今日は何の日? 12月26日(2015) プロ野球の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月26日はこんな日です。

 

プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日、ボクシング・デー(Boxing Day) 、雪印の日、

ふろの日(毎月)、プルーンの日(毎月)

 

田中みのるさんのメルマガから

 

1934(昭和9)年、アメリカのプロ野球との対戦の為、日本初のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された。

 

 

そういう経緯で誕生したんですね。知らなかったー。

「プロ野球」のキーワードで、鹿追町図書館の蔵書検索をします。

あ、29件あります。さすがですね。

 

「鶴岡一人の栄光と血涙のプロ野球史」鶴岡一人 趣味と生活

凄いタイトルですね。「けつるい」なんて初めて漢字変換しました。「ちなみだ? いや、けつるいだよな、あ、変換できた」って感じです。

 

「阪神タイガース 昭和のあゆみ プロ野球前史」阪神タイガース 1991年刊行

ボクは子どものころ、阪神タイガースが好きでした。理由は、あのユニフォームがかっこよかったのと、ファミコンの野球ゲーム、ファミスタで、バース・掛布・岡田の打線が強力だったからです。でも、ファミスタは毎年出るのですが、年々弱くなっていきました・・・。

 

「ハマの裏番もつ鍋屋になる(球団と喧嘩して『戦力外通告』を受けた元プロ野球選手)」中野渡進

なにか、タイトルだけでお腹いっぱいになりそうな感がありますが、読んだら感動するような気がします。きっと。

 

「ドカベン プロ野球編」水島新司

あまり宣伝しませんが、実はマンガも結構あります。

図書館は、見えるところに並びきらない本は「閉架書庫」と呼ばれる、本棚がいっぱいある倉庫みたいなところがあって、そこに眠っている名作も結構あります。そこにあるのはホームページで検索してもらうか、館内の検索タッチパネルを利用していただくかしかないのですが、閉架書庫に眠る名作紹介、なんてやってみたら、借りに来てもらえるかな。

 

あ、ボクも図書館で働くまで知らなかったのですが・・・、

「このジャンルの棚にあるはずなのに、ないなぁ。貸し出し中なのかなぁ、もう何ヶ月も・・・」という経験のある方、スタッフに一声かけてください。本棚にあるはずの本がないのは、「貸し出し中」か、「スタッフのみの、蔵書整理用の棚が並んだ部屋(閉架書庫)」にしまわれているからなのです。

 

図書館の窓口でスタッフに、聞いてみてくださいね。図書館で働く人は、訪れた人の本探しの手伝いができるととっても嬉しいのです。

あ、カウンターに一人しかいないときは、お待たせしてしまうこともありますが、その際はお声掛けいただいた後、別の本でも眺めながらお待ちいただけると助かります。

 

なんか、長くなりました。

 

「プロ野球選手になるには」柏英樹 ぺりかん社 2009年刊行

 

野球好きの少年、一度読んでみては? あ、少年はこんなブログ読んでないよな。多分。

 

「はばたけ、佑樹(神宮からプロ野球へ巣立ちゆく息子に贈る母の言葉)」斎藤しづ子 2010年刊行

ボクも同じ気持ちです。はばたけ、佑樹。来年こそ。

 

「ロシアからきた大投手(日本のプロ野球外国人選手第一号スタルヒン)」中尾明

第一号はスタルヒンだったんですね。ボクもスタルヒン球場が旭川にあるということで名前だけしか分かりませんが・・・。

 

最後はこの本がありました。

 

「長嶋茂雄(プロ野球を代えた男)名球会comics」永島直樹

ミスタージャイアンツであり、ミスタープロ野球でしょう、長嶋さんです。たまたまテレビをつけていたら、さわこの朝というトーク番組のゲストに、来年年明けに出演されるようです。お元気そうな様子がちらっと映りました。よかった。

 

「ボクシング」で蔵書検索。

あ、0件でした。

一冊くらい、あってもいいよなー。

ちなみに、あしたのジョーなら、あるんです。懐かしい。友達に借りて読んだなぁ。

 

 

今日はここまで。

 

 

当館は、年内、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。

 

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。