おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
利用者さんに、「図書館の前、紅葉が綺麗になりましたねー」と声をかけていただき、外へ出てみると、正面にこの光景。
あ、きれいだなと思い、一枚撮影。
ボクは毎日何回も出たり入ったりしているけど、美しさに気がついてなかったです。
仕事に集中しているから? そんなことないか。
一昨日の写真で、今日は朝から音を立てて雨が降っているので、だいぶ葉っぱが落ちちゃうかな。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月20日はこんな日です。
新聞広告の日、リサイクルの日、頭髪の日、ソフト化の日、皇后誕生日、疼痛ゼロの日
※【新聞広告の日】
1958年(昭和33年)に日本新聞協会が制定した日。
新聞広告の生活情報源としての役割の大きさをアピールすることが目的。
10月15日からの新聞週間の中の区切りのよい日としてこの日になった。
【関連】
新聞週間 10月15日~10月21日
『広告』のキーワードで出てきたのが、この本でした。
「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行
なるほど、ぜんぶ広告だと考えると、モノのいい方とか、発信の仕方とかの視点が変わってきますね。
※【リサイクルの日】
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ
この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が
10月を「リサイクル推進月間」とした。
【関連】
リサイクルの日 6月9日
「クビキリサイクル(青色サヴァンと戯言遣い)」西尾維新 講談社 2002年刊行
西尾維新さんのデビュー作です。
すると、14年の作家活動ということになりますが、執筆速度が異常に早いですね。
週刊少年ジャンプの「めだかBOX」、テレビドラマ「掟上今日子の備忘録」の原作もこの方です。全部は見ていないのですが、毎週楽しみにしていました。
※【頭髪の日】日本毛髪科学協会が制定。
「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。
「やってはいけない頭髪ケア(指の腹を使ってシャンプーするのは逆効果!)」板羽忠徳 青春出版社 2014年刊行
えっ! そうなの!?
※【ソフト化の日】
ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。
「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。
柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く 呼びかける日。
これだけ読んでもよくわからないので、『ソフト化経済センター』で検索してみましたが、ソフト化経済センターは2005年に解散していました…。ちょっと興味をもったのに、知るのが遅かった。残念。
せっかくなので『ソフト』のキーワードで検索していたら、こんな本を発見。
「なぜ、勉強しても出世できないのか?(いま求められる『脱スキル』の仕事術)」佐藤留美 ソフトバンククリエイティブ 2012年刊行
出世はしない方がいいと個人的な思いはありますが、『脱スキル』の仕事術というところが気になりました。『スキル』はこれからもどんどんコンピューターがや人工知能が発展して、人間は別のものが求められる世の中になるだろうな、と思ったからです。
※【疼痛ゼロの日】
がん性疼痛をはじめ「痛み」とその治療に関するよりよい専門的、
一般情報の提供を通じて医療の豊かな発展に寄与することで、
患者が痛みから解放されることを目指して活動をするJPAP
(Japan Partners Against Pain)
ペイン情報センター事務局が制定した日。
「がんの痛み」に関する社会的関心をさらに喚起するのが目的で、
日付は10と20「トウ・ツウ・ゼロ」と読む語呂合わせから。
市民向けの講演会や「痛みの相談室」などを開催。
「『がんもどき』で早死にする人、『本物のがん』で長生きする人 近藤誠 幻冬舎 2013年刊行
「がん患者力(日本のがん医療のこれが現実!患者が身を守る29の知恵)」NHK「がんプロジェクト」取材班 主婦と生活社 2013年刊行
「がんになったら手に取るガイド(患者必携)」国立がん研究センターがん対策情報センター 学研メディカル秀潤社 2013年刊行
「原千晶39歳がんと私、明日の私、キレイな私。」原千晶 光文社 2013年刊行
2013年刊行の本、タイトルが印象深かったものを紹介しました。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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