おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州で地震が続いています。
まだこれからも地震が続く可能性がある、という専門家の恐ろしいお話もあります。
今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
4月24日はこんな日です。
植物学の日、日本ダービー記念日、しぶしの日、
かつお節の日(削り節の日)(毎月)、キャラボの日(毎月)、地蔵の縁日(毎月)、愛宕の縁日(毎月)
◆寒の戻りの特異日
鹿追は昨日の方が寒かったかな…。
※【植物学の日】
1862(文久2)年、植物分類学者の牧野富太郎が高知県佐川町の豪商の家に生まれた。
94歳でこの世を去るまでの生涯を植物研究に費やして、新種・変種約2500種を発見・命名し、
「植物学の父」と呼ばれた。日本学士院会員にも選ばれている。
1957年(昭和32年)には文化勲章を授与。
きちんとうちの図書館に、ありましたよ。
「牧野富太郎植物記」牧野富太郎 あかね書房 1980年刊行
1~8巻まで。スゴイ。
「牧野富太郎(子どもの伝記全集)」氷川瓏 ポプラ社 1978年刊行
牧野さんの歩んだ生涯を、この一冊で。
こういう研究を一冊の本にするなんて、すごいなぁ、どうやればできるのかなぁ、と思っていたところ、こちらの一冊が。
「郷土の植物観察の手引き」鹿追町立瓜幕中学校 1988年刊行
鹿追の中学校から、出ていました。スゴイ。読んでみよう。
「十勝本別アイヌ語分類辞典(人間篇・動物篇・植物篇・民具篇)」本別町教育委員会 1989年刊行
本別町さんもスゴイ資料を編纂されていました。これは、貴重です。調べものにぜひ。
「まちかど植物散歩百物語」八鍬利郎 北海道新聞社 2001年刊行
春にまちあるき、北海道で植物が元気になってくるのはもうちょっと先ですが、楽しみですね。
「絶滅危惧種を見に行く(滅びゆく日本の動植物たち)」藤田一咲 マガジンハウス 2001年刊行
こちらは悲しいですね。
「えっ、お花の名前ってこうだったんだ!!(超おもしろ・ほのぼの植物由来のお話)」松井優明 文芸社 2002年刊行
なかなか気になるタイトルです。
「植物画プロの裏ワザ」川岸富士男 講談社 2003刊行
絵葉書を書かれる方にも参考になるかも。
「ふしぎの博物誌(動物・植物・地学の32話)」河合雅雄 中央公論新社 2003年刊行
『ふしぎ』とか『謎』とか『ひみつ』などの言葉がタイトルに入っていると手に取りたくなりませんか?
「植物はなぜ5000年も生きるのか(寿命からみた動物と植物の違い)」鈴木英治 講談社 2002年刊行
「不可思議プランツ図鑑(おどろきの植物)」木谷美咲 誠文堂新光社 2014年刊行
やっばり気になる。
「植物はヒトを操る(人と自然をとらえなおす)」いとうせいこう 毎日新聞社 2010年刊行
いとうせいこうさんと言えば、ボクの中では、セガのゲーム機、メガドライブの宣伝をしていた人、というずいぶん古い記憶の印象のままですが、そんなことを言ったら怒られそうですね。
「小さな博物誌(北海道の動植物歳時記)」片山俊彦 学研マーケティング 2013年刊行
「足元の小宇宙(82歳の植物生態写真家が見つめる生命)」埴沙萠 NHK出版 2013年刊行
植物、奥が深いです。人間より歴史が長いと考えれば、人間が調べたり考えたりする以上の深淵を持っていて、当然と言えば当然なのか…。
なんだか植物だけでお腹いっぱいになった感があるので、今日はこの辺りで。
日曜日も午前10時から午後6時まで開館しています。気になった本、探しに来てねー。
古い本は、貸し出し中というより、見えるところにない場合(秘密の部屋にあったり…)も多いので、見当たらなかったらあきらめてお帰りにならずにスタッフに一声かけてくださいねー。
じつは、「こういう本、探してるんですが…」とお声かけいただくのを楽しみにしています。
お気軽にどうぞ♪
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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