登山・ドイツの本を紹介。10月3日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

10月3はこんな日です。

登山の日、山の日、ドイツ統一の日

※【登山の日,山の日】
山に登ることで雄大な大自然に触れ、その素晴らしさを知って、
自然を尊び、愛し、自然からの恩恵に感謝する日。
社団法人、日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚ニ氏が発案し
1992年10月3日に協会が制定したもので、
日付けは10(登)3(山)の語呂合わせから。
また、1905年(明治38年)の10月に、
日本山岳会が発足したという歴史的事実もふまえている。

「バテない体をつくる登山食(山登りに必要な栄養と食べ方がわかる)」大森義彦 誠文堂新光社 2016年刊行
あまり登山の記憶がありませんが、みんなで登りだすとペースを合わせるのに一苦労。自分のペースで登るのも大事ですが、一人ではぐれるわけにもいかないのでついつい無理をしがちなので、こちらをどうぞ。

「山で正しく道に迷う本(リスクマネジメントの専門家が書いた登山の本)」昆正和 日刊工業新聞社 2013年刊行
「セルフレスキュー(遭難を防ぎ、安全登山を実現する山のトラブル脱出法)」渡辺輝男 山と渓谷社
知識が生死を分けることはあります。登山の前に一度読んでみておいてほしいです。

※【ドイツ統一の日】
1990(平成2)年、東西ドイツが45年ぶりに統一され、ドイツ連邦共和国が誕生した。
ベルリンの壁が崩壊してからわずか11箇月後だった。

「森と山と川でたどるドイツ史」池上俊一 岩波書店 2015年刊行
ボクが持っているドイツのイメージは、ビールとソーセージとブロッケンジュニアとシュトロハイムなのですが、この本を読むと変わりますね。

「グリム童話の旅(グリム兄弟とめぐるドイツ)」小林将輝 小沢昔ばなし研究所 2014年刊行
グリム童話は、ドイツで紡がれたのですね(知らなかった…)。
グリム童話の『グリム』とは、一人ではなく兄弟なのですね(知らなかった…)。

「ナチ・ドイツと言語(ヒトラー演説から民衆の悪夢まで)」宮田光雄 岩波書店
ボクは『ヒトラーが戦争を起こした大悪人』という伝えられ方から、てっきりヒトラーはクーデターか何かでドイツを征服して戦争を始めたのかと思っていたのですが、選挙で選ばれたと知ってびっくりです。
民衆が狂っていたのか? そうではないようです。

今日はこの辺りで。

鹿追町図書館は月曜日が休館日。返却は正面自動ドア横の返却ポストへお願いいたします。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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