おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月24日はこんな日です。
清掃の日、みどりの窓口記念日、畳の日、歯科技工士記念日
【清掃の日】
環境省が実施(2000年までは厚生省)。
1971(昭和46)年、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
(廃棄物処理法,廃掃法)が施行された。
【関連】
環境衛生週間 9月24日~10月1日
「掃除は『ついで』にやりなさい!(世界一のカリスマ清掃員が教える)」新津春子 主婦と生活社 2016年刊行
なんとなく後回しにしがちなおそうじ。そうじをしなきゃ、ではなく、ついでに済ませてしまいましょう!
「世界一清潔な空港の清掃人」新津春子 朝日新聞出版 2015年刊行
こちらも人気の本です。テレビで取り上げられたようですね。
「掃除と経営(歴史と理論から『効用』を読み解く)」大森信 光文社
『掃除のマメな会社は儲かる』と言われています。実証例とそこから見えてきた論理から、会社を掃除するとどんないいことがあるのか、を研究しています。
※【みどりの窓口記念日】
1965(昭和40)年、国鉄(現在のJR)の全国152の主要駅と97の交通公社営業所に、
コンピュータを使った指定券発売窓口「みどりの窓口」が設置された。
鉄道の歴史は、車両の進化に目がいきがちですがサービスの進化も飛躍的ですね。
「新幹線の運転(運転士が見た鉄道の舞台裏)」にわあつし ベストセラーズ 2010年刊行
時間通りに着くのが当たり前だと思って乗っていますが、どうして正確に時刻を守れるのか。その苦労がしのばれます。
「指定席」赤川次郎 光文社
赤川次郎さんのショートショート選です。これはいつもにも増してすいすい読み進められそうな一冊ですね。
※【畳の日】
全国畳産業振興会が制定。
い草の緑色から「みどりの日」の4月29日と、「環境衛生週間」の始まりの日であり、「清掃の日」である9月24日。
【関連】
畳の日 4月29日
「たたみの部屋の写真展」朝比奈蓉子 偕成社 2007年刊行
写真集か、と思いきや小説でした。
少年と、認知症にかかったおばあさんとのふれあいのお話です。
※【歯科技工士記念日】
1955年(昭和30年)のこの日、日本歯科技工士会が創立されたことを記念したもの。
国民保健を支える専門医療技術者としての歯科技工士をアピールすることを目的に
社団法人日本歯科技工士会が制定した。
「3Dプリンターのひみつ」大岩ピュン 学研パブリッシンググローバルCB事業室 2015年刊行
この3Dプリンターの登場で、いろんな職業のあり方が変わっていくと言われています。未来はどうなっていくのでしょう。
今日はこの辺りで。
今日は午前10時から午後6時までの開館です。
よかったら、寄って行ってくださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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