

他にお二人、自分の経営から学んだことをお話してくれました。

不動産業を筆頭に多角的な経営をする高橋健一朗さんのお話から。

「好きなラーメンのことを投稿していたら、ラーメンといえばケンイチローといわれるようになった」

この人は、突破力を身につけている。そう感じました。

ボクも、好きな本のことを、もっと投稿してみよう。

 

親御さんから受け継いだ印刷業を、悩んだ末に廃業し、その時の思いから安全な美容商材を扱う会社の経営を始めた鳥辺康則さんのお話から。

懸命に学んで会社の経営で結果を出すも、時代の変化でその学びの効果が出なくなったとき、180度の方向転換を全力で図り、V字回復を遂げている。

トラブルが起きるときは、立て続けに…、というお話がグサッと来た。反省するべき点が大いにあるけど、どんどん難しいことが押し寄せてくるというタイミングが、ある。

弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂…。

難しいと考えずに、「カンタン」と口に出してみること、という思考のクセをいい方に持っていく実践家の橋本さんのアドバイスを思い出して、難しく考えないようにしよう。

お二人に共通するのは、とにかく実践。でも、自分の判断基準とそれを支える学びや感性を大事にすること。

ここはしっかりと意識したい部分。考えすぎても書けなくなるけど、大事だと思いました。

他にも、多くの話を聞いて、ここには書ききれないほどメモをしたのだが、尊敬するオクノヤさんに、「そのメモ、役に立つの!?」と問われ、自分でも首をひねった。

確かに、一夜明けてメモを見返すと、「釧路の美容室のビューティツボイさんが、菅原裕子さんと今度飲みに行く約束をしている」とか書いてあって、この情報は役に立つかといえば、ボクには役に立たないよね、たぶん。

今日もオクノヤさんが正解でした。

鋭い眼光、あふれる愛、ありがとう、オクノヤさん。
阿寒湖で藤村正宏先生の話を聞きました。

阿寒湖の鶴雅さんで、インターンシップで学んでいる学生さんに、これから社会人として必要になることを講義する勉強会に参加しました。鶴雅さんのご厚意で、学生さんの後ろの方でおじさんおばさんがお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

これから就職活動、シューカツに取り組む学生さんに藤村正宏先生が、「これからのビジネスはこうなる、だからこういうこと考えて、こんなことを今からやっていこう、まあ、後ろのおじさんおばさんたちもできてないんだけどね」というお話。

 

そう、ボクはできていないのである。

『話を聞いて、「よし、やろう」と思う人が、1000人いて500人くらい。半分は、決断するんだ。でも、実際に行動するのはそのうち1人。1000人に1人しかやらないんだ』

そう。藤村先生の話は、今までの社会の常識はずれなことばかり。

というのは、めちゃくちゃなことを言っているのではなくて、これから社会がどう変わっていくか、という話。

論理的な仕事、決まりの枠内でできる仕事はAIが得意で、今、人間がやっている仕事はコンピューターがやるようになる。ボクらの仕事はどうなる?

そしてそれを考えてこういうことを勉強して、こんなことをやっていこう、ということ。

いわば、未来の時点においての常識だけど、まだ今の時点を生きる我々は気がついていないこと。だから、「仕事のonとoffを分けるな」とか、「遊びのような仕事、仕事のような遊び」とか、「ロジカルより直感」とか、「いい加減さを許容する」とか、「未来をしっかり見据えない」とか、フレーズだけ聞くと、常識的な人に「何を言っているんだ、もっと真面目に仕事しろ!」と言われかねない。でも、しっかり話を聞けば、「そうだよな、そうなっていくよな」と思う。スマホがこんなに流行るなんて経済学者は誰も予想していなかった。なんでも注文できて、世界中の動画も情報も、発信も受信もこの小さな端末でできる、一昔前で言えば出版社や新聞社や放送局しかできなかったことが、個人で全世界に対してできる。まるでドラえもんの道具がいくつも合わさった端末を持つことは、現実になるとは思えなかった。しかし、いつの間にか、持っていた。

1945年8月15日に日本で起きた価値観の大転換。しかし今日、価値観や常識の変容ははっきりわかりやすくどの日に起きるのではなくて、日々、少しずつ起きてきたし、これからも少しずつ、しかし時間が経ってみると驚くほど大きく、確実に起きる。

これをなぜ勉強して日々取り組まなければならないかというと、進化しないものは滅ぶから、ということである。

ボクは公務員だけど、ビジネスの最前線で活躍する先生に学ぶのは、もともとは、お知らせを作ったりしても、みんなのためになるイベントや制度も「伝わっていなかった」から。

いい講演会も、町中にお知らせしていたけど、来てほしい人に来てもらえなかったりしたから。そんな中、誰に何を伝えてどんな行動をとって欲しいのか、をしっかり考えて発信しようという勉強をはじめて、少しずつだけどやってみたら喜んでくれる人が少しずつ増えてきた。

