おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月26日はこんな日です。
新撰組の日、絆の日(冬の恋人の日)
※【新選組の日】
1862(文久2)年、「新選組」の前身「壬生浪士組(壬生浪士隊)」が結成された。
壬生浪士隊は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に幕府が江戸で募集をしたものである。
翌1863年2月に江戸を出発したが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまった。
まもなく幕府の帰還命令を受けて清川ら209名は江戸に戻ったが、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名はそのまま京都に残留し、京都守護職で会津藩の松平容保の配下に入って、8月に「新選組」と改称した。
その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行った。
ちなみに新選組といえば浅葱色のだんだら模様の羽織が有名だが、これは新選組が結成した初期の頃にしか着用されず、その後は「黒衣、黒袴」の黒づくめが新選組の目印となったらしい。
「新選組血風録」司馬遼太郎 中央公論社 1978年刊行
歴史小説の大家、司馬遼太郎さんの作品。じっくり読んでみたい一冊です。
「敗者から見た新選組(松平容保と新選組)」早乙女貢 日本放送出版協会
勝者が歴史を作るという言葉がありますが、反対から見てみましょう。
「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」和月伸宏 集英社 1994年刊行
もう20年以上前の作品になるんですね。なんか、ビックリ。
週間少年ジャンプに連載されていた人気マンガです。元新選組の斎藤一が、明治維新後の姿で登場します。史実には、忠実かどうか…。
あ、この春から、マンガの続編が始まるそうです。舞台は北海道。ボクの一番好きなキャラクター、瀬田宗次郎くんはでるのかな。楽しみです。
※【絆の日】(冬の恋人の日)
2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に「恋人同士の絆を深める日」を設けようと、結婚カウンセラー等が制定した日。
絆の「ずな」→「づな」→「ツー・ナナ」→「27」の語呂あわせから、2月27日が選ばれた。
『絆』とか、『恋人』とかのキーワードで蔵書検索しても、ピンとくる本が出てこないのは、ボクがこのテーマ、苦手なのでしょう。
「カリスマカウンセラーと天才カウンセラーのこころがスッキリする本(『しあわせ』づくり相談室へようこそ)」菅野泰蔵 PHP研究所 2001年刊行
うーん、これがいいのかもしれません。スッキリしましょう。
今日はこの辺りで。
月曜日は鹿追町図書館、休館日となります。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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