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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州の様子、心配ですが、今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
5月2日はこんな日です。
郵便貯金の日、郵便貯金創業記念日、交通広告の日、エンピツ記念日、
歯科医師記念日、婚活の日
※【郵便貯金の日,郵便貯金創業記念日】
郵政省(現在のJP日本郵政グループ)が1950(昭和25)年に制定。
1875(明治8)年、東京府下の郵便局と横浜郵便局で郵便貯金の業務を開始した。
預入限度額は500円であった。
明治8年は、500円までしか預けられなかったんですね~。
逆に今、500円だけ窓口で預けるのは、書類を書く手間を考えたら、とくに預けない方が楽なレベルですよね。
「貯金も倹約も全てここから! 楽しい『0円生活』入門(支出ゼロ円で暮らす喜び!)」丸田潔 主婦の友社 2009年刊行
0円生活…、デパ地下の試食ブースを巡って夕飯終わり、とか、タレントの浜口優さんみたいに海に入って銛で魚を獲ってくるとか、そういうことしか思いつかないけど、鹿追町では無理かな。燃料代の方がかかるし。どうやるのかな。
「『これ』で、貯めさせてもらいます。(5500人超の家計を再生させた横山式貯金術100本ノック)」横山光昭 徳間書店 2012年刊行
「5500人超」って、そこは「超」をつけなくても5500人って書けばそれでいい気がしました。
が、そこが一味違うことで気になるタイトルになるのかな、と気がつかされました。実際、気になって書いてるし。
そんな一味違う横山さんに、マガジンハウスさんも目をつけて、翌年に出版されたのはこちら。
「手取り月20万円からの3つのサイフでらくらく貯まる方法(3年間で120万円貯金できる!)」横山光昭 マガジンハウス 2013年刊行
なるほど、三年で120万円だと、一年で40万円ってことだよねって、またツッコミました思いましたが、それも、40万円より一ケタ上がった100万円台を書くことで、インパクトを増しているのですね。もはやすっかり横山さんの術中にあります。
現代は、ツッコミが入るくらいでないと、関心を持たれない時代なのです。
あ、貯金の話でしたっけ。まあ、いいや。
※【交通広告の日】
関東交通広告協議会が1993(平成5)年に制定。
「こう(5)つう(2)」(交通)の語呂合せ。
交通広告とは、駅や電車・バスの車内に貼られる広告のことである。
なるほど。
20年前超に制定されていました。
この間、東京で電車に乗っていたら、広告も、社内に紙が貼っているだけでなくて、モニターになっていて、映像が次々切り替わったり、動画が流れていたり、「面白いなー」と思ってずっと眺めていました。
「電車」のタイトルで探してみました。
「回想電車」赤川次郎 集英社 1996年刊行
むむむ、さすが、タイトルだけでなんだかノスタルジーの気持ちになりました。もちろん誤字ではないですよ。
「出雲殺意の一畑電車」西村京太郎 双葉社 20011年刊行
電車と言えば、やはりこの方。西村先生、おはようございます。
「電車・機関車のひみつ」学研 1980年刊行
これは、たぶんボクが子どもの頃読んだ本です。
学研のひみつシリーズは、テーマに関係なく片っ端から読んでいました。
なつかしー。
ノスタルジー。
語彙が限られてるー。
※【エンピツ記念日】
1887(明治20)年、眞崎仁六が東京・新宿に「眞崎鉛筆製造所」(現在の三菱鉛筆)を
創立し、日本初の鉛筆の工場生産が始まった。
とされているが、三菱鉛筆によれば生産が始まった日は不明であり、
同社ではこのような記念日も制定していない。制定者は不明である。
・・・、そろそろ、「○○の日」の制定の仕組みが不思議に思えてきました。
「スーパー鉛筆デッサン(できるできた基本のワザ徹底ガイド)」グラフィック社 2004年刊行
鉛筆だけで、写真かと思わせる絵を描く方、いらっしゃいますよね。名人芸も、はじめの一歩から。この本で、まずは基本が学べます。
※【歯科医師記念日】
1957年(昭和32年)5月に日本歯科医師会が制定。
1904年(明治37年)10月に歯科医師法草案がまとめられ、1906年(明治39年)3月に
医師法と同時に貴族院で可決成立、5月2日に公布となった。
日本歯科医師会では、この日を歯科医師記念日と定めた。
「泥だらけのカルテ(家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?)」柳原三佳 2014年刊行
事故や火事などに見舞われた場合、人間の体で最期まで残るのは、歯の部分で、報道などで「歯の治療痕から遺体は○○さんと断定されました」というようなことを聞くことがあります。考えてみると、病院でなく歯科医院で人が亡くなるということはないので死からは縁遠い気がしていましたが、歯科医さんもこうして死に向き合うことになるのですね。
「自分で奇跡を起こす方法(読むだけで人生が変わる真実の物語)」井上裕之 フォレスト出版 2008年刊行
歯科医と聞いて、帯広の歯医者さんのこの方が脳裏に浮かびました。スゴイ努力家、勉強家な方で、多くの執筆活動・講演活動もされています。
事故で植物状態に陥った奥様とともにさらなる成長を続け、ドクターが奇跡だ、と驚く回復を遂げた本当に起こった実話です。
その奇跡のヒントの一つは、「ダメだ」と思わないこと。
日々生きる上で、ついつい自分を否定していたりしますが、ダメとかできないとか思ったりしたら、やろうとしなくなります。
あの安西先生も、「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉を残されています。
あ、安西先生と井上先生は多分関係ないですけど…。
※【婚活の日】
業界屈指のカウンセラー数を誇り、紹介とサポートの両面から
幸せな結婚へのチャンスを広げる結婚情報サービスのサンマリエ株式会社が制定。
記念日を制定することで結婚活動(婚活)をバックアップする姿勢をさらに明確にした。
日付は5と2で「婚活」(こんかつ)と読む語呂合わせから。
「婚活ブック」などを発刊する。
こ、婚活の日…。家でブログ書いている場合じゃないか。
…かと思えば、
「たった1通で人を動かすメールの仕掛け(ビジネス、人脈づくり、婚活…これで落ちない人はいない!)」浅野ヨシオ
メールでもいいみたいです。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館は、今年、5月2日月曜日は休館日、ゴールデンウィークは、今日だけ、お休みです。
逆に3日4日5日はすべて開館しますので、明日以降、来てね~。