おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月8日はこんな日です。
三板(サンバ)の日、国際女性デー、みつばちの日、エスカレーターの日、みやげの日、ビール・サーバーの日、赤ちゃん&こどもカットの日、神のホアンの祝日、雅の日、鯖すしの日、さやえんどうの日、サワークリームの日、三矢の日
謎の日もあるのですが、今日は三つにしぼって…。
サンバの日でした。
「概説ブラジル史」山田睦男 有斐閣 1986年刊行
サンバといえば、ブラジルですよね。ふだんあまりうちの図書館では目立たないこの本、今日は注目してほしいです。
うってかわって、土産の日でした。
「矢島さとしのまるごと北海道みやげの歴史(北の名産品ファイル)」矢島睿 中西出版 2016年刊行
有名どころや、ちょっとマニアックなお土産も…。
マルセイバターサンドの知らなかった知識もいっぱいでした。
国際女性デーでした。
「女性が働き続ける会社のすごい仕組み(結婚・出産で辞めない制度・組織・雰囲気のつくり方)」雨宮健太 現代書林 2016年刊行
日本の人口減少、少子化の原因はこれだ、と一言ではいえないのですが、働くことと子育ての両立ができない世の中だと、減っていきますよね。こどもは社会の宝です。いい制度づくりも大事ですね。
「女性と子どもの貧困(社会から孤立した人たちを追った)」樋田敦子 大和書房 2015年刊行
やはり仕事も大きなカギではないでしょうか。
「幸せな女(ひと)の働き方(3%の女性しか知らない)」里岡美津奈 大和書房 2015年刊行
3%とは、ずいぶん少ないような…。こういわれると気になりますね。
「とっさのときにすぐ護れる女性のための護身術」伊藤祐靖 講談社 2015年刊行
働いていると、帰りが遅くなったりということがあります。もしものときのためにご一読を。
「新・女性のための運転術」徳大寺有恒 草思社 2014年刊行
運転が不安な方、ぜひどうぞ。
「女性アスリートは何を乗り越えてきたのか」読売新聞運動部 中央公論新社 2013年刊行
ハードなトレーニングは、女性のデリケートな心身に影響を及ぼすことがあります。選手も指導者も読んでおきたいですね。
「わたしはマララ(教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女)」マララ・ユスフザイ 学研パブリッシング 2013年刊行
タリバンは女性に教育を認めていません。
あろうことか、こんな少女まで銃で狙われる世の中なのです。
…女性の地位の向上の前に、まず人権が踏みにじられています。
市民の目から見たパキスタンの実情、テレビニュースだけではわからなかったことが伝わってきます。
今日、水曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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