いい夫婦の日だったり、ペットに感謝する日だったりの11月22日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

また地震が起きてしまいました…。

津波など、被害が少ないことを祈っています。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

11月22日はこんな日です。

 

ボタンの日、大工さんの日、いい夫婦の日、和歌山県ふるさと誕生日、

長野県りんごの日、回転寿司記念日、ペットたちに「感謝」する日

 

※【ボタンの日】

日本釦協会・全国ボタン工業連合会等が1987(昭和62)年に制定。

1870(明治3)年、金地に桜と錨の模様の国産のボタンが海軍の制服に採用された。

 

「運命のボタン」リチャード・マシスン 早川書房 2010年刊行

このタイトルから、核ミサイルのスイッチを想像しました。押さないでね。

 

 

※【大工さんの日】

日本建築大工技能士会が1999(平成11)年に制定。

11月が「技能尊重月間」であること、「十一」を組み合わせると「士」となり「建築士」にふさわしいこと、22日は大工の神様とされる聖徳太子の命日(622年2月22日)であること、「11二二」を組み合わせると、11はニ本の柱をあらわし、ニは土台と梁あるいは桁を表して軸組合の構造体となり、11月22日が大工との関係が密接であることから。

 

「宮大工千年の知恵(語りつぎたい、日本の心と技と美しさ)」松浦昭次 祥伝社 2000年刊行

おお、図書館っぽい! これは本当に残しておきたい知恵です。

 

 

※【いい夫婦の日】

余暇開発センター(現在の自由時間デザイン協会)が1988(昭和63)年に制定。

「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合せと、11月の「ゆとり創造月間」の期間中であることから。

 

夫婦の日は、ふうふの語呂合わせで22日。毎月あるので今一つありがたみに欠けるのですが、今日はその中でも一年に一度の11月22日。ありがたや。

 

「『いい夫婦』になるいたってシンプルな30のヒント(今のままの結婚生活に迷いを感じたら読む本)」池内ひろ美 青春出版社

世のご主人、奥さんがこの本を読んでいたら、ちょっと自分の行いを見直しましょう。

 

 

※【長野県りんごの日】

JA長野県経済連(現在のJA全農長野)等が1999(平成11)年に制定。

長野県産林檎の主力品種が「ふじ」であることから「いい(11)ふじ(22)」の語呂合せと、「いい(11)ふうふ(22)」(いい夫婦)→「アダムとイヴ」→「林檎」との連想から。

 

「アダムの旅(Y染色体がたどった大いなる旅路)」スペンサー・ウェルズ バジリコ 2007年刊行

なるほど、確かに長い旅ですね。まだまだ旅の途中です。人類のルーツを探ります。

 

 

※【回転寿司記念日】

回転寿司チェーン「廻る元禄寿司」の元禄産業が制定。

回転寿司を考案した同社元会長の白石義明氏の1913年の誕生日。

 

「回転寿司のひみつ」斎藤友佳子 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2013年刊行

回転寿司のネタのひみつなんかも、明らかになるのでしょうか…。

 

 

※【ペットたちに「感謝」する日】

私たちと生活を共にし、喜びや悲しみ、生きがいを与えてくれるペットたちに、日頃の感謝の気持ちをあらわし、人と動物の正しい関係を考える日。

すべてのペットが幸せになれるように、また野生動物や自然環境のことを多くの人に考えてもらいたいとの願いからピーツーアンドアソシエイツ株式会社が制定。

日付はペットの代表の犬と猫の鳴き声からの語呂合わせから。

英語では「THANKS PETS DAY」。

 

「ペットは人間をどう見ているのか(イヌは? ネコは? 小鳥は?)」支倉槙人 技術評論社 2010年刊行

ペットの考えてることがわかればなー、と思った方も多いのでは。知らない方がいいこともあったりして。

 

「ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本(ペットとあなたの心をつなぐ42の方法)」畑正憲 ベストセラーズ 2012年刊行

ムツゴロウさん。関係ないけど、麻雀がすごく強いです。もしかして、その強さは動物だけじゃなく、人の気持ちもわかるからでしょうか。

関係ないと思ったけど、関係ありますね。

 

「ペットフードのひみつ」りつき 学研コミュニケーションビジネス事業室

なんと、学研のシリーズ、ペットフードもテーマになっていました。

 

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。