Monthly Archives: 3月 2016

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今日は何の本? 3月3日(2016) ポリンキーの日だけど、その本は置いてなかった。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月3日はこんな日です。

 

桃の節句、雛祭り、耳の日、耳かきの日、オーディオブックの日、ジグソーパズルの日、サルサの日、ポリンキーの日、平和の日、女のゼネストの日、三の日、桃の日、金魚の日、結納の日、闘鶏の節句、民放ラジオの日

 

鹿追町図書館に飾っているおひな様です。一人ひとりお名前(役職?)があるのを、今年初めて知りました。終わったら速やかに片づけないとまずいんだったっけ?

鹿追町図書館に飾っているおひな様です。一人ひとりお名前(役職?)があるのを、今年初めて知りました。終わったら速やかに片づけないとまずいんだったっけ?

 

 

※【オーディオブックの日】

書籍を音声化し、耳を使って読書ができるオーディオブック。

いつでもどこでも手軽に読書の時間を持つことが可能なこの文化を広めることを目的に、

日本最大のオーディオブック配信サイト「FeBe(フィービー)」を運営する

株式会社オトバンクが制定。

日付はオーディオブックが耳で聴くものなので、3と3で「耳」の語呂合わせから。

 

有名そうなのは置いておいて、オーディオブックの日でした。

鹿追町図書館では、カセット文庫が置いてあり、数は多くないですが、文豪の名作がありますが、家にカセットテープの再生機器がある方も少なくなってきたのか、ここ2年利用がありません。そうすると、見える本棚から、スタッフしか入れない本の倉庫に行ってしまいます。すると、さらに誰からも声がかからなくなります…。

 

「夢十夜(新潮カセットブック)」夏目漱石 新潮社

試しに、聴いてみませんか?

 

※【ジグソーパズルの日】

頭と手を使い楽しく遊びながら脳の健康を保ち集中力を向上させるとして、

子どもからお年寄りまで幅広い人気のジグソーパズル。

これをさらに多くの人に親しんでもらおうと、ジグソーパズル扱う各社で構成された

「ジグソーパズルメーカー会」が制定。

日付は数字の3は裏表を組み合わせるとピタリとはまるジグソー風な形になることから。

 

スタッフさんのアイディアで、貸し出し、返却カウンターのところに、木製の組み合わせパズルを置いてみています。ちびっ子が、「これ、なあに?」と言って格闘しているのを、ほほえましく見ていると、大人でも解けないパズルを解くちびっ子もいて、嬉しくなりました。

 

本も利用してもらいたいので、ちびっ子にはこちら。

「かいけつゾロリのめいろ&パズル200連発」原ゆたか ポプラ社

 

大人には、これはどうでしょう。

「多胡教授の『なぞ解き』活脳パズル」多胡輝 小学館

 

 

※【サルサの日】

ラテン音楽のサルサに合わせて踊るダンスのひとつ「サルサ」。

その日本の代表的なサルサプロダクションとしてさまざまな活動を行っている

有限会社サルサホットラインジャパンが制定した日。

日付は3と3で「303(サンマルサン)」として、

「サ」ンマ「ル」「サ」ンと読む語呂合わせから。「サルサ」のさらなる普及がその目的。

 

このキーワードはないかも、と思いつつ検索したら、こんなタイトルが。

「存在の耐えがたきサルサ(村上龍対談集)」村上龍 文芸春秋 1999年刊行

 

 

※【ポリンキーの日】

ひとくちサイズの三角形でサクサク軽い食感が特徴のスナック菓子ポリンキー。

その発売元である株式会社フレンテが制定した日。

 

「ポリンキー」がタイトルに入った本は、鹿追町図書館にはありませんでした。本で読むより、食べたほうがいいよね、ポリンキーは。

 

 

※【平和の日】

1984年(昭和59年)の5月に第47回国際ペン東京大会で日本ペンクラブが、

「世界中のペンセンターで平和を願うキャンペーンを行なう」ことを提案。

翌年のユーゴ大会において日本が「3月3日のひな祭りが平和の象徴としてふさわしい」と提唱し、決定した。

 

一転して、人類の恒久的課題のテーマが出てきました。

「平和」をタイトルに含む本は、鹿追町図書館に148冊ありました。

 

「ノーベル平和賞(90年の軌跡と受賞者群像)」堤佳辰 河合出版 1990年刊行

受賞となる方が何を考えて何に取り組んでいるのか、読んでみるのもいいですね。

 

「私の仕事(国連難民高等弁務官の十年と平和の構築)」緒方貞子 草思社 2002年刊行

緒方貞子さん、よくニュースでもそのお名前をお聞きしました。

 

