おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州の地震、心配ですが、今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
5月1日はこんな日です。
メーデー、語彙の日(ごいの日)、カリフォルニア・レーズンデー、日本赤十字社創立記念日 、扇の日、スズランの日、
省エネルギーの日(毎月)、安全衛生総点検日(毎月)、家庭塗料の日(毎月)、
水天の縁日(毎月1日,5日,15日)、妙見の縁日(毎月1日,15日)、資格チャレンジの日(毎月)
※【メーデー】
1886(明治16)年、シカゴの労働者が「8時間労働制」を求めてストやデモを行ったことを
記念し、1889(明治22)年の第二インターナショナル創立大会でこの日を
国際的な労働者の祭典・万国労働者団結の日と定めた。
翌1890(明治23)年に第1回メーデーが開催された。
日本でのメーデーは1920(大正9)年5月2日に上野公園で行われたものが最初で、
その後全国に広がったが、1936(昭和11)年に政府によって禁止され
1946(昭和21)年まで中断された。
元々は、ヨーロッパでこの日に行われていた春祭りで、花の冠を被らせて
「5月の女王(May Queen)」を仕立て、遊戯等して楽しむ日だった。
メーデーって、なんで「メーデー」っていうのかなーと、うっすら疑問だったのですが、五月の日でした。なるほど。しかも、花の冠とか、結構ロマンチック。
「日本労働運動史(写真集)」写真集・日本労働運動史編纂委員会 総評史料頒布会 1976年刊行
なかなか手に取られることのない本ですが、今日くらいはいかかでしょうか。
「働く人たちのひみつ(みんなを守る労働組合)」たまだまさお 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2011年刊行
ボクの好きな学研のひみつシリーズ、働く人たちのひみつ…、謎のタイトルです。確かに、「労働組合のひみつ」ってタイトルだと、なんかまずい気がしますけどね。
「賃労働と資本」マルクス 角川書店 1984年刊行
うん、図書館っぽい。
※【語彙の日】(ごいの日)
2000年より旺文社生涯学習検定センターが運営、実施している「実用日本語語彙力検定」を
広くPRしようと旺文社生涯学習検定センターが制定した日。
日常生活や学習活動で書いたり読んだりする日本語を的確に理解するために必要な「語彙力」の
大切さを認識してもらえる日にとの思いが込められている。
日付は5と1で「語彙(ごい)」と読む語呂合わせから。
語彙の日でした。
人間は言語で思考するので、語彙が豊かであることが物を考える上で必要で、コトバが頭に入ってないとその概念で考えることができない、という話を聞いたことがあります。語彙が豊富でいて、なおかつ使い方が綺麗で読みやすい文章は理想ですね。
「比喩表現辞典」中村明 角川書店 1977年刊行
これは、賢く見えそうですね。
「味覚表現辞典」奥山益朗 東京堂出版 2001年刊行
…、これは、今の時代に誰でも有効に活用できそうです。お宝かも。
「類義語使い分け辞典(日本語類似表現のニュアンスの違いを例証する)」田忠魁 研究社出版 1988年刊行
むむむ。「例証」という言葉、初めて使いました。語彙が足りない…。
※【カリフォルニア・レーズンデー】
アメリカのカリフォルニア州に本部を置くカリフォルニア・レーズン協会が、
日本でカリフォルニア・レーズンの美味しさ、高い栄養価などをさらにアピールしようと制定。
日付は5月がカリフォルニア・レーズンとなるぶどうのナチュラル・シードレスの花が咲き、
実をつけ始める時期に当たることから、その最初の日を記念日としたもの。
小さな粒の中に太陽の恵みが凝縮されたカリフォルニア・レーズンは洋菓子やベーカリー、
食品メーカーやレストランはもちろんのこと、一般家庭でも広く愛され食品となっている。
レーズンって、ブドウからできてるの!? いや、干しブドウだから当たり前か。なぜか新鮮な驚きが。
「十勝ワイン・ジェネシス(池田超ブドウ・ブドウ酒研究所創世記物語)」池田町ブドウ・ブドウ酒研究所1963-2013 ぎょうせい 2013年刊行
ブドウと言えば、十勝の池田町のワインを思い出します。
※【日本赤十字社創立記念日】
1877(明治10)年、佐野常民らが博愛社を設立し、西南戦争の負傷者を政府軍・西郷軍の別なく救護した。
1886(明治19)年に日本が万国赤十字条約に加盟したため、1887年5月20日に日本赤十字社と改称した。
「ナイチンゲール(赤十字の母)」村岡花子 講談社 1981年刊行
ナイチンゲールの物語、子どもの頃に読んだきりですね。読み直すと新たな発見がありそうです。
※【扇の日】
京都扇子団扇商工協同組合が1990(平成2)年に制定。
『源氏物語』では女性が光源氏に扇を贈っていることから、「こ(5)い(1)」(恋)の語呂合せ。
「黒い扇」平岩弓枝 東京文芸社
使ったことは一度もないけど、憧れて買った扇が家にあったような…。
※【スズランの日】
イギリス・フランスでは、この日スズランを贈られた人には幸せが訪れると言われている。
また、幸せを運ぶ花とされるスズランを誰もが路上で売ってもいい日。そんなパリの風習が伝わったもの。
特に、フランスではこの日に、スズランの小さな花束を家族や先生、友達などに贈り、親交を深めるという
「鈴蘭」東直己 角川春樹事務所
ありました、鈴蘭の本でした。いや、鈴蘭の本ではないか。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館です。連休中も、鹿追町図書館は土・日・祝日開館中。
気になる本がありましたら、来てねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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