もう、今年も最後の月になりました。紙芝居をみながら、松永伊知子先生を思い出した12月1日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月1日はこんな日です。

 

映画の日、鉄の記念日、世界エイズデー、冬の省エネ総点検の日、いのちの日、カレー南蛮の日、下仁田葱の日、着信メロディの日、データセンターの日、手帳の日、家庭塗料の日、防災用品点検の日、カイロの日、乙子の朔日(おとごのついたち)

 

※【いのちの日】
厚生労働省が2001年に自殺予防活動の一環として制定。

 

「大人が見逃す子どもの危険信号(いじめ・自殺・不登校・非行・性・学業不振・友人関係)」松原達哉 学事出版

未来あるこどもたちが絶望して死を選ぶことがないよう、見守りましょう。

 

※【手帳の日】
師走に入り、手帳を活用して1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることから、
ビジネス手帳の元祖「能率手帳」を製造販売している「株式会社日本能率協会マネジメントセンター」が制定した日。
書店や文具店などの手帳売り場でのキャンペーンなどを行う。
来年の手帳を持ち歩く季節になりましたね。

 

「仕事が早くなる!ノート・メモ・手帳&文具術(情報活用力がアップする仕事効率化ツールのとっておきの使い方を身につけよう!)」日本の売地協会マネジメントセンター

「手帳200%活用ブック(1年12か月52週365日8760時間、遊びも仕事も大充実)」日本能率協会マネジメントセンター

新しい手帳を最大限に活かしたいですよね。年明けに読むより、今から読んでみた方がいいと思います。

 

「旭山動物園へようこそ!(初公開!副園長の飼育手帳・写真)」坂東元 二見書房 2006年刊行

これは、動物園の飼育係の人ならちょっと気になる一冊ですよね。

 

 

※【乙子の朔日(おとごのついたち)】
年の最後の一日に、餅をつき、その年の無事と来年の健康が祈られる。

 

「山のみんなのおもちつき」広越たかし 童心社

紙芝居です。

 

11月26日に、根室市図書館長の松永伊知子さんの講演会を開催しました。

 

参加してくださった方の中に、なんと、「子どものころ楽しみだった図書館バスや読み聞かせ、覚えています。当時と変わらない声が聞けて嬉しかった。昔読んでもらった『みさきめぐりのとしょかんバス』が懐かしかった」と、根室出身の方も来てくれました。

 

絵本を人前で読んで聞かせることを「読み聞かせ」と言います。

鹿追町ではボランティアさんに協力いただいて各小学校を「おはなしキャラバン」として読み聞かせをしてまわっています。

 

ボク自身は読み聞かせはしていないのですが、いろんなお話に出会って、こどもの心になにか大切なものが残ってくれればいいな、と思っていました。

今回の松永先生の講演で、子どもたちの中に、何十年も経ってからそのときの思い出がよみがえるほど、心に残っているものなんだ、と改めて知りました。

 

松永先生を紹介してくださった図書館ボランティアさん(松永先生の先輩!)に、お礼を申し上げたところ、「楽しいから石川さんも、やってみたら? 紙芝居おじさんなんていいんじゃない?」と言われて、紙芝居が気になっている今日この頃でした。

あと、図書館バスの運行もさらに楽しみになりました。

こどもたちが待っていてくれているんだなぁ。

講演会の翌日、出発前に図書館に立ち寄ってくださいました。ご著書にサインをいただきました。

講演会の翌日、出発前に図書館に立ち寄ってくださいました。ご著書にサインをいただきました。

 

松永先生、大切なことに気づく機会をいただきました。ありがとうございます。

(このブログは読んでないだろうけど…)

松永先生の図書館での日々をつづった「ニムオロの岬から わたしの絵本トーク」、鹿追町図書館でも貸し出しできます。「みさきめぐりのとしょかんバス」もありますよ。

松永先生の図書館での日々をつづった「ニムオロの岬から わたしの絵本トーク」、鹿追町図書館でも貸し出しできます。「みさきめぐりのとしょかんバス」もありますよ。

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、木曜日も午前10時から午後6時までの開館です。

 

それでは~。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。