今、図書館には、まだまだ、伝えたい「いいこと」がいっぱいあるから、どんどん勉強してもっと発信していこう、そう思った学びの時間だった。

そして、一度読んで以来、ボクの心に突き刺さり続けている、ある偉人の言葉をここに刻んでおこう。

セミナー中のメモ魔とツイート魔は行動を起こさないの法則【 コラム風 】

ボクは誰かが講演中にメモもツイートもほぼしない。

(中略)

別にメモすること、ツイートすることが悪いことではない。でもセミナー中にメモやツイートをたくさんしてる人は後からそんなにもたくさんのツイートを確認しないし、できないし、もっと言ったら、、、やらない。

これ、メモ魔とツイート魔は行動を起こさないの法則です。

大切なのは、集中し、心で感じ、よし、これやるぞ。と決断して、その場ですぐ始めるか、帰ってからすぐに行動に移す。そう。少しの行動力と覚悟で十分なんだ。

毎日毎秒行動を続ける偉人と。

エクスマ新春セミナーの帰り道に考えたこと。

ボクらは第4次産業革命の只中にいた。

ボクは北海道、十勝にある人口5,700人ほどの町。いわゆる、田舎に住んでいる。そこから飛行機に乗って東京に行くとなると、大変だった。

そう。大変「だった」のだ。

飛行機のチケットを予約して、空港から目的地、狛江市の市民ホールまで地図と格闘しながら交通機関を調べ、乗り降りする駅を詳細に調べ、時間を計算し、宿もどこがいいか丹念に調べ…、ということがかつてはとても大変だった。

しかし、今や地図も時刻表も、線路の路線図で切符の値段を見なくても、北海道の片田舎から東京の狛江市の市民ホールまで行くことができる。

どこでもドアこそまだできないものの、ドラえもんのひみつ道具の中に、手のひらサイズの小さなテレビみたいな道具があって、そこの画面に地図が出て、持っている人が歩くとどんどん切り替わって道案内してくれるというものがあったような記憶がある。

すごい、実現している。

もう、SFの未来がすでに現実のものになっていた。

SFって、子どもの頃は知らなかったけど、「サイエンスファンタジー」、空想科学の略ということを大人になってようやく知った(ちなみに、藤子・F・不二雄先生がSFを書くときは、「すこし ふしぎ」でSF)。

ドラえもんの道具や、未来デパートの配達が、次々に実現しつつある。通販も、本のカタログがなくったって、手のひらの中のモニターで、随時商品情報が更新される。

昔でいえば、三河屋さんだって御用聞きに来てくれて、注文したものを届けてくれるけど、夜中に在庫があるかどうか、だいたいいつごろ届くかサブちゃんに電話はできない。

配達もドローンで、という形になっていくのかもしれない。

スマホもインターネットもAIもどんどん進化している。

 

エクスマ新春セミナーで配られたパンフ。未来を想像させる。いや、いまはもう、SFで描かれた未来なのだ。

 

この今のテクノロジー、第4次産業革命にあたるとのこと。

AI(人工知能)とか、記憶媒体に人間の脳の全データを移す研究を、真面目にしている人がいると聞いた。

このままどんどん技術が発展して、もしそれが可能になれば、肉体の限界は関係なくなり、人間から寿命が無くなるかもしれない。そうなると、機械で体を作ってデータを移せばいいので、ドローンと組み合わせて、人間が空を飛べるようになるかもしれない。タケコプターができてしまう。

そんなことが、このあと例えば、第9次産業革命あたりで実現したりして。

人間がデータ化されれば、地球の裏側に空っぽのロボットを用意しておいて、データだけを送ってやれば、とうとうどこでもドアと同じことが実現してしまう。

第13次産業革命くらいでは、シンギュラリティ(人間の知能を人工知能が越える逆転現象)からさらに技術が進んで、地球のすべての、陸地とか、海とか、動物とか、植物とか、空気とかを全部データ化していって、全人間の全データもシンギュラリティがおきると言われる2045年から保存を始めて、バックアップが完成したら、人類のこれまでのデータを5Dプリンターで再生して、再生できるなら、巻き戻せるようになって、それはつまり、ドラクエみたいなRPGで言えば、セーブした時点まで戻れるということになる。

そうするともう、それはタイムマシンということになるのでは?

タイムマシンは実現する?

いろんな技術が発展しても、科学者の間では、タイムマシンは想像上のものであり、実用化ができないと言われてきた。実用化できない証明の一つに、「誰も未来からやってこないから、未来永劫できない」という笑い話みたいな理論(?)がある。

しかしこの方式なら、データのバックアップの前の世界には戻れないが、地球バックアップが成功した時点からなら、過去に戻れる。

いや、全地球のデータを入力しなくても、たとえば人間のDNAに遺伝情報が入っているのだから、地球のどこかに地球の遺伝情報があったりして、それを発見できれば、もしかして…。

あとは、まったく理論はよくわからないけど、原子は一番小さいものとされているが、原子と原子をある角度から新しく見つかった超光速でぶつけると、もっと細かくなる技術が実用化されたりして、そうすると、それを部品にして組み立てて、形を変えて地球や生き物を作っていって、小さな宇宙を再現して、神様みたいなことができちゃったりして…。

昨日は飛行機や駅や列車の中でこんなことを考えていた。

エクスマ新春セミナーのまとめでもなく、感想でもなく、セミナーを観て聴いてインスパイアされて、飛行機や列車を乗り継ぎながらの帰り道に思ったことを書いてみた。

なんだろう、この文章は。妄想? エッセイ?

