植物はすごい 田中修 中公新書

昨日から始めた朝読、今日はこの本より新たな知識を学びました。

 

植物はすごい 田中修 中公新書

太陽の光は、植物にとって有害!という章もあり、そちらも気になりますが…。

 

植物は動物に食べられないように毒を持ったりするものがあります。

トリカブトなどが有名ですがユーカリの葉っぱにも、青酸が含まれているそうです。

ユーカリといえば、コアラが食べることで有名ですよね。はて?

コアラは青酸が平気なのでしょうか? 実は、コアラも青酸に強い体というわけではなく、腸の中に青酸を無毒にする細菌がいるから、ユーカリを食べることができるそうです。

でも、生まれたばかりのコアラには、その菌はいないのです。

子どもが生まれると、親子荒は自分のフンを食べさせるのです。

子コアラは、フンだけでなく、親の肛門のあたりを激しくなめます。こうして、ユーカリの毒を消す菌を受け継ぐそうです。

 

むむむ。フンを食べるのも知らなかったけど、そういう趣味ではなく生きるために必要な継承だったとは…。

 

ここだけ切り取って読むと、植物はすごいというよりコアラがすごい感が出てしまいますね。でも10分で読めたのはこことトリカブトのお話なのでした。悪しからず。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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