おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月16日はこんな日です。
自分色記念日、世界食糧デー、ボスの日
※【人と色の日・自分色記念日】
人が生まれながらに持つ髪や目、肌の色などと調和して、
その人にいちばん似合う色が自分色(パーソナルカラー)。
個性を引き立て、魅力を引き出すパーソナルカラーの効果的な活用法などを提案する
有限責任中間法人の日本パーソナルカラリスト協会が制定。
日付は10と16で「ヒトイロ=人色」と読む語呂合わせから。
「色の教科書(暮らしがもっと楽しくなる!)」桜井輝子 学研パブリッシング
ふだんなんとなく選ぶけど、色は暮らしに大きな影響があるとのこと。
※【世界食糧デー(World Food Day)】
国連食糧農業機関(FAO)が1981(昭和56)年に制定。国際デーの一つ。
1945(昭和20)年、FAOが設立された。
開発途上国等での栄養失調や飢餓について考える日。
『飢餓』のキーワードで検索すると、とんでもない本が…。
「北朝鮮人食い収容所(飢餓と絶望の国)」黄万有 徳間書店 2003年刊行
おそろしいタイトルです…。
「北朝鮮地獄からのレポート(最新飢餓報告と収容所の実態)」趙甲済 河出書房新社2001年刊行
うーん、これはちょっと行きたくない国ですね…。
「飢餓と戦争の戦国を行く」藤木久志 朝日新聞社 2001年刊行
世界はまだまだ飢えと争いに満ちているのか…。
「世界から飢餓を終わらせるための30の方法」ハンガー・フリー・ワールド 合同出版 2012年刊行
地獄だけでなく、希望もありました。
※【ボスの日】
1958(昭和33)年、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に提唱。
経営者と部下の関係を円滑にするための日。アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。
日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施している。
もう30年くらいの取り組みになりますか。
盛んなのでしょうか。
「トップの決断(北の経営者たち)」北海道新聞社 2012年刊行
北海道新聞の人気連載記事の単行本化です。
おなじみの企業のトップ(役職、社名は当時)が続々。
セイコーマート会長赤尾昭彦氏、ニトリホールディングス社長似鳥昭雄氏、佐藤水産社長佐藤寿氏、柳月社長田村昇氏、六花亭製菓社長小田豊氏、鶴雅グループ社長大西雅之氏、まだまだ全員で60名が登場します。
おひとかた、4ページにまとめられているので、もう少し深く聞きたいな、というエピソードもありますが、何十ページもあるとこれまた読まないので、ちょうどいいとも言えます。
トップたちは『決断』を前に、結構な割合でまわりの反対を受けます。
しかし、熟慮または直感で、リスクもあるけど新たな環境変化に対応した一手を打ちます。
なにか得るものがあると思います。おススメの本。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館は午前10時から午後6時までの開館です。よかったら来てくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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