2017年、早くも3月1日。豚の日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

あっという間に3月です。お正月に今年やりたいことをぼんやり決めていたのですが、二か月経って、なにも成せぬままであります。こりゃいかんと思って、積読ほやほやの本のページをめくってみたら、面白くて朝4時でした。でも、夜9時ころから11時半まではテレビの前で仮眠していたので、トータルでは結構寝ているけど、気分的に眠たい朝です。

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月1日はこんな日です。

 

ビキニデー、労働組合法施行記念日、マーチの日、行進曲の日、豚の日、未来郵便の日、防災用品点検の日

 

 

※【ビキニ・デー】

1954(昭和29)年、太平洋のビキニ環礁でアメリカが水爆実験を行い、附近を航行していたまぐろ漁船「第五福竜丸」の乗組員が被曝した。

14日、静岡県の焼津港に帰ってきた乗組員23名全員が、頭痛、吐き気、火傷、下痢などの症状を訴え、やがて原爆症(急性放射能症)と診断された。

水揚げされたマグロ、サメからは強い放射能が検出されたために廃棄処分になったが、 そのため生魚が敬遠された。

読売新聞が「死の灰」と名付けてスクープしたことで、初めて明るみに出た。

5月16日から放射能を含んだ雨が全国的に降り始め、不安は飲み水や野菜にまで及んだ。

9月23日には重症だった無線長が死亡した。

この日、世界で反核集会等が行われる。

 

「ふるさとはポイズンの島(ビキニ被ばくとロンゲラップの人びと)」島田興生 旬報社 2012年刊行

ビキニ島の悲しみは、繰り返されてしまったのか…。

 

 

※【労働組合法施行記念日】

1946(昭和21)年、労働者の地位向上を図る為の法律「労働組合法」が施行された。

 

「日本労働運動史(写真集)」写真集・日本労働運動史編纂委員会 総評資料頒布会 1976年刊行

なんと、40年前の本になります。当然40年前までの運動史しか載っていないのですが、貴重です。

 

 

※【マーチの日,行進曲の日】

「行進曲」と「3月」が同じ”march”というスペルであることから。

 

「必ず役立つ吹奏楽ハンドブック マーチ編」丸谷明夫 ヤマハミュージックメディア 2013年刊行

児童・生徒の部活動に役立ててもらいたいです。ぜひぜひ。

 

 

※【豚の日】

1972(昭和47)年に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜のひとつである豚への感謝をこめて制定したとされている。

アメリカ合衆国の各地で豚の品評会が行われる。

 

「紅の豚」スタジオジブリ 文芸春秋 2014年刊行

文春ジブリ文庫より。世界で一番かっこいい豚だと思います。

 

 

※【未来郵便の日】

未来に向けて発信し、5年後、10年後の指定した日に届く未来郵便制度を発足させた長野県下水内郡栄村の栄村国際絵手紙タイムカプセル館と、その運営を手がける

絵手紙株式会社が制定。日付は3と1で「みらい」と読む語呂合わせから。

「未来に届ける大切なメッセージ」という公募展などを開催。

 

「弥生人の心にタッチ!(開いたタイムカプセル『下之郷遺跡』)」今関信子 くもん出版 2013年刊行

弥生人も我々にタイムカプセルを届けるつもりはなかったと思いますが、遺跡は我々にいろんなことを教えてくれます。

 

 

※【防災用品点検の日】

防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。

関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。

 

「知っておきたい防災新常識大事典(災害前から災害後まで今年の災害に備える最新防災メソッド&グッズ)」国崎信江 洋泉社 2015年刊行

ときどき、非常食の消費期限を典型しておくべきですが、ボクの家は、非常食どころか冷蔵庫で普段の食材の消費期限が切れております。

いかんですね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は10時から午後6時までの開館です。

 

それでは~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。