おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月1日はこんな日です。
映画の日、鉄の記念日、世界エイズデー、冬の省エネ総点検の日、いのちの日、カレー南蛮の日、下仁田葱の日、着信メロディの日、データセンターの日、手帳の日、家庭塗料の日、防災用品点検の日、カイロの日、乙子の朔日(おとごのついたち)
※【いのちの日】
厚生労働省が2001年に自殺予防活動の一環として制定。
「大人が見逃す子どもの危険信号(いじめ・自殺・不登校・非行・性・学業不振・友人関係)」松原達哉 学事出版
未来あるこどもたちが絶望して死を選ぶことがないよう、見守りましょう。
※【手帳の日】
師走に入り、手帳を活用して1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることから、
ビジネス手帳の元祖「能率手帳」を製造販売している「株式会社日本能率協会マネジメントセンター」が制定した日。
書店や文具店などの手帳売り場でのキャンペーンなどを行う。
来年の手帳を持ち歩く季節になりましたね。
「仕事が早くなる!ノート・メモ・手帳&文具術(情報活用力がアップする仕事効率化ツールのとっておきの使い方を身につけよう!)」日本の売地協会マネジメントセンター
「手帳200%活用ブック(1年12か月52週365日8760時間、遊びも仕事も大充実)」日本能率協会マネジメントセンター
新しい手帳を最大限に活かしたいですよね。年明けに読むより、今から読んでみた方がいいと思います。
「旭山動物園へようこそ!(初公開!副園長の飼育手帳・写真)」坂東元 二見書房 2006年刊行
これは、動物園の飼育係の人ならちょっと気になる一冊ですよね。
※【乙子の朔日(おとごのついたち)】
年の最後の一日に、餅をつき、その年の無事と来年の健康が祈られる。
「山のみんなのおもちつき」広越たかし 童心社
紙芝居です。
11月26日に、根室市図書館長の松永伊知子さんの講演会を開催しました。
参加してくださった方の中に、なんと、「子どものころ楽しみだった図書館バスや読み聞かせ、覚えています。当時と変わらない声が聞けて嬉しかった。昔読んでもらった『みさきめぐりのとしょかんバス』が懐かしかった」と、根室出身の方も来てくれました。
絵本を人前で読んで聞かせることを「読み聞かせ」と言います。
鹿追町ではボランティアさんに協力いただいて各小学校を「おはなしキャラバン」として読み聞かせをしてまわっています。
ボク自身は読み聞かせはしていないのですが、いろんなお話に出会って、こどもの心になにか大切なものが残ってくれればいいな、と思っていました。
今回の松永先生の講演で、子どもたちの中に、何十年も経ってからそのときの思い出がよみがえるほど、心に残っているものなんだ、と改めて知りました。
松永先生を紹介してくださった図書館ボランティアさん(松永先生の先輩!)に、お礼を申し上げたところ、「楽しいから石川さんも、やってみたら? 紙芝居おじさんなんていいんじゃない?」と言われて、紙芝居が気になっている今日この頃でした。
あと、図書館バスの運行もさらに楽しみになりました。
こどもたちが待っていてくれているんだなぁ。
松永先生、大切なことに気づく機会をいただきました。ありがとうございます。
(このブログは読んでないだろうけど…)
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、木曜日も午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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