塾生は100人くらいいただろうから、一人くらいこんなことを書く人間がいても、いいかもしれない。これも世界観だとすると、アートなのだろうか。

 

なんてことを考えていたら、セミナーの内容に触れる前に、ずいぶん長くなってしまったので、この記事はひとまず終わりにして、

エクスマ新春セミナーの内容については、また続きを書きます。うん、全然まとまんないスゴイ内容でした。書けるかな…。

エクスマ同窓会に参加。出られて良かったです。

同窓会に行ってきました。

年齢も出身地も学校も職業も違うのに、同窓会です。これだけで、なんか変わった集まりですね。

同窓会だけど勉強会なのです。そして、遊びのような勉強、勉強のような遊びです。

 

恩師の藤村さんが、話されます。

「自分の世界観を出していこう」

藤村さんがおススメ、紹介するのは、糸井重里さん・映画のアマデウス・マンガのキングダム・カフカの変身・カミュの異邦人・ビートルズのHELP以後のエピソード…。

ふむふむ。

 

講演の合間に、№2が好き、前に出たくないと話されていたと聞きました。

メインストリームにはならなくていいってこと。

エクスマではもちろんナンバーワン(というか、そのもの)だけど、世の中の主流にはならないんだろうなぁ。

なぜなら世の中より早いので、あんまり理解されない。世の中が、「あ、そういうことだったのか」と認識や数字が追いついたころには、さらにその先の常識の外に進んでいるのでメインストリームにはならない。

でも、エクスマはただの奇人変人の集まりではなく、圧倒的成果を出している。そう、常識を理解した上で、そこからはみ出す。

 

この界隈で有名な、カベシタさん。はじめてお話しさせていただいたのですが、いい方でした。

 

ファン大喜び。シノハラタイムもありました。彼はスターだ。

 

 

「芸術、文化に触れよう」と話されます。

名の残っている芸術は、みな革新があった先駆者。

ゴッホも、名画『ひまわり』が58億円で落札!と、時々話題になるけれど、ゴッホが生きている間に売れた絵は、たったの1枚。400フランの収入のみ。

それで飯を食っているのではなければプロではない、という定義なら、なんとゴッホは画家ではなかった…。いや、弟というある意味でのパトロンがいるから、やはり絵で食べていたのか…?

(参考文献 【偉大なる残念な人たち】著 八島みず紀 絵 えのきのこ PARCO出版 【退屈な日常を変える偉人教室】五百田達成 文響社)

 

長くなりそうなので、その話は置いておいて。

「テクニックはすぐ古くなる」と先生は良く話されます。

テクニックは、やり方がわかれば、真似できて、みんなできるということは、特に際立った価値は無くなるのです。

手間のかかることが価値を持つ。ということはそういうことです。

エクスマは、やり方を変えてすぐに儲かるテクニックを学ぶ場所ではなくなりました。

それを期待する人は近づかない方がいいです。そのために、受講するにはしっかりした金額が必要です。

儲けようと思ってエクスマをはじめると期待外れだけど、儲けようとしなければ儲かります。たぶん。

ジョブやワッカやボクは売り上げ0円だけどね。

 

ピカソのキュビズム、ガリレオの地動説、不良の音楽と言われたビートルズ、それまでの世界観を変えるようなものは、はじめは理解されず、ときには大きな批判を受けます。

「それでも、地球はまわっているんだ」とは、幼いころに図書館で読んだガリレオの伝記マンガの最後のセリフ。

世間に負けたガリレオも、後世ではその考えが偉大で正しかった。理解されない先駆者だったと認められています。

そういえば、携帯電話もそうでした。「そんなの、持たないよ」という人も多かったのですが、いま、仕事している人で持ってない人は0.1%くらいじゃないかな。0かな?

 

でも、常識と戦わないところも好きです。自分が正しいのに迫害されると、戦いに走る場合も多いのですが、大きな力を持ちながら戦わない。

「そんなムダなことをするヒマはない」

そうです。自分の正しさを証明するのに相手を負かす必要はないのです。そんなヒマがあったら、まだ読んでいない名作の小説でも読みましょう。

 

そして、異端であるなら圧倒的であることは必要。ちょっと違うくらいなら、大勢に飲み込まれてしまうのです。ボクもよく飲み込まれます。

「個人がメディアになる時代、エキサイティングな時代だよ。楽しいな」

どんどんそうなっていますね。一人でもメディアになる時代。

そして仲間同士、力を合わせることもできます。

スゴイ人数が集まりました。撮ってくれた陽田さん、ありがとうございます!

