おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月19日はこんな日です。
のど自慢の日、カラオケの日、家庭消火器点検の日
※【のど自慢の日、カラオケの日】
1946年、昭和21年の今日、ラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始された日。司会は宮田輝。
第1回の応募者は900人で予選通過者は30人だった。
ちなみに、応募者が歌いたがった曲は「りんごの唄」「旅の夜風」「誰が故郷をおもわざる」など。
太平洋戦争の終戦から一年。焼野原の街、信じるものを失った日本人の心のよりどころとなったのは、歌だったのかもしれません。
ボクが中学生の時、学校の予餞会だったか何かの催しでなぜかステージに立って男5人くらいで何か歌うということになった。
「どうしよう?」と曲を決めるときに、ウケ狙いで「与作」と言ったやつがいて、そのまま決まってしまったんだけど、当日そいつは「お腹が痛い」と言ってステージに上がらなかった(今思えば、人生初の『ハメられた』という体験だったのか)。
仕方なく4人で歌ったのだが、当時ボクは結構真面目だったので、頑張って歌ってしまった。その熱唱が評価されて、しばらく学校内で「与作」と呼ばれる栄誉を得た。
「あんまりなんでもまじめにやるもんではないな」と思った中学の秋だった。
「カラオケを発明した男」大下英治 河出書房新社 2005年刊行
基本的にいい発明だと思うのですが、職場の懇親会の二次会で「歌え歌え」とリモコンが回ってくる「カラオケ・ハラスメント」を生み出した罪もあると思います。
「どんな曲でもいいから」は、結構ウソです。
「こだわりのカラオケ上達法」杉田高良 潮文社 1993年刊行
それでも社会人になったら、人前で歌わねばならないときもあります。
選べないでいて無理やりピンと来ない曲を歌わされて変にウケて、毎回歌わされるハメになるくらいなら、自分の好きな曲を気持ちよく歌いましょう。こだわりです。
【家庭消火器点検の日】
全国消防機器販売業協会が1991(平成3)年に制定。
1と19で「119」となることから。11月9日が消防庁が定めた「119の日」であるため、1月19日を記念日とした。
【関連】
119番の日 11月9日
「火災に向き合う建築学(かけがえのない生命と財産を守るために)」辻本誠 オーム社 2006年刊行
昨年末は新潟で大きな火災がありました。いざ火災が起きると、大きな災害となってしまいます。起きる前に何ができるのか。起こさないためにできることを考えてみませんか。
今日はこの辺りで。
どうぞみなさん良い一日を。
それではまた。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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