おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月1日は、こんな日です。
印章の日、法の日、土地の日、コーヒーの日、日本酒の日、醤油の日、ネクタイの日
めがねの日、香水の日、デザインの日、展望の日、磁石の日、国際音楽の日、赤い羽根の日、
国際高齢者の日、福祉用具の日、浄化槽の日、東京都民の日、uni(ユニ)の日、衣替え、
省エネルギーの日(毎月)、安全衛生総点検日(毎月)、家庭塗料の日(毎月)、
水天の縁日(毎月1日,5日,15日)、妙見の縁日(毎月1日,15日)、資格チャレンジの日(毎月)
また、今日は極端にありますね。びっくりしました。
ちょっとどんどんいってみましょう。
「印章」で蔵書検索。
0かと思ったら、1件ありました。
「オリエントの印章」(叢書名 大英博物館双書)
「印章」というテーマには正直興味なかったのですが、「大英博物館」という言葉で、なんだかテンションが上がってきました。
あらためて考えると、オリエントという言葉も意味がよくわかっていませんでしたが、気になる一冊です。
「法」で蔵書検索、は収拾がつかないか・・・。えいっ!
971件がヒット。ほかにネタがない日にこれだったら助かるのにな・・・。
一番上は
「心理戦の勝者(歴史が教える65の絶対法則)」内藤誼人
この方の本は、タイトルのつけ方がうまく、本屋さんで目立ちます。たぶん目を引く心理法則が使われているのではないでしょうか。
「内観法」吉本伊信
正直不勉強でどんな方法か分からなかったのですが、漢字変換で一発で出たのでメジャーな方法なのですね。しれっと調べて、さも知っているように書き込んでもよかったのですが、ここは素直に無知をさらしておきます。昨日、「恥部」をさらすといいよ、と神奈川から帯広までやってきた友人に教わったのでこれでいいのです。
あ、画像はなんの断りもなく彼のフェイスブックから使ってますが、彼とは二度と会わない予定なので、怒られることもありません。いや、けんかとかしてるわけではないですが。
それはいいとして。
「法然の世界」
「法華経を生きる」
「すぐ役立つ仏事と先祖供養(葬儀・法要の実際としきたり)」
「日本人の作法」
「非行をつくらない子どもの育て方(愛と絆の家族療法)」
「日本国憲法」
「歯がゆい日本国憲法(なぜドイツは46回も改正できたのか)」
「子どもが育つ魔法の言葉」
「お母さんのガミガミが子どもをダメにする(ほめ上手に育てる法)」
「物理法則はいかにして発見されたか」
「占いを活用して自分らしく生きる70の方法」
ずらずらと列挙しましたが、「方法」「法則」「法律」に、大きく分かれるようです。検索の1ページ目で、気になる本が結構ありました。ありすぎて感想も省略してしまっています。
「コーヒー」で蔵書検索。
20件ありました。
「おいしいコーヒーのいれ方」というシリーズがあります。1~10まであるようです。ハウツー本かと思ったら、(叢書名 JumpJbooks)とありますので、ストーリー物のようです。すくなくとも10巻まであるので人気シリーズのようです。知らなくてすみません。
「コーヒーの事典(豆の選び方、淹れ方、自家焙煎の楽しみ方)」
正統派のコーヒー好きのための本です。ぜひこの機会に。
「コーヒーのひみつ」(学研まんがでよくわかるシリーズ)
ボクの大好きなひみつシリーズですが、コーヒーの秘密にちびっ子が興味あるのでしょうか。ボクはお子様舌なので、なかなかコーヒーの良しあしが区別つきません。はい。
「日本酒」で蔵書検索。
3件ありました。
「1日2合日本酒いきいき健康法」
これは、日本酒好きの方には朗報ではないでしょうか。
ただ、なんとなく取り入れるとちょっとまずい気がするので、ふだん飲みすぎの方は、よく読んで、お医者さんと相談のうえ、導入を考えてください。
「お酒を愉しむおかずのレシピ(ビール・ワイン 日本酒・焼酎おいしくなる103品)」
どんどんお役立ていただき、潤いのある生活を楽しみましょう!
「新世代日本酒が旨い(いま飲むべき全国の36銘柄)」
好きな方、ぜひご一読を。
「ネクタイ」の日。
私は前月までの職場では、一年に3回くらいしかスーツを着る機会がなかったので、ネクタイもほとんど持っていないし、未だにかっこよく締められません。
ネクタイの選び方とか、締め方とか、役に立つ本があったらいいな。
「ネクタイ」で蔵書検索。
「ネクタイと江戸前」文芸春秋 刊
本当に予想だにしない方向でした。江戸前って、寿司のはなしではないのかな・・・? (叢書名 ベスト・エッセイ集)とありますので、もはや何が語られているかは予測不能です。多分、選び方や締め方は書いてないのではないでしょうか。
いつもより長くなったので、今日はこの辺でお別れします。
いつもおつきあい、ありがとうございます。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と江戸前があなたをお待ちしています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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