バス・空についての本や、ボクの先生の本を紹介。9月20日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月20日はこんな日です。

 

空の日、バスの日、お手玉の日、相続・贈与の日

 

 

※【空の日】

1940(昭和15)年に「航空の日」として制定。

戦争中中断されていたが、1953(昭和28)年に復活。

運輸省(現在の国土交通省)航空局が1992(平成4)年に「空の日」改称した。

1911(明治44)年、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、

滞空時間1時間の東京上空一周飛行に成功した。

日本で最初の飛行に成功したのは、1910(明治43)年12月19日に

東京・代々木錬兵場で徳川大尉が行った飛行実験だった。

しかし12月では気候的に「航空日」の行事に適さないため、

帝都上空一周飛行が行われた9月20日を「航空日」とした。

【関連】

空の旬間 9月20日~9月30日

日本初飛行の日 12月19日

 

「空のふしぎ図鑑(見上げてごらん!)」武田康男 PHP研究所 2013年刊行

「宇宙は暗いのに、どうして空は青いの?」

「虹ってどうしてきれいな色なの?」

ちびっ子に聞かれて、あなたは説明できますか?

「ええとねー、うーんと、それは、神さまがねー」とか言って煙に巻こうとするボクは、これを読んでおく必要があるかも。

空や天気の『なぜ?』がいっぱい詰まっています。

 

それと、飛行船で思い出した一冊がこちら。

「晴れた空から突然に」田中芳樹 朝日ソノラマ 1990年間

小説です。飛行客船内で起こる大事件のお話。面白かったなー、という記憶だけはあるけど、25年ほど前に一度読んだきりなのであらすじすら覚えてないです…。でも、面白かったなー、という記憶だけはあります。

そして、図書館にはなくて、うちの家の段ボールのどこかにあります。

 

 

※【バスの日】

1903年(明治36年)のこの日、

福井九兵衛が設立した京都乗合自動車二井商会が、

日本で初めて、乗合バスの運行を開始したことによる。

1987年(昭和62年)10月に全国バス事業者大会で制定されたもの。

堀川中立売、七条停車場、三条寺町、祇園石段下間を1区4銭で走行。

当時のバスは蒸気自動車を改造した幌なしの6人乗り。

 

このあいだの台風で、北海道のJRの運行に支障が出て、交通網が寸断されました。

そんな中、高速バスで出張へ。助かりました。

 

「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」吉田理宏 総合法令出版

経営難で苦しむ会社を立て直し、今も地域のために挑戦中の十勝バスのお話です。

傾いた会社を突如父親から任されて、経営を立て直すために四苦八苦する主人公。他の会社でバリバリ働いていた主人公は従業員のやる気のない姿勢が許せない。なんとかしなくては、と毎日社員を怒鳴る日々だったが…。

ピンチである会社が変わるには、まず自分が変わること。

感動するし、勉強になるし、読みやすいし、OJT研修を受けてきたばかりのボクにもおススメの本です。

十勝バスのミニチュア、お気に入りです。目覚まし時計としても使えるそうです。便利。

十勝バスのミニチュア、お気に入りです。目覚まし時計としても使えるそうです。便利。

 

「怪談バス(あの世行き)」現代怪談研究会 大泉書店

こっちは乗りたくないですね。

 

 

※【お手玉の日】

日本のお手玉の会が制定。

1992(平成4)年、第1回全国お手玉遊び大会が愛媛県新居浜市で開かれた。

お手玉遊びの魅力をPRする日。

 

「シニアがみるみる若返るお手玉遊びの魔法」斎藤道雄 桐書房

手先を動かすと、脳への刺激になってよいみたいです。

 

 

※【相続・贈与の日】

彼岸の時期であり、先祖を供養するために家族が集まる機会も多いこの時期に、

相続や贈与についての知識を深め、家族で話し合うきっかけにと、

NPO法人・不動産承継支援ネットワークが制定。

高齢化社会が進行する中で、相続や贈与の準備、対策を行うことの大切さをアピールするのが目的。

春の彼岸の時期の3月20日と秋の彼岸の時期の9月20日を「相続・贈与の日」に制定している。

 

「マンガでわかる相続の成功か失敗かはパートナーで決まる!」曽根恵子 現代書林 2016年刊行

最近、『マンガでわかる』という系統の本が多いですね。とっかかりにマンガというのはいいと思います。

 

「図解でわかる!ここが変わった生前贈与のルール」チェスター エクスナレッジ 2015年刊行

『図解でわかる』というシリーズも増えました。こちらもわかりやすいです。

法律関係は、『ルール』自体が時々変わるので、その都度注意が必要です。

 

 

今日はボクの先生、藤村正宏さんの誕生日でした。

 

「安売りするな! 『価値』を売れ!(あなたの商品・サービス・ブランド)」藤村正宏 実業之日本社

ボクは現在、図書館で働いていますが、図書館は『無料』の原則があるので安売りすることができません。もちろん、価格で他との差をつけることはできない。

 

知らないことを調べるとき、図書館まで行って、本棚を探してそこで本を見つけて、目次を探してページをめくらなくても、スマホで検索すると一秒以内に答えが見つかる時代。

そういうものがなかった時代とは違うやり方が、今の図書館には必要です。

 

そこで、他と差をつける『差別化』ではなく、『独自化』。

 

この本はもう一度読み直して考えてみる必要がありました。

 

 

今日はこの辺りで。

 

今日の鹿追町図書館は、昨日の祝日開館の振り替えで、休館日となります。返却は正面自動ドア横の返却ポストにお願いいたします。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。