おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月2日は、こんな日です。
豆腐の日、杜仲の日、関越自動車道全通記念日、望遠鏡の日、奈川・投汁(とうじ)そばの日、
ワンニャンハッピーの日、トレビの泉の日、
「豆腐」で蔵書検索をします。
14件ありました。
「豆腐(おいしいつくり方と売り方の極意)」
食べ方ではなく、豆腐の作り方からはじまりました。そして、売り方です。プロにおススメの一冊。
「豆腐・納豆あれもこれも(手づくりのよろこび!)」
こちらは、納豆まで作ってしまうようです。なかなか、今納豆を手作りする人はいないでしょうが、もはやプロを超えたマニアにおススメの一冊です。
「豆腐と卵料理」
「おいしい! 豆腐ざんまい」
はい、こういう本を想像していました。この辺は、主婦の方におススメですね。
そして、なぞの本がありました。
「豆腐小僧双六道中ふりだし(本朝妖怪盛衰録)」
豆腐小僧という妖怪は、昔何かで読んだことがありますが、25年くらい思い出したことはありませんでした。
そして、著者は京極夏彦さんです。タイトルからは怖い話の予感がしないのですが、京極さんの作品であれば、果たしてどうなっているのか。
「香港の甘い豆腐」
こちらも料理ではなく、小説のようです。豆腐をテーマに結構な物語が書かれていました。
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」
なんだかかっこいいのかそうでないのか、よくわからないタイトルです。そしてタイトルの後に(実録男前豆腐店ストーリー)と続いていました。意外とまじめなお話のようです。
「杏仁豆腐はキョウニンドウフが正しい! (大人が読み間違うと恥ずかしい漢字)」
なるほど、こちらは国語の本のようです。正しくても、中華レストランでメニューを見て「キョウニンドウフ一つ」と自信満々に注文しても、同伴者や店員さんには笑われる気がしてなりません。ときに、正しさは孤独を生みます。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と豆腐14丁があなたをお待ちしています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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