「三毛猫ホームズの戦争と平和(推理傑作集)」赤川次郎 光文社 2002年刊行

人間の永遠のテーマに、猫のホームズ先生、果敢に挑戦です。いや、のんびり寝てるかも。猫が寝てられる世の中は、たぶん平和な世の中です。

 

「ぼくは戦争は大きらい(やなせたかしの平和への思い)」やなせたかし 小学館クリエイティブ 2013年刊行

アンパンマンでおなじみ、やなせさん、ボクも戦争はだいきらいです。

 

「なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか(ピース・コミュニケーション)」伊藤剛 光文社 2015年刊行

残念ながら、本当にその通りですね。

 

「戦争と平和」トルストイ 金の星社

ジュニア版なので文章量を抑えてあって読みやすく、大事なところは押さえてあります。名作をジュニア版で読むのは、意外かもしれませんが、結構おススメです。

 

「戦地から愛のメッセージ(400通の絵手紙にこめられた家族の絆、平和の尊さ)」伊藤半次 文芸社 2014年刊行

これは、泣きますよ。

 

「世界を平和にするためのささやかな提案(シリーズ14歳の世渡り術)」池澤春菜 河出書房新社 2015年刊行

大人だけでは平和は作れないかもしれません。

 

 

※【女のゼネストの日】

1997(平成9)年から全国各地の実行委員会が実施。

男女共同参画社会を目指し、「男女平等基本法」制定を求めて女性が立ち上がる日。

この日が女の子の節句であることから、この日に実施することになった。

1996(平成8)年に来日したアイスランドのフィンボガドチル大統領の演説がきっかけになり制定された。

アイスランドでは1975(昭和50)年と1985(昭和60)年に「女のゼネスト」を行い、

何万人もの女性が仕事を放棄して首都レイキャビクに終結し、これを契機に初の女性大統領が誕生した。

 

「ゼネスト」とか、「男女共同参画」とかのタイトルはありませんでしたので、「男女」で検索すると、これが。

「男女の生み分け方(二人の希望に応える)」原利夫 池田書店 1999年刊行

結婚していないので、産み分けを真剣に考えたことはないのですが、どうなんでしょうか。

 

 

 

※【三の日】

日本三大協会が1993(平成5)年に制定。

日本三大協会は、「三種の神器」「日本三景」等、日本で古来より三つで括ると安定すると

考えられたのはなぜか、等を研究している団体である。

ちなみに三種の神器は「八咫鏡(やたのかがみ)」「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」、日本三景は「丹後の天橋立」「陸奥の松島」「安芸の宮島」。

 

 

ファイティングバイパーズという、セガの作った格闘ゲームに出てくる「サンマン」という、数字の3が好きなキャラがいたなぁ、と、今10年以上ぶりにサンマンのことを思い出せて、ちょっと面白かったです。だれか覚えている人、いないかなぁ。

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

気になる本がありましたら、ご来館くださいね。

 

今日は何の本? 3月2日(2016) 出会いの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月2日はこんな日です。

 

出会いの日、ミニの日、ミニチュアの日、中国残留孤児の日、

遠山の金さんの日

 

※【出会いの日】

人と人の出会いは友情を生み、愛を生む。

出会いに感謝して新たな愛を育む日をと、

再婚の人などに素敵な出会いを提供する会員制組織の

株式会社カラットクラブの代表でライフアップコンサルタント、

マリッジカウンセラーの岡野あつこ氏が制定。

日付は3と2で出会いを意味するミーツ(meets)と読む語呂合わせから。

 

出会いの日でした。

「出会い」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。

 

『「人との出会いを生かせる人」の共通点』斎藤茂太 新講社

共通点…。読みやすそうな本なので、探してみたいです。

 

「『出会い」の不思議』河合隼雄 創元社

うん、不思議な出会いはありますね。

 

「旅での人と自然との出会い(紀行詩)」日野原重明 集英社

深そうです。

 

「10代の本棚(こんな本に出会いたい)」あさのあつこ 岩波書店

10代のとき、ボクの本棚には何が並んでいたかなぁ。指輪物語、グインサーガ、ロードス島戦記、ソードワールドノベル、アルスラーン戦記…。ファンタジーを思い出します。

 

「学校司書って、こんな仕事(学びと出会いをひろげる学校図書館)」学校図書館問題研究会 かもがわ出版

こちらも、ちょっと読んでおきたい本でした。

 

「大事なことは自転車が教えてくれた(旅、冒険、出会い、そしてハプニング!)」石田ゆうすけ 小学館

この方は有名な方なのですが、存じ上げなかったです。自転車日本一周の体験記とかかなーとか、なんとなく思ったら、自転車世界一周している方でした。ボクの知らない世界を冒険されています。これは、面白いですよ。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

気になる本がありましたら、ご来館くださいね。