おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は十勝人形劇フェスティバルの公演を見てきました。時間の関係で一部しか見られなかったのですが、『和気ちゃん』さんの舞台が見られました。
長年取り組んでいる方の、間の取り方、話し方(演じ方)のリズム、音程、場の空気のとらえ方と作り方、圧巻でした。
今週は、絵本パフォーマーの岸田典大さん、根室市図書館長で読み聞かせの、松永伊知子さん、人形劇の和気ちゃんさんと、スゴイ人を見過ぎで圧倒されていますが、今日もスゴイ人と会えるので、楽しみです。
さてさて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
11月27日はこんな日です。
税関記念日、太平洋記念日、洗車の日
税関記念日でした。
「大阪国際空港殺人事件(税関検査官・陽子の推理)」山村美紗 講談社 1987年刊行
ボクは日本から出たことがないので、税関は体験がありませんでした。
麻薬とか、病気とか、ヤバい人とかを食い止める大事な場所なんですよね。
太平洋記念日でした。
『太平洋』の名は、マゼランの大航海のときに、天候が良くて平和な日が続いたため、『平和な・穏やかな』ということからPacific Oceanとつけられたそうです。ふむふむ。
「南太平洋の旅(何もなくて豊かな島)」崎山克彦 新潮社 1999年刊行
太平洋をヨットの旅。訪れる島で初めて会う人と陽気に語らい、仲良くなって宴会、そしてまた次の島へ…。あったかい太平洋に包まれる、こういう暮らしもあるんだなぁ。
「あきらめたから、生きられた(太平洋37日間漂流船長はなぜ生還できたのか)」武智三繁 小学館
そんな太平洋で、ピンチに陥ることもあります。そんな中、生き延びられたのは必死になったからではなく、やれることはやって、あとはしょうがない、という悟りの境地にいたからだという体験でした。
船が沈没したときに、意外にも泳げない方が泳げる方より救助されるケースがある、ということを以前に別の本で読んだことがあります。
泳げる人は、頑張って泳いで、体力を使い果たしてしまい、泳げない人はなんか浮いているものにつかまって漂っているところを助けられることがあるそうです。
それを読んだ少年のボクは、泳ぎがうまくなるのは諦めて、そんなときにはとりあえずなにかつかめるものを探そうと思いました。
洗車の日でした。
「車を長持ちさせる実用洗車マニュアル」成美堂出版編集部 成美堂出版
おお! この本、探してました!
(別に探してなかったけど、自分の思っていることが満たされる本に出会うとこんな気分になります)
読んでみよ~っと。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、月曜日は休館日となります。返却は、自動ドア横の返却ポストにお願いいたします~。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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