今日は何の日? 12月25日(2015) クリスマス

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月25日はこんな日です。

 

クリスマス、昭和の日、スケートの日、

歯茎の日(毎月)、天神の縁日(毎月)

 

今日はクリスマスですね。街は、クリスマスイブの夜がイベントのメインになった感がありますが、本当のクリスマスはこれから。

 

「クリスマス」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。

208件ありました。さすが、国民的な行事ですね。イエス・キリストの降誕祭ということより、サンタクロースの方が目立っていますが、子どもたちはニコニコでしょうから、これはこれで良いのでしょう。

 

「聖夜(クリスマス・イブ)に死を」西村京太郎

あーっと、いきなりいろいろ書きたいことが・・・。

まず、西村先生、おはようございます。いつもお世話になっております。

そして、せっかく子どもたちの笑顔を想像して始まったのに、死が訪れました。さすが、大御所。容赦がない。

さらに、このタイトル、クリスマスイブのことなら昨日書きたかった・・・。昨日「クリスマスイブ」で検索しても、このタイトルが出なかったのは、「クリスマス・イブ」で、間に「・」が入っていて、別単語に認識されたから。

 

そんな、「つのだ☆ひろ」の「☆」的な理由で、昨日西村御大にお会いできなかったのは至極残念。

そして、殺人事件とは書いていないですが、もしかして、誰も死なずに済んでいるのかも。もしかして、ネタバレしてしまったかも。読んでないから許してください。

 

「クリスマスの朝に」長野まゆみ

クリスマスの朝に、いきなり殺人事件のことを考えてしまいました。イエス様、懺悔いたします。

 

せめて、何かいい話を探しましょう。

「クリスマス・ラブ(七つの物語)」レオ・ブスカーリア

あ、これなんか、いいんじゃあないでしょうか。あったかい気持ちになれるか、もしくはちょっと切ない気持ちになるか。

 

「三毛猫ホームズのクリスマス」赤川次郎

あ、これ、昔読んだことがある。確か。中身は忘れたけど、片山刑事とホームズがでてくるのは確か。

 

「クリスマスおもしろ事典」クリスマスおもしろ事典刊行委員会

また、毛色の変わった本ですね。あまり宗教的なことを茶化すと怒られますよ、と書こうとしたら、日本キリスト教団出版局から出ているので怒られないですね。

 

「クリスマスの文化史」若林ひとみ

こういうことも学んでおくと、なんか教養のある人、って感じがします。おススメ。

 

「戦場のクリスマス(20世紀の謎物語)」グイド・クノップ

なにか気になりますね。北野武さんと坂本龍一さんは関係ないのでしょうか。

 

「クリスマス緊急指令(きよしこの夜、事件は起こる!)」高田崇史

やはり起こりますか。そう思いました。

 

「クリスマス物語集(世界の家庭で読みつがれている)」中村妙子/編訳 偕成社

あ、なんか、いいですね。こういうお話。

 

「人形たちのクリスマス」ターシャ・テューダー

ターシャ・テューダーさんと言えば、ガーデニングのジャンルかと思っていましたが、こういうものもあるんですね。知らなかった。絵本のようです。

 

このほか、クリスマスの絵本、児童書がいっぱいです。お子さんに一冊、読んであげませんか? なんか、いい雰囲気になりますよ。

 

 

今日はここまで。

 

 

当館は、年内、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。

 

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。