おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日、教育委員さんの教育・文化施設の視察があり、15分の時間をもらって図書館について説明しました。
図書館の良さや取り組み、課題などをご説明させていただいたのですが、うまく伝えられたかいろいろ反省するところがあります。
伝え方を工夫するため、エクスマを学んでいるのですが、まだまだまだまだですね。
家に帰って改めて読んだ本に、必要なことが全部書いてあったのを再発見。
伝えることがうまくなりたい人は、この本を読んで、『練習』すれば、必ずレベルアップします。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月26日はこんな日です。
サーカスの日、原子力の日、反原子力デー、柿の日、きしめんの日、青汁の日、「つがるロマン」の日
「サーカスがやってきた」よぐちたかお 福音館書店 2000年刊行
みなさん、サーカスを見に行ったこと、ありますか? ボクは三年くらい前に友達と見に行きました。
軽技というのでしょうか、空中ブランコとか、自分の目の前で見ると、テレビで観るのとは全く違ったハラハラ感がありますね。また観たいな。
「サーカス殺人事件」W.リンク 二見書房
そう言えば、アメリカで殺人ピエロが話題になっていますね。じゃあ、犯人はピエロがあやしいね。たぶん。
そんな単純じゃないか。
※【原子力の日】
科学技術庁(現在の文部科学省)が1964(昭和39)年に制定。
1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。
また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。
原子力は100%安全と言われてきました。
でも、その100%の計算の想定外のことが起こると、100%では無くなり、脅威は現実のものとなりました。
「隠される原子力・核の真実(原子力の専門家が原発に反対するわけ)」小出裕章 創史社
2010年12月の刊行です。
「『想定外』の罠(大震災と原発)」柳田邦男 文芸春秋
2011年9月の刊行です。
「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治 集英社インターナショナル
2014年10月の刊行です。
※【柿の日】
全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に制定した日。
日付は俳人の正岡子規が明治28年(1895年)の10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることにちなむ。
また、地域によって違うが柿の旬の中心的な時期にあたることもその理由のひとつ。
「二ほんのかきのき」熊谷元一 福音館書店 1979年刊行
ちょっと和みましょう。
※【きしめんの日】
愛知県の名物「きしめん」をもっと多くの人に食べてもらおうと、
愛知県製麺工業協同組合が制定。日付は食欲の秋である10月と、
「きしめん」の特徴であるツルツル感を2(ツ)と6(ル)で表した
26日の組み合わせから。
「きしめん」は茹でた麺に熱いつゆをかけ、
油揚げや鶏肉などの具と共にかつお節やネギを入れて食べることが多く、
これからの季節はさらに美味しくなる。
「大好き! みんなの麺レシピ」講談社
昨日はパスタ、今日はきしめん。明日は?
※【青汁の日】
乾燥する冬を前に多くの人に青汁で健康になっていただきたいと
青汁のトップメーカー、株式会社アサヒ緑健が制定。
日付は10を英語のIO(アイオー)に見立てて青と読み、
26を汁(ジル)と読む語呂合わせからも。
青汁がタイトルに含まれる本はありませんでした。
青汁…、と考えて、「まずい、もういっぱい!」の俳優の八名信夫さんを思い出しました。
「悪役のふるさと」村松友視 講談社
世の中、善人より悪人の方が人気が出るときがあります。そんな歴史上のにっくき人気者の悪役の魅力に迫る本です。
※【「つがるロマン」の日】
実りの秋の10月とつがるの2とロマンの6を組み合わせて記念日としたのは、
JA全農あおもり。
青森で作付けされている美味しいお米の「つがるロマン」を全国にPRする日。
「お米のひみつ」田中久志 学研広告SP事業部教材資料制作室 2004年刊行
お米はなぜおいしいのか。ボクはなぜお米が好きなのか、ひみつを知れば、わかるかな?
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、水曜日の今日も午前10時から午後6時までの開館です。
よろしくお願いいたします~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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