おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月22日はこんな日です。
国際ビーチクリーンアップデー、救世軍日本伝道記念日、孤児院の日
※【国際ビーチクリーンアップデー】
アメリカ・サンフランシスコに本部のある海洋自然保護センターが1985(昭和60)年から実施。
この日に近い週末に、世界各地で一斉に海岸のごみを拾い集め、
その数量・種類等を調べることによって、海洋のゴミの発生元や、地球環境への影響を調査している。
『ビーチ』のキーワードで蔵書を検索しました。
「沖縄(リゾート・ビーチ)殺人事件」斎藤栄 光文社
沖縄のビーチが危ない!
「消えたビーチサンダル(ほんとうにあったおばけの話)」日本児童文学者協会 偕成社
ビーチサンダルも危ない!
※【救世軍日本伝道記念日】
1895(明治28)年、救世軍日本支部が設立された。
救世軍は、1878年にイギリスで創設されたプロテスタント系のキリスト教の一派で、
軍隊的な組織のもとに、民衆への伝道と社会事業を行っている。
プロテスタントとカトリックの宗派の違いも良くわからないボクにおススメの本はこの二冊。
「図解これだけは知っておきたいキリスト教」山我哲雄 洋泉社 2011年刊行
最近、図の入った解説書が増えました。パッと見てなんとなく全体像を把握できると、理解も早くなります。
「ふしぎで意外なキリスト教」岡田明憲 学研パブリッシング 2013年刊行
このタイトルのつけ方、気になってしまいます。「知らないことがいっぱい書いてあるんだろうなー」と、興味が湧きます。
※【孤児院の日】
1887(明治20)年、岡山の医師・石井十次が日本初の孤児院「孤児教育会」を創設した。
「さすらいの孤児ラスムス」リンドグレーン 岩波書店 1979年刊行
『長くつ下のピッピ』などの作品で知られる児童文学作家、リンドグレーンさんの本です。
今日はこの辺りで。
今日は22日でシルバーウイークのちょうど真ん中ですが、鹿追町図書館は開館しています。ちなみに、開館時間は午前10時から午後6時までです。
午後1時30分からはビブリオバトルも開催します。
ビブリオバトルとは、自分の好きな本を紹介しあうゲームです。
よかったら、寄って行ってくださいね。
投稿者プロフィール
-
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
最新の投稿
- 未分類2020.11.01【リモートや動画の時代こそ『離見の見』】
- エクスマ2020.09.25「ブログ書けない病」にかかっていました。
- 橋本亨さん2020.05.22自分のことより相手のことを先に、という考えはうまくいかない。
- ブックカバーチャレンジ2020.04.24ブックカバーチャレンジ1日目 メルニボネの皇子