おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は、友に学んだ仲間が釧路からやってきてくれたので、帯広の「岡書」へ。
『Facebookに投稿してないから、心配したよー』と気にしてもらっていました。
みんな、ありがとー。イベント続きで忙しくて…。
昨日はその中でも、お手伝いの最後のイベント、絵本作家のぶみさんのワークショップのスタッフでした。他のスタッフにおんぶにだっこでしたが…。
のぶみさんの次々に繰り出す仕掛けに、こどもたち、大喜びでした。
情熱大陸で取り上げられてから、うちの図書館でも、『のぶみさんの絵本、ありますか?』という問い合わせと予約が増えました。
いきおいがスゴイです。終了後は午後9時から『のぶみさんと情熱大陸を観る会』が行われました。本人とともに、番組を観るのは贅沢でした。
いろいろお話してくださいましたが、本当に情熱の人です。これからも、のぶみさんの作品が楽しみですね。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月18日はこんな日です。
国連加盟承認の日、東京駅の日
※【国連加盟承認の日】
1956(昭和31)年、国連総会で全会一致により、日本の国連加盟が可決されたことによる。
1933年(昭和8年)の国際連盟脱退から23年ぶりの国際社会復帰の日ともいえる。
国連脱退から、戦争へとひた走りました。
「だから、国連はなにもできない」リンダ・ポルマン アーティストハウスパブリッシャーズ 2003年刊行
国連での判断は、一国の判断に優先するのか。
ある一国への介入が正しいかどうか、誰が決めているのか。
※【東京駅の日】
1914年(大正3年)のこの日、東京駅が新築、落成した。
オランダ・アムステルダム駅をモデルとした、赤レンガ造りの設計は、辰野金吾によるもの。
彼は日本銀行本店旧館(重要文化財)も設計している。
「東京駅物語」北原亜以子 新潮社 1996年刊行
明治の東京での物語が、幾人もの主人公の視点から描かれます。
「東京駅で消えた」夏樹静子 中央公論社 1989年刊行
こちらは、現代の・・・と言っても27年も前になる、推理小説の巨匠によって描かれた、東京駅を巡るサスペンス。日本経済が絶好調だった頃なので、味わいも今とはちょっと違います。
「東京駅はこうして誕生した」林章 ウェッジ 2007年刊行
いろんな角度から、東京駅を見つめてみましょう。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、日曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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