おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月29日はこんな日です。
クリーニングの日、接着の日、日中国交正常化の日、招き猫の日、ふぐの日
※【クリーニングの日】全国クリーニング環境衛生同業組合連合会が1982(昭和57)年に制定。
「ク(9)リーニ(2)ング(9)」の語呂合せ。
消費者にもっとクリーニングを利用してもらい、自らもクリーニング技術の向上を目指す為に設けられた。
「クリーニングのプロが教える家庭でできる洋服の洗い方とお手入れ」古田武 マイナビ 2012年刊行
役に立ちそうな本です。
※【接着の日】
多くの消費者、取引先企業、会員企業などに、接着剤の持つ優れた機能、接着技術、役割などを知ってもらい、正しい情報の提供と接着剤業界の活性化を目的に、日本接着剤工業会が制定。
日付は9と29で「くっつく」の語呂合わせから。日本接着剤工業会では「人と人とをくっつける。人と暮らしをくっつける」 をホームページで掲げている。
「よくわかる最新接着の基本と仕組み(材料どうしを接合する技術の基本を学ぶ)」井上雅雄 秀和システム
渋い本です。
「接着剤のひみつ」たまだまさお 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室
ボクの好きなひみつシリーズです。読みやすく、わかりやすく学べます。
※【日中国交正常化の日】
1972(昭和47)年、日本と中華人民共和国との間の国交正常化共同声明(日中共同声明)の調印式が北京で行われ、田中角栄、周恩来両首相が署名した。
「田中角栄と毛沢東(日中外交暗闘の30年)」青木直人 講談社 2002年刊行
このあたりは学校の歴史の授業では教わらなかったので自分で学ぶことが必要かも。
「日中逆転(膨張する中国の真実)」日本経済新聞社 2010年刊行
中国はどこまで大きくなるのか。大きくなり続けられるのか。
「中国の大問題」丹羽宇一郎 PHP研究所 2014年刊行
中国とはどういう国なのか。政治とビジネスの視点からのフィルターがあると思いますが、日本と中国の関係の考え方の一つです。
「中国台頭の終焉」津上俊哉 日本経済新聞出版社 2013年刊行
この本は中国経済、中国の抱える課題を洗い出し、分析した内容です。一人っ子政策による年齢構造のいびつさがこれからどう影響を及ぼしていくのか。数々の課題を解決していくには国家体制の問題が立ちはだかっています。
※【招き猫の日】
日本招き猫協会が制定。
「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)の語呂合せ。
この日を中心に、伊勢の「おかげ横丁」の招き猫まつり等、全国各地で記念行事が開催される。
日本ならではの縁起物として知られる招き猫は右手を上げていると金運を招き、左手を上げていると客を招くなどといわれ、広く庶民に愛されてきた。
この招き猫の魅力をアピールし、多くの人に福を招いてもらおうと制定したもの。
「ねこの絵集(8世紀にわたる猫アートコレクション)」ブリティッシュ・ライブラリー グラフィック社 2016年刊行
猫のイラスト集めました。
ふぐの日でした。
「ふぐの文化」青木義雄 成山堂書店 1999年刊行
北海道だとなかなかふぐに親しむ機会が少ないので文化的なことはわかりませんが、お腹いっぱい食べてみたいです。
一度九州で食べたのですが、そのときはおいしいものがありすぎてどんな味かあまり思い出せないです…。もっと味わえばよかった。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館は午前10時から午後6時までの開館です。
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投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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