おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月26日はこんな日です。
カチューシャの歌の日、バングラデシュ人民共和国独立記念日
ふろの日(毎月)、プルーンの日(毎月)
・・・。
みなさん、こう、お感じではないですか?
『カチューシャの歌の日ってナニー!?』
調べました。
※【カチューシャの歌の日】
1914(大正3)年、島村抱月と松井須磨子が起こした芸術座が、トルストイの『復活』の初演を行った。
この中で歌われた「カチューシャの歌」が大流行した。
説明を聞いても、さらによくわからないYO―。
とりあえず、なんか、文化の香りは感じました。
「カチューシャ」の本、鹿追町図書館で探してみました。
「カチューシャ」野中ともそ 理論社 2005年刊行
一冊だけあったけど、
…。
話が膨らまなかった。
活路を見出そうと、「歌」で探してみました。
これは逆に多いですね。400件以上、リストに上ります。
気になるものを紹介。
「十津川警部『友への挽歌』」西村京太郎 文芸春秋 1996年刊行
西村先生、おはようございます。なんだか、ずいぶんごぶさただった気が…。
『友への挽歌』
心にグッと来たタイトルです。同僚か、犯人か、十津川警部の友に、大きな転機が訪れそう。死ぬか、捕まるか、どちらかになりそう。あ、100%推測で書いています。
読まないで、タイトルで想像して楽しむスタイルです。
「窓辺には夜の歌(夏の魔術2)」田中芳樹 徳間書店 1990年刊行
あ、ちゃんと読んだ本もありました。このシリーズ、好きでした。
日常の世界から、少しずつ異世界へ。
もう、25年以上前の作品であることが、驚きです。読んだときは、25年後にこうしてまた思い出すことになるとは思わなかったなぁ。
あ、この本は図書館に行かなくても、家の中の段ボールの中に眠っているはずです。
…段ボールが多すぎて、なかなか出てこないけど。
「呟(鹿追短歌会第二合同歌集)」鹿追短歌会 1987年刊行
貴重な郷土の本、発見!
こういう冊子、作っておけば図書館で読みつがれるって、スゴイなー、と思いました。
ボクは幼いころにこの図書館に通ってて、
「こんなにいっぱいの本、すごいな、楽しいな。いつか、ここにボクの名前の書いてある本、一冊でいいから並べたいな」と思っていました。
どうせ、人生一度きり。
やりたいこと、やってみようかな。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までですぞ。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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