こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は図書館で、本の紹介ゲームを行いました。
一人一冊持ち寄って面白かったところなどを話すのですが、「え、その本お読みでしたか。懐かしいですよね~」とか、「その本は知らなかった。読んでみたいな~」など、知っている本でも知らない本でも楽しいイベントです。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月9日はこんな日です。
◇成人の日(1月第2月曜日)
風邪の日、クイズの日、とんちの日
新成人のみなさま、おめでとうございます。
「二十歳(はたち)の法律ガイド」木村晋介 有斐閣 2001年刊行
成年と未成年では適用される法律が違いますので、注意してくださいね。お酒とたばこは二十歳から。
でも、選挙権は18歳からになっていますので、2001年の本はちょっと内容が古いかな…。
※【風邪の日】
1795(寛政7)年、横綱・谷風梶之介が流感であっけなくこの世を去ったことから。
風邪も恐ろしいですね。気をつけましょう。
「風邪とごはん(ひく前 ひいた ひいた後)」渡辺有子 筑摩書房 2009年刊行
現役の横綱すら時として死に至る病。油断しないで治しましょう。
※【クイズの日,とんちの日】
とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合せ。
一休宗純禅師は室町時代中期の臨済宗の僧侶で、京都・大徳寺の住持だったが、
諸国を漫遊した。
「とんちの一休さん」今西祐行 講談社 1977年刊行
一休さんといえば、とんち。
面白がられるか、屁理屈ばかり言って、と怒られるかは本人の人柄次第かもしれませんね。
「脳トレ・認知症予防に役立つ昭和の〈思い出〉年表クイズ」今井幸充 自由国民社 2015年刊行
テレビのクイズ番組でも、最近のことから正解するたびにどんどん過去にさかのぼっていくクイズがありますよね。楽しみながら脳トレしましょう!
鹿追町図書館、普段は月曜日は休館日ですが、祝日の場合は開館して、翌火曜日が振り替え休館となりますので、よろしくお願いいたします。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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