おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム
ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
6月30日はこんな日です。
アインシュタイン記念日、ハーフタイムデー、トランジスタの日、集団疎開の日、うちエコ!ごはんの日
※【アインシュタイン記念日】
1905(明治38)年、アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文
「運動物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した。
当時、アインシュタインはスイス連邦特許局の無名の技師だった。
「相対性理論」アインシュタイン 岩波書店 2015年刊行
これは骨太の一冊です。ボクはなかなか手が出せないですね…。
「アインシュタイン(オールカラーまんがで読む知っておくべき世界の偉人)」アンヒョンモ 岩崎書店 2013年刊行
こちらでまず大枠をつかむのがいいのかもしれません。
「アバウトアインシュタイン(アインシュタインをめぐる70のミステリー)」竹内薫 秀和システム 2005年刊行
相対性理論そのものより、アインシュタインを理解することができれば、その理論も捉えやすくなるかも…。
天才アインシュタインを理解する方が難しいかな…。
※【ハーフタイムデー】
6月30日は1年の半分の日。1年間の折り返し点となるこの日は、
前半年の反省と後半年への希望をしっかりと見極める日としたい。
もちろん、ハーフタイムショーと銘打ち、遊び回るのも結構。
「折り返し点(1997~2008)」宮崎駿 岩波書店
宮崎監督の、もののけ姫や千と千尋の神隠しという作品に込められた思いがつづられています。シーンの一つ一つに託したメッセージ、あらためて読むと作品の新たな魅力に気づかされます。
…ボクはもののけ姫は見ていないのですが…。
※【トランジスタの日】
1948(昭和23)年、アメリカ・AT&Tベル研究所のウィリアム・ショックレイ、ジョン・バーディン、
ウォルター・ブラッテンが発明したトランジスタが初めて公開された。
トランジスタは半導体を用いて電気信号を増幅・発振させることができ、
真空管と同じ働きをしながら小型・軽量・長寿命で消費電力が小さい等の利点があり、
急速に普及して行った
「半導体(図解雑学-絵と文章でわかりやすい!)」燦ミアキ ナツメ社 2005年刊行
半導体という言葉はよく聞きますが、さっぱり仕組みが分かっていないのでこういう本、いいですね。
※【集団疎開の日】
1944(昭和19)年、東条英機内閣が集団疎開の促進要綱を閣議決定した。
「村山実(激投!魂揺るがすザトペック投法)名球会comics」永島直樹 ぎょうせい 1992年刊行
村山さんも、集団疎開して戦後の混乱期の中、苦労してプロ野球選手になり、肩の故障に悩まされつつもみんなに愛されるスター投手となります。
長嶋さんの天覧試合のホームランを調べていて、村山さんから打ったということだったのでこの本を読んでみたら感動して胸が熱くなりました。
※【うちエコ!ごはんの日】
家庭(うち)の中から地球温暖化対策に取り込む「うちエコ!」について、
食を通して考えようと「うちエコ!ごはん事務局」が制定。
家庭の中のCO2の大きな部分を占める食から地球環境を考える「うちエコ!ごはん」の普及が目的。
日付は環境月間の6月の最終日であり、
藩政時代に加賀藩から将軍家に氷を献上するために氷室を開いた日(氷室開き)に由来する。
「生協の白石さんとエコごはん」白石昌則 ソニー・マガジンズ 2009年刊行
掲示板での大学生に対するユーモアあふれる回答で話題になった生協の白石さん。おすすめのエコレシピが載っています。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日10時から午後6時まで、開館です。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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