おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州の大地震、一ヶ月が経ちました。昨日もテレビでは、家が文字通りぺしゃんこになってしまった光景が映されていました。
ほんのひと月前までは、九州でこういうことがおこるとは思っていませんでした。
他人ごとではありません。こちらの本を引き続き紹介いたします。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
5月15日はこんな日です。
沖縄本土復帰記念日、国際家族デー、ヨーグルトの日、5・15事件記念日、青春七五三
※【沖縄本土復帰記念日,沖縄復帰記念日】
1971(昭和46)年6月17日に宇宙中継によって東京とワシントンで結ばれた「沖縄返還協定」
1972(昭和47)年5月15日午前0時をもって発効し、沖縄の施政権がアメリカから
日本に返還され、沖縄県が誕生した。
日本政府側は「本土並み」の復帰を目指したが、実際には30以上の米軍基地や弾薬庫、演習場等が残され、その面積は全県の12%にも上った。
「これならわかる沖縄の歴史Q&A」楳沢和夫 大月書店
北海道では、ニュースでときおり沖縄のことが報道されますが、知識が足りなく全体像がわからず、断片的な理解しかできていません。
「沖縄時間(本物のスローライフの見つけ方)」岸朝子 大和出版
沖縄には行ったことがないのですが、北海道は冬に外で酔っぱらって寝てしまうと簡単に凍死してしまうので、なんというか人生の過ごし方の感覚も北海道と沖縄では変わってくるのではないかなー、と勝手に思っています。
「沖縄のうまいもの。」太陽編集部 平凡社
食べたことのないものがいっぱいです。
「沖縄独立を夢見た伝説の女傑照屋敏子」高木凛 小学館
スゴイ方のお話です。極端な方で、好き嫌いが分かれる人となりでした。スゴイことやる人って、結構そういうところ、ありますよね。
※【国際家族デー】(International Day of Families)
1993(平成5)年9月20日の国連総会で制定。国際デーの一つ。
各国が家族問題に対する認識を高め、家族関連の問題に取り組む能力を高めるため。
国連総会で決まっていました。
「家族で楽しむ子どものお祝いごとと季節の行事」新谷尚紀 日本文芸社
子どもは話題の中心ですね。幸せに過ごしましょう。
※【ヨーグルトの日】
ヨーグルトを研究したロシアのメチニコフ博士の誕生日。
明治乳業が制定したが、現在では特にイベントは行っていない。
メチニコフ博士はブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる
乳酸菌のためであることを突き止めた。また、免疫に関する研究により
ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
「明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK(おいしい103品!)」明治 アスコム
ヨーグルトの日もしょっちゅうある気が…。そんなわけで、この本を。
※【5.15事件記念日】
1932(昭和7)年、5.15事件が起った。
海軍の青年将校・古賀清志中尉らと陸軍士官学校の生徒らが首相官邸等を襲撃し、
犬養毅首相が射殺された。国家改造、軍部政権樹立のため、
東京を混乱に陥れようとしての決起だった。翌日、内閣は総辞職し、
海軍大将斎藤実を首班とする挙国一致内閣が発足して、政党内閣制に終止符が打たれた。
前日に来日して犬飼首相と面会する予定だったチャップリンも標的になっていたが、
直前に急遽予定を延期して大相撲観戦に行った為に難を逃れた。
「話せばわかる」
「問答無用」
というやりとりは有名ですが、チャップリンもこの場にいたかもしれなかったというのは初めて知りました。驚きです。
「ものしり雑学大相撲」北出清五郎 三笠書房
そんなチャップリンの命を救った大相撲の魅力と謎がいっぱいです。
※【青春七五三】
幼い子どもの成長を祝う七五三から10年、13歳、15歳、17歳の
まさに青春真っ盛りの少年少女に、
これからの人生に対して励ましのエールを送ろうという日。
11月15日の七五三から半年ずらした今日とした。
大人へ成長する通過点として、社会性を身につけることも目的とする。
「10代の子をもつ親が知っておきたいこと(思春期の心と向きあう)」水島広子 紀伊国屋書店
自分たちも10代のころがあったけど、忘れてしまっていることがいっぱいあるなぁ、と思います。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館は日曜日も午前10時から午後6時まで開いています。気になる本を探しに来てくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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