 

なんか、まとまらないけどまとめなくてもいいや。

と終わろうとしたけど、「序破急」を思い出したので、急。

 

こういう風に書いて、わかったつもりになったら、間違っていることも多いのです。

「遊びのような仕事、仕事のような遊び」という言葉もあります。

師、いわく「『仕事のような遊び、遊びのような仕事』ではなく、順番が大切だ。間違えたらダメだよ」

 

ボクの解釈では、仕事とは、人の為にすることで、遊びとは、自分のためにすること。どちらも大切なんだけど、順番が大事。自分より、人なんだ。でも、自分は大切なんだ。店員はお客さんの奴隷ではない。個性が大事。でも個性とは、わがままに振る舞うことではない。

……、師の言葉は、一語だけで理解したつもりになると間違って解釈してしまいます。

エクスマの言葉の中に、互いに矛盾するようにみえるものがあるのは、世の中を俯瞰する離見の見と、役者そのものの視点・ふるまいが並び立つからでしょう。

いや、どうなんでしょう。よくわからなくなってきた…。

 

エクスマ語録に、こういうのがありました。

「ブログは完璧な文章でなく、60点くらいでいいよ」

師の言葉を完璧に解釈するのは芸術と同じで果てがないので、そろそろ投稿します。

(12点は取りたい)

バーゲン・日ソ国交回復・海外旅行・ブラックマンデー・住育・イクメンの日でした(2017.10.19)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月19日はこんな日です。

バーゲンの日、日ソ国交回復の日、海外旅行の日、ブラックマンデー、住育の日、イクメンの日

 

※【バーゲンの日】

1895(明治29)年、東京の大丸呉服店が冬物の大売出しを開催し、日本初のバーゲンとなった。

バーゲンという言葉は日本では特価販売、いわゆる安売りという意味で使われます。

「新版 安売りするな! 『価値』を売れ!」藤村正宏 2017年刊行

5年前に同じタイトルで出た本ですが「世の中があっという間に変化して、時代に合わなくなったので書きかえた」と著者の藤村さん。

 

同業他社の動向ばかり気にして、値段の勝負に陥ると現代は際限ない安売り競争に会社も社員も疲弊し、悪循環になります。

社会で働いている方へ。

たくさん似たような会社(店)がある中で、お客様は、どこから買ってもいい、あるいはどこからも買わない、という選択肢がありながら、どうしてあなたのところで買わなければならないのか?

この問いの答えが、安いから・近いからといったことなら、その会社や店は危険です、と著者の藤村さんは語ります。

安売りすると、会社もあなたの生活も維持できません。

そして、お客さんは値段だけで選んでいるわけではないのです。

値段だけで選ぶなら、図書館があれば本屋さんは無くなりますが、現実には本をただで貸しているというだけではお客さんはこないのです。本を売っている本屋さんにはお客さんがいるのに。

図書館の職員がいうのだから間違いがありません。ただでも、やり方を間違えると人は来ないのです。

(でも、東京のまちなかの図書館に行ったら、空いている席がないくらいびっしり人がいました。都会の図書館だけ見ても、田舎の図書館だけ見ても意見が偏ってしまいますね…。)

 

藤村さんは、選ばれることが必要で、それには『独自の価値を伝えよう』と言っています。

図書館の価値って何でしょう?

書店さんと図書館は役割が違うし、そして鹿追町図書館の独自の価値、それをきちんとボクも理解して、伝えていこうと思います。

あ、この本は、商売だけでなく、仕事がつまんない、やりがいを感じていない人が仕事を面白がれる本です。仕事を楽しんで、うまくいっている人たちの話がたくさん出てきます。公務員が読んでも面白いです。

 

 

※【日ソ国交回復の日】

1956(昭和31)年、モスクワのクレムリンで、日本の鳩山一郎首相とソ連のブルガーニン首相が「日ソ国交回復の共同宣言(日ソ共同宣言)」に調印した。

ソ連はサンフランシスコ平和条約に調印しておらず、日本とソ連との戦争状態が続いたままになっていた。

北方領土問題で激しく対立したため、領土問題は棚上げにされたままとなった。

【関連】

北方領土の日 2月7日

 

「祖国をソ連に打った36人の日本人」桧山良昭 サンケイ出版 1982年刊行

むむ、これはいけません。

 

 

※【海外旅行の日】

「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合せ。

海外旅行の楽しみ方等について考える日。

 

「海外旅行の知恵と哲学(一カ所にせめて一週間は居たい)」佐藤友之 三五館 2005年刊行

日程の確保ができれば、ぜひ。

 

「パッケージツアー大いに結構(失敗談で綴る海外旅行の知恵)」曽我和三郎 文芸社 2001年刊行

なかなか機会の少ない海外旅行こそ、他人の経験を聞いて役立てたいですね。

 

