今日は何の日? 12月27日(2015) 浅草仲見世記念日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月27日はこんな日です。

 

浅草仲見世記念日、ピーターパンの日、

仏壇の日(毎月)、交番の日(毎月)、ツナの日(毎月)

 

今日は少ないですね。

「浅草」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。

10件ありました。なんとかなりそうです。

 

「浅草偏奇館の殺人」西村京太郎 文芸春秋

西村先生、おはようございます。今日もお世話になります。

そして、今日も犠牲者が出てしまいました。黙祷。

 

「浅草寿司屋ばなし(弁天山美家古)」内田栄一 1990年刊行

「浅草鳥越あずま床」井上ひさし 1980年刊行

浅草のことはまるで知識がないのですが、なにか雰囲気のいい話が読めそうです。

 

「浅草キッド」ビートたけし1988年刊行

浅草キッドと言えば、ひところ、玉袋筋太郎さんが、「玉ちゃん」と芸名を代えてテレビに出ていましたが(今も?)、なんでかなー、と思っていたら、NHKに出るのに「玉袋筋太郎」ではまずい、ということでマイルドな呼び名にした、というようなことを聞きました。

 

「東京七福神を歩く(谷中・隅田川・浅草名所・深川・亀戸・柴又・日本橋・港・新宿山ノ手・元祖山手・東海・小江戸川越)」JTBパブリッシング 2007年刊行

蔵書の悩みの一つですが、旅行ガイド系は、ある程度古くなってしまいますね。全国各地のものを毎年新しく、というわけにはいかず・・・。でも、浅草関係はそろそろ買う順番なのかな。

 

「私の庭 浅草篇」花村万月 2004年刊行

なにか文化の香りのする一冊です。

 

「浅草色つき不良少年団」祐光正 文芸春秋 2007年刊行

これは、また不思議なテイストですが、気になった方はどうぞ。内容はあまり想像できませんでした。不良の話みたいですので、タバコ吸っている少年とか出てきますよ。きっと。ダメですね。

 

「浅草妖刀殺人事件(書き下ろし時代小説)」風野真知雄

時代小説の大家、風野先生の作品です。「妖刀」という言葉、何か気になります。

 

「浅草のおんな」伊集院静

あ、伊集院静さんも浅草をテーマに書いていました。

 

 

「ピーターパン」で蔵書検索をしてみます。

6冊、ありました。

「ピーターパンの冒険」J・M・バリ 朝日ソノラマ

「ピーターパンの冒険 上・下」バリ 学研

いわゆるピーターパンのお話ですね。そう言えば、読んだことないかも。

ピーターパン、ウェンディ、フック船長、ネバーランド、大人になりたくない? 夜空を飛んでいく、なんてシーンのかけらしか頭になかったですね。これはちょっと読んでおこうかな・・・。

 

「灰色のピーターパン(池袋ウエストゲートパーク)」石田衣良

人気作品のシリーズですね。多分、上に出てくるピーターパンは登場しないと思います。

 

「東京ピーターパン」小路幸也

これも、ピーターパンが出そうで出ない本だと思います。多分。

 

「ビーズの国のピーターパン(ビーズ手芸の本)」武藤光子

手芸の本ですね。年末年始や冬期間、お時間のある方はぜひ。

 

 

今日はここまで。

 

 

当館は、年内、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。

 

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。