今日は何の本? 5月14日(2016) ゴールドデー・種痘記念日・温度計の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

九州の大地震、発生から一ヶ月が経ちました。

が、まだ余震が続いています。

地震への備え、身を守る本を紹介します。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月13日はこんな日です。

 

ゴールドデー、種痘記念日、温度計の日、

ひよ子の日(毎月14日,15日)

 

 

ゴールドデー

とは…。

※【ゴールドデー】

新年度、新学期など、ゴールデンルーキーとして入った新人たちに

期待とエールを込めて先輩からゴールドキウイフルーツを贈る日。

五月病に負けずに甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで元気になって欲しいと、この記念日を制定したのはゼスプリ インターナショナル(ジャパン)リミテッド。

 

二回読み返したけど、先輩からキウイをもらって新人が元気になればいいなという意味らしいです。謎だけど。

 

「ポケットモンスターハートゴールドポケットモンスターソウルシルバーパーフェクトクリアBOOK」毎日コミュニケーションズ

ポケモンの攻略本がありました。ちびっ子に人気で貸し出しが多く、すぐ傷んでしまうのが悩みですが、専用のテープや糊で補修しつつ活躍してもらっています。

ボクも昔はドラクエやファイナルファンタジーの攻略本を何度も読んでいました。懐かしい思い出です。

 

 

 

※【種痘記念日】

1796年、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功した。

種痘の登場以前は、天然痘は最も恐ろしい病気の一つだった。

発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、運良く治った人もあばた面になった。

以前より、一度天然痘にかかった人は、二度とこの病気にならないことが知られていた。

また、ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘には罹からないことを聞いた。

そこで、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、

近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種した。

10日後に発症したがすぐに治癒し、その後天然痘を接種しても感染しなかった。

この実験は、学会には認められなかったが、ジェンナーは貧しい人たちに

無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになった。

天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)

によって根絶が確認された。

 

「オロシャ雪原の逃亡者(日本にはじめて種痘法をもちこんだ男)」鈴木喜代春 PHP研究所

いい方法でも、最初から認められるわけではないのですね。

 

 

※【温度計の日】

水銀温度計を発明し、華氏温度目盛り(°F)に名前を残すドイツの物理学者ファーレンハイトの、1686年の誕生日。

華氏温度は、塩化アンモニウムを寒剤として得られる当時人間が作り出せた最低温度を0度、人間の平均体温を96度とし、その間を等分して得られる。

この温度目盛りによると、水が凍る温度は32度、沸騰する温度は212度となる。

ファーレンハイトが1724年に発表し、現在では主にアメリカ・カナダ・イギリスで用いられている。

中国では、ファーレンハイトに華倫海の字を当てたことから、「華氏」と呼ばれるようになった。

 

なるほど、日本では「摂氏」・「℃」が使われているので、無視していましたが、温度のもう一つの単位がありました。

 

「温度とはなにか」小野周 岩波書店

何度かを気にすることはあるけど、温度が何かはなかなか考えたことがないな、と思い至りました。気になる方は読んでみてね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館は土曜日も午前10時から午後6時まで開いています。気になる本を探しに来てくださいねー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。