「何もしないまま出発日になってしまった人の機内で一夜づけ海外旅行英会話」デイビッド・セイン 主婦の友社 2015年刊行

あせる気持ちに応えてくれる一冊です。

 

※【ブラックマンデー】

1987(昭和62)年10月19日月曜日、ニューヨーク株式相場が大暴落した。

ダウ30種平均の終値が先週末より508ドルも下がり、この時の下落率22.6%は世界恐慌の引き金となった1929年の「暗黒の木曜日」を上回った。

この影響は翌日東京にも波及した。

 

「恐慌前夜(アメリカと心中する日本経済)」副島隆彦 祥伝社 2008年刊行

サブプライムローン問題など、アメリカ経済の影響は日本にも大きいですよね。

 

※【住育の日】

住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動などを行っている大阪に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定した日。

住宅についての教育を行う「住育」の大切さをアピールするのが目的。

日付は10月が住宅月間であることと、10と19で「住育」と読む語呂合わせから。

 

「快適で住みやすい『家のしくみ』図鑑(5人の建築家が教える『住宅設計』のきほん)」住まい方を考える設計者の会 永岡書店 2011年刊行

「後悔しない家づくり(住宅のプロが教える!)」黒須新治郎 現代書林 2005年刊行

毎日過ごす家、ストレスなくいい気分で暮らしたいですね。これから建てる方はぜひしっかりポイントをおさえておいていただきたいです。

 

 

※【イクメンの日】

「父さん(10) 」「育児 (19)」から。

2011年から毎年この日にイクメン オブ ザ イヤーの表彰が行われる。(イクメン オブ ザ イヤー 実行委員会)

 

「忙しいビジネスマンのための3分間育児」おおたとしまさ ディスカヴァー・トゥエンティワン 2013年刊行

ちょっと短すぎかと思いますが、しかし、家族を守るために仕事が忙しいのであります。でも、仕事頑張りすぎて体も家庭も壊れてしまった…、なんてことにならないように、懸命に働くお父さん、自分も家族もいたわってくださいね。

 

「パパは、絵本作家(毎日のんびり子育て)」のぶみ PHP研究所 2012年刊行

人気絵本作家ののぶみさんのマンガエッセイです。読みやすく、「子育てしてたらこんなことあるよなー」と共感でき、のぶみさんの素直な気持ちの吐露に、やさしい気持ちになれる本です。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

引っ越し・サツマイモ・豆・麻酔の日でした(2017.10.13)。あと、伊豆の本も紹介。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月13日はこんな日です。

引っ越しの日、サツマイモの日、豆の日、麻酔の日

※【引越しの日】

引越専門協同組合連合会関東ブロック会が1989(平成元)年に制定。

1868(明治元)年、明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に入城された。

 

なるほど、由緒正しい引っ越しの日でした。

「木立の中に引っ越しました」高木美保 幻冬舎 2000年

高木美保さんといえば、あだ名つけ名人の有吉弘行さんに、【ヒステリック農業】と名づけられていたのが印象深いです。

 

「ひとり暮らしの教科書 理想のお部屋に引っ越し編」森真奈美 毎日コミュニケーションズ 2007年刊行

毎日過ごす部屋は、自分の理想を追求するべきです。毎日、理想の場所で過ごせるのだから。

 

 

※【サツマイモの日】

埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会が制定。

10月はさつまいもの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里なので、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから。

 

「サツマイモの絵本」たけだひでゆき 農山漁村文化協会 1997年刊行

鹿追でもサツマイモが作られています。この間、畑のわきの道路を通ったら、テレビカメラが来てて、社長さんがインタビューを受けていました。どんどん有名になるといいなぁ。

 

「農家が教えるジャガイモ・サツマイモつくり」農文協 農村漁村文化協会 2014年刊行

農業は土が大事です。

 

 

※【豆の日】

陰暦の9月13日には「十三夜」として名月に豆をお供えし、ゆでた豆を食べる「豆名月(まめめいげつ)」という風習があったことにちなみ全国豆類振興会が制定。

日付は暦通りの「十三夜」とすると毎年日付が大きく変動してしまうので、新暦の10月13日とした。豆類に関する普及活動などを行う。

 

「『十勝の食材』丸ごとクッキング豆レシピ90」十勝郷土料理研究会 クナウマガジン 2003年刊行

あ、十勝の本を発見。

 

【豆】のキーワードで検索すると、【伊豆】もひっかかってきました。

ちょうど、昨日Facebookで短パン社長の投稿を見ていたら、伊豆長岡での思い出の記事のリンクが貼ってあって

http://tanpan.jp/blog/archives/4289

(記念にここに貼っておこう。ボクも集合写真で登場しています!)

