おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月23日はこんな日です。
不動産の日、海王星の日、万年筆の日、カフスボタンの日
※【不動産の日】
全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984(昭和59)年に制定。
秋は不動産取引が活発になる時期であることと、「ふ(2)どう(十)さん(3)」の
語呂合せから。
「絶対失敗しない土地と一戸建ての買い方 欠陥のない安全な家で暮らしたい方に 13~14年版」小野寺範男 成美堂出版 2013年刊行
人生で一番高い買い物、慎重にいきたいですね。
「人間の土地」サン=テグジュペリ 新潮社
星の王子さまで広く知られるサン=テグジュペリのエッセイ集です。読んでおくべき名著、と評判高いのですが、ボクはまだ読んでいません。読まねば。
※【海王星の日】
1846年、ベルリン天文台のガレが海王星を発見した。
1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、
その外側にさらに惑星があるためだと考えられていた。
そのためいろいろな科学者が天王星の軌道の乱れ等を元に未知の惑星の
大きさや軌道・位置を計算した。
そして、フランスのル・ベリエが計算で予言した場所に新しい惑星が発見された。
イギリスのアダムスもその場所を突き止めていたため、ル・ベリエとアダムスが
共同発見者とされている。
計算で、まだ発見していない惑星を見つけるってすごいですね。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所両さんの宇宙大達人 (太陽系、天の川銀河さらに広がる宇宙を探検!!)」秋本治/キャラクター原作 集英社 2011年刊行
両さんと宇宙へ。先日連載が終わってしまったので、両さんは長い旅に出ます。
※【万年筆の日】
1809年、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを
貯蔵できる筆記具「fountain pen(泉のペン)」を考案し、特許をとった
「入門美しいペン字の書き方」富谷栄三郎 日本文芸社
字の下手さに定評があるボクにおススメの一冊です。
※【カフスボタンの日】
カフスボタンの魅力をより多くの人に広めようと、
カフスボタンの専門店として知られるカフショップが制定した日。
9月23日は秋分の日となることが多く、秋の訪れを感じる頃で、
長袖シャツのおしゃれアイテムのカフスに最適との判断から。
また、9・2・3で「カフス」と読む語呂合わせもその日付の由来。
「ボタンの本(ボタンを素敵に使ったら……)」文化出版局
ボタン自体にあまり関心がなかったですが、今日はちょっと気にしてみようかなと思う一冊です。
今日はこの辺りで。
今日は午前10時から午後6時までに加え、金曜日なので一時間延長して午後7時までの開館です。
よかったら、寄って行ってくださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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