薩長同盟成立の日ですが、腹切り問答の日でもありました。1月21日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

アメリカ大統領にトランプ氏が就任しましたね。

最初の演説で「アメリカ第一である」というワンフレーズをテレビで観ました。

アメリカは世界のリーダーであるというのが今までの立場でしたが、これは、リーダーであることよりも自国の利益をまず取っていこうということなのか、一言だけしか見ていないのでわかりませんが、世界に何らかの変化がもたらされそうな予感があります。支持者の中には、格差が広がるアメリカ社会の、創造のための破壊を期待している人たちも多いのではないかと思います。

経済人なので、きちんとソロバンをはじける方なのかと思うのですが、コトバは過激ですよね。どうなるのでしょうか。

ボクもトランプ大統領のこれからを注視します。テレビでですけど。

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月21日はこんな日です。

 

ライバルが手を結ぶ日、薩長同盟成立の日、瞳の黄金比率の日、料理番組の日、切腹の日

 

※【ライバルが手を結ぶ日】(薩長同盟成立の日)

1866年(慶応2年)に長州の木戸孝允、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見、倒幕のために薩長同盟を結んだ。

 

「和解という知恵」広田尚久 講談社 2014年刊行

弁護士さんの著書でした。いつまでも戦い続けるわけにはいきません。

未来へ向かってお互いを理解することが必要です。

 

 

※【瞳の黄金比率の日】

意識調査によって白目と黒目の比率が「1:2:1」の瞳がかわいいとされたことから、「輝く瞳」推進委員会が制定。輝くような魅力的な瞳について考える日。

日付は瞳の黄金比率1:2:1を1月21日に置き換えたことに由来する。

 

「イベントで育つ科学の心(子どもの目が輝くイベントとは?)」藤嶋昭 学研プラス

図書館で仕事をしていると、今までより小さな子供と接する機会が増えました。

子ども達のキラキラした目に感動します。子どもたちの好奇心、大事にしたいですね。

 

 

※【料理番組の日】

1937(昭和12)年、イギリスのBBCテレビで、料理番組の元祖と言われる番組『夕べの料理』の放送が開始された。

第1回目は「オムレツの作り方」で、この日の担当のマルセル・ブールスタンは、世界で初めてテレビに出演した料理人となった。

 

「ビストロスマップ新世紀こだわりレシピ」フジテレビ出版 2001年刊行

料理番組ではないけど…。もう5人での活動は見ることはできないのかな…。

 

 

※【腹切り問答】

衆議院で政友会・浜田国松議員の軍部批判への寺内寿一陸相の反論に対し、「侮辱の言葉があったら腹を切る。なかったら君が切腹せよ」と詰め寄る

 

「切腹(日本人の責任の取り方)」山本博文 光文社 2003年刊行

現代では切腹する人はいませんが、日本の切腹の事例を調べ上げた本です。あんなことがあって切腹。こんな成り行きで切腹。時代劇ではなく、本当に腹を切った方たちのエピソード。

切腹ができるということは名誉なことで、自分でしたくても勝手にはできないことだったというのは知らなかった…。

 

 

今日はこの辺りで。

知らないことってたくさんありますね。

 

それではまた。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。