読んでいて、懐かしいなー、みんなにまた会いたいなーという気持ちになっていたところです。

短パン社長も今は二年半前よりますますパワーアップしていて、スゴイなー、ボクももっといろいろやってみよう。

そんな前向きな気持ちで、伊豆の本を探してみました。どれどれ。

 

「南伊豆殺人事件」西村京太郎

「伊豆・河津七滝に消えた女(十津川警部の叛撃)」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「伊豆下賀茂で死んだ女」西村京太郎

「伊豆の海に消えた女」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「西伊豆美しき殺意」西村京太郎

「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎

「伊豆急『リゾート21』の証人」西村京太郎

「十津川警部西伊豆変死事件」西村京太郎

西村御大のおかげで伊豆が大変なことになっていました。

うちの図書館にあるだけでこれですから、もう米花町もびっくりの死体の山です。

前向きなあたたかい気持ちで検索したのですが…。南無。

みんなで行った伊豆長岡はどれに出てくるのかな。

 

 

「伊豆の踊子」川端康成 講談社 1995年刊行

伊豆といえば、これを入れておけばラインナップが図書館らしいですね。安易でしょうか。

なんと! カセット文庫もあります。テープレコーダーにセットしてスイッチオンすれば自動的にあの名作!伊豆の踊子が読み上げられていく。あなたは耳をかたむけるだけ!

なのですが、近年さっぱり利用がないのです。やっぱり、カセットだから(・・?

 

 

※【麻酔の日】

日本麻酔科学会が制定。

1804年、華岡青州が世界で初めて全身麻酔による乳癌手術を成功させた。

 

「手術室の中へ(麻酔科医からのレポート)」弓削孟文 集英社

手術室の中って、全身麻酔を使う場合、一般人は医療ドラマでしか様子を知れないですよね。手術を受けるにしても。これは、普段知らない裏側を知られる本です。

 

今日はこのあたりで。それでは~。

ツイッターで昨日(2017.9.22)を振り返るブログ

ツイートで振り返る一週間的な記事を勉強仲間が書いているので、影響を受けて真似してみようと思いました。

松島亘さんのブログにリンクしています。

松島さんの記事を読んで感動しました。自分の失敗を人前で語るのに、多くの勇気が必要だと思います。でも、失敗ときちんと向き合って良くしようと前に進んできたから、今こうして語れるのだと思います。尊敬します。社長さんや部下をお持ちの方にぜひ読んでほしい、素晴らしい記事です。

 

鹿追町図書館では、当館の巨匠によるチョークアートを日々公開しています。

アートのテーマは【今日は何の日?】で決まります。そして、関係する本を並べて日替わりで本の紹介コーナーを作っています。

9月22日は奴隷解放予備宣言の日でした。

リンカーンは近代の方なので、それぞれの本の肖像画が安定していますね。

下の写真は、巨匠のチョークアートのアップです。この作品は、この世界に一枚、この日たった一日しか存在しません。

巨匠の魂がこもったチョークアート。でも次の日が来たらこの黒板から消されて新たな作品が描かれます。儚い。

 

図書館にいて、「読書の普及推進を行おう!」と日々仕事をしています。

お題目が硬いのはまあ、教育委員会なので…。

でも、人に本を読んでもらおうと思ったら、まず隗よりはじめよ。

学校で【朝読】(あさどく)という取り組みがあり、朝一番に10分など時間を決めて読書タイムをとるそうです。こどもたちが落ち着く、日々に読書の時間が必ずとれるなど、いい取り組みです。

そこで、ボクも朝10分読書をやってみています。

さらに、自分の読書の遍歴を記録する読書ノートもやってみています。なかなか楽しい時間です。

ハッシュタグは、自分で記事を検索できるようにつけています。多分このハッシュタグは世界70億人でボクしか使わないと思うので。

本の感想を140文字以内で収めるのは、文章をつい長く書いてしまうボクにはなかなか難しいのであります。

最近、ツイッターをやってみていますが、司書さん、作家さん、出版社さん、読書のアカウント、勉強仲間、ゲームなどの趣味のアカウントなど、いろんな方たちに出会えて面白いです。

おわり。

読書と積読書

読書が趣味である。

本は自分の知らなかったことを知ることができる。それが面白い。

本屋さんに行くと、自分の知らないことばかりがあり、それを知りたくなってたくさんの本を買って帰る。

ただ、読むよりも買う方が早くなり、読み終わる前に次の本を買ってしまう。

部屋には読んでない本が積み上がる。これがいわゆる、積読書(つんどくしょ)と言われる状態である。

それが悪いことだと思っていた。

 

でも、「好きなことをやったらいいよ」「考える人、ロダンの積読書なんて面白いと思うよ。積読書を投稿してみたら?」という、ボクの師匠のアドバイスを思い出した。

いや、忘れていたわけではない。

積読書が恥ずかしかったのだ。せっかく買ったのに、読まないのはムダで、役に立たないことにお金を使っているのはダメなことだと。

でも、「好きなことやったらいいよ」というアドバイスがつながった。

先輩の、「恥をかいてもええねん!」という言葉も脳裏をよぎる。

「とにかくやってみよう! ダメならやめればいいんだから」

そうだよなぁ。

こんなことをグルグル考えている間に、本を読めば相当読み進むのだが…。

考えるのが面白いから、それはそれでいいのかな。いいことにしよう。

いままで、趣味はと聞かれて、読書という答えをしていた。

確かに読書は好きなのだが、最近あまりしていない。だから、答えるときに「なんか違うんだけどな…と思っていた。

とうとう、気がついた。今の趣味は読書ではなく、積読書なのではないか。

 

「読まなくてはいけない」

「本棚に片づけなくてはいけない」

というのはやめて。

テーブルやデスクに積みあがる本は、なんとなく、罪悪感もあったし、読書もその他のことも停滞させている。

ので。

積読書専用のスペースを用意しよう。ここに収まりきらなければ片づけるということにする。

なんだかとても楽しい気分になった。いつまで楽しいか分からないけど、ダメならやめればいいんだから、とにかくやってみよう。

 

本屋さんで面白そうな本を見つけた喜び。

それを買って帰る嬉しさ。

でも、読んでいない。そのことに自分を責める気持ちがあったけど、読書が趣味なら読まないのはダメだけど、積読書が趣味なら読まないこともOK。もちろん読んでもいいし。

 

よくわかんないけど、そういう風に整理したらなぜだかワクワクしてきた。

 

「ワクワクすることをやろう!」という師匠たちの言葉を思い出した。

ここにきてようやく、見つかった気がする。

資本論で有名なカール・マルクスは、「労働者は労働を売っているのではなく労働力、つまり労働する可能性を売っているのだ」

と言っていた気がする。

ボクも、本を買っているのではなく、本を読む可能性を買っているのだ。

いつ読んでもいいし、読まなくてもいい。

 

こんな言葉も思い出した。確か、片づけ術の本にこう書いてあった。

「買ったのに使っていないものでも、買ってワクワクした時点であなたにとって貴重な役割をすでに果たしているのです」

だから、もったいないと思わず、罪悪感を持たずに使わないものはありがとう、と思って捨てて片づけてよいのです。と続いたような記憶がある。

ボクは積読書が趣味なので、この理論の都合のいいところをもらうことにする。

ワクワクして積んでおく。

本を読んで役に立てようと思うと、役に立てなければいけないと思い、趣味のはずの読書ができないことでちょっと自分を責めていたのかもしれない。

でも、積読書が趣味なら、積むことで満足なのだ。

 

そうか、あのときの師匠の言葉はこのことを言っていたんだ。

師匠の言葉を理解するのに、2年と5カ月ほどかかった。

 

でも、エクスマをこれから学ぶ人達には、別にわかんなくてもいいから、とにかくやってみることをおススメします。

この文章をワードで下書きするのに、【積読書解消のため】とつけたが、別に解消しないでむしろどんどんやってみようという結論に至りました。

めでたしめでたし。

エクスマセミナー札幌【SNSを活用して選ばれる独自の価値を作ろう】(2017.6.29)はスゴかった。

エクスマセミナーに参加しました。

早速ですが、図書館はピンチでした。

オックスフォード大学の研究によると、これからの多くの仕事は機械が代行するようになっていきます。

図書館員の仕事も例外ではありませんでした。

あのAmazonの倉庫の一部では、すでに全自動化が進んでいて、巨大な倉庫をロボットが行き交って注文の品物をそろえているそうです。

そんなことから考えると、図書館の蔵書も多くはバーコードが貼ってあり、本を運ぶのはいずれ機械の仕事となるのかもしれません。

しかし、しかし、図書館の使われ方はそれ以前からインターネットの環境の変化が起きてから、変わりつつあります。

今、何かわからないことがあって、それを調べるにはパソコンやスマホで検索をすれば、大抵のことは画面に出てきますよね。

「なにかを調べよう」と思った時に、「図書館に行く」という人は年々、どんどん減っていて、スマートフォンの普及率が上がっていくことから、これからも減り続けるのは間違いないでしょう。

図書館が物を調べるだけのところ、本が借りられるだけのところだったら、インターネットがあればいらなくなってしまいます。

 

読書という文化の価値をいかに後世に伝えていけるかが、図書館の存在意義になるような気がします。

 

インターネットは便利ですが、その情報は誰が提供しているのかということに注意しないといけません。

匿名掲示板に「牛丼屋さんでは目の前のケースのサラダは食べ放題だよ」という書き込みがあったからと言って、信じ込んで食べまくって、実は無料ではなく困ったことになったというようなやりとりがありました。

このエピソード自体、真偽は不明ですがその情報は「本当かどうか?」ということを考える必要性を伝えてくれます。

ただ、検索の時代も変わりつつあり、匿名の情報より、特定の個人の発信を受け取ることも多くなりました。Facebookの投稿はほとんどそうですね。

友人や知人の投稿で「面白かったー」という本や映画には、興味を持ちやすいですよね。

また、今はグーグルの検索すらしないで、直接商品名をAmazonのサイトで入力することも増えたそうです。

言われてみて、自分も確かにそういう行動になってるなー、と気がつきました。

「本を読みたいなー」と思った時に図書館を思い出してもらうのは難しい時代になっています。むむむ。

 

ネットの発展だけでなく、AIの進化も我々の仕事に影響を与えています。

無くなっていくのは計算やリストのチェックで済んだり、ルールの決まっている仕事だそうです。

「ロジカルシンキングはAIの得意技だから、直感や慣性を大事にしよう」というお話がありました。

 

このブログもなんか小難しく論理を重ねているような気がしてきたので、方向転換します。

 

「セミナー中にどんどん♯エクスマセミナーでツイートしてね」と言われて、直感でその場で書いたツイッターをアップしてみます。

 

司会のハッピー、あらためて見るとド派手です。テーマも方向性が大事で、一字一句正確に伝えないとダメなんて考えていません。それでええねん。

 

タイトルは聞いたことがあるけど観たことがなかったブレードランナー。藤村先生が実に魅力的に紹介してくれました。

ボクもこういう風に本を紹介できるようになりたいな。

 

7月中旬に発売が予定されている藤村先生の新しい本、有名な作家さん達をおさえて部門ランキング一位、本の総合ランキングでも8位に。

SNSをうまく使えばこんなことがおきます。

SNSで宣伝をしているからではなく、信頼されていたり、興味を持たれているからですね。

 

手紙やDMで培った、お客さんに信頼される方法をSNSで発揮してホワイトボードにキュキュッと書いた完成予想図だけで二日間で460セット、920万円を販売する短パン社長のお話。

SNSが可能にしたのですが、短パン社長が信頼されているのは、相手を思う気持ちをしっかり毎日伝えているから。

だから、お客さんが「短パン社長から」買いたくなるのです。

 

エクスマセミナーでは、ゲスト講師が登場します。今回はなんと豪華に北海道で活躍する女性が三人も。それぞれの仕事やプライベートでの気づきを教えてくれます。

篠木さんは、堅い職場にいたためにやりたいことができず、フリーになったけど、自分のやりたいことをやってもお客さんは来なかった。それがお客さんのためにとはどういうことか考えるきっかけになったということを話してくれました。身につまされました。

 

 

読み返したら菅野さんをディスってる感がありました。ごめんなさい。

 

マジメ過ぎて頑張りすぎる菅野さん。

藤村先生の言う、「好きなことをやろう、そうすれば自分だけの力が身につく」ということで、頑張り方を変えた菅野さん。

お話を聞くうち、ボクも藤村先生の「好きなことをやるといいよ」という言葉の意味をなんとなく理解しました。

【無理して頑張ったって、たいして成果は出ないんだ。でても、ずっと続くわけじゃない。そうじゃなくて、自分の好きなことに触れるチカラを使うんだ。でも、最初はその力の出し方がわからないから、とにかく好きなコトをやるといい】

そういうことかな、と受け取りました。

 

そして、三人目のゲストの登場です。

ツイートはまた失礼なことを書いていますが…。

 

かつての口癖は「命削ってブログ書け!」

頑張って仕事して、責任を持ち、借金も背負って体を壊して、いざ自分が会社にいなくても会社はまわる現実にむなしくなったと話してくれた白藤沙織さん。

ブログをやらせようとしていたときは遠ざかっていた相手が、白藤さんが楽しそうに書き始めたら「私も書きたい!」と言ってくれたエピソード、現代の北風と太陽ですね。

藤村先生の話だけだとただだ圧倒されて終わるところですが、ゲストのお話は現場での紆余曲折を「そんなことまでぶっちゃけていいの!?」というところまで語ってくれるので自分に近く感じます。

 

 

さすがホームページ作りの専門家の白藤さん。

うちのページもお願い…したいところですが予算がないので自分でやらないとね…。

 

三人のゲスト講師の話の後は、藤村先生の再登場。

 

美容師の勝村さんのエピソード。

藤村さんのところへチラシの相談に来た勝村さん。

「サッカー好きなんだろ? サッカーのことを言えばいいじゃん」

の一言に、「仕事でそんなことしていいのかな…」と思いつつ素直に行動したかっちゃん。

 

美容師 → サッカー好きの美容師 → サッカー馬鹿 → 日本一のサッカー馬鹿 → ただの馬鹿 → サッカージャーナリスト

と、自分の好きなことが職業になったスゴイ人です(一部失礼な表現がありますが、本人から聞いたので大丈夫です)。

 

 

写真を撮ってツイートして…、を繰り返しているとスマホの電池が無くなって、こんな感じでまとめました。まとめ過ぎかも。

 

その後の懇親会は、いろいろな人たちに会えたけど、東京でお世話になったクルゼとWifiに会えて嬉しかった!

クルゼは特別にファッションチェックもしてくれました。シャツの裾は外に出すのが東京で流行っているそうです。とても勉強になりました。

懇親会での集合写真。後ろの方は誰が誰やら…というくらい大勢写っています。ボクもどこかにいると思います。

 

とても学びの多かったエクスマセミナー札幌2017。学んだだけで終わらないように、まずはブログにツイートを貼るという技をやっとおぼえたので使ってみました。