プロ野球の日×笑顔の日=長嶋茂雄さんでした。2月5日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月5日はこんな日です。

長崎二十六聖人殉教の日、 職業(プロ)野球の日、聖アガタの祝日、エコチュウの日、日本語検定の日、ふたごの日、笑顔の日、ニゴロブナの日

 

※【長崎二十六聖人殉教の日】

1596(慶長元)年、豊臣秀吉のキリスト教弾圧により、長崎西坂で26人のキリスト教徒が処刑された。

殉教したのはペトロ・バプチスタ神父ら外国人6人と三木パウロ、茨木ルドビコ神父ら日本人20人で、この26人は1862年にローマ教皇ピウス9世によって聖人に列せられた。

 

「キリシタン禁制史(キリスト教伝来から禁制にいたる波乱の歴史の真相を統一政権とりかかわりを中心に解明)」清水紘一 教育社 1985年刊行

歴史の授業で思い出すのは天草四郎の島原の乱と、踏み絵とか、ぼんやりしたところだけでした…。

 

 

※【プロ野球の日】

1936(昭和10)年、全日本職業野球連盟が結成され、プロ野球が誕生した。

当時は以下の7チームだった。

東京巨人軍(現在の読売ジャイアンツ)

大阪タイガース(現在の阪神タイガース)

大東京軍(後の松竹ロビンス。大洋ホエールズと合併し現在は横浜ベイスターズ)

名古屋阪急軍(現在の中日ドラゴンズ)

阪急(後の阪急ブレーブス。現在のオリックス・バファローズ)

東京セネタース(後に解散)

名古屋金鯱軍(後に解散)

 

「戦場に散った野球人たち」早坂隆 文藝春秋 2014年刊行

プロ野球が立ち上がったのが昭和10年ですから、ほどなくして太平洋戦争に巻き込まれていったことになります。今の平和な世の中がありがたいです。

 

 

※【聖アガタの祝日】

キリスト教の聖人アガタは、自己の信仰のためにシチリアの王に嫁ぐことを拒否し、そのために乳房を切取られたと言われる。そのため火災や地震、女性の胸部疾患の保護聖女とされる。

 

こちらでもキリスト教徒に受難が…。

「キリスト教入門」山我哲雄 岩波書店 2014年刊行

岩波ジュニア新書のこの本、大枠を捉えるにはお勧めです。

逆に、気合を入れて専門的な本をいきなり読むと挫折しやすいです。はい。

 

 

※【エコチュウの日】

エコロジーへの関心の高まりとともに、中古車に乗ることは新車の製造過程で排出されるCO2削減に貢献できることを広く知ってもらおうと、クルマ情報誌{Goo(グー)」シリーズを展開する愛知県名古屋市に本社を置く株式会社プロトコーポレーションが制定。

日付は2(チュウ)と5(コ)で中古車によるエコロジーに貢献する活動を始めた日から。

 

「中古車がみるみるほしくなる!(爆笑)」テリー伊藤 ロコモーションパブリッシング 2005年刊行

テリー伊藤さん、こんな本を出していました。

 

 

※【日本語検定の日】

2007年から日本語検定委員会が運営、実施している「日本語検定」のPRを目的に、東京書籍株式会社が制定。

日付は2と5で「日本語」の語呂合わせから。

正しい日本語の大切さを多くの人に認識してもらいたいとの願いが込められている。

 

「日本語検定これならわかる図解日本語(超入門用)」須永哲矢 東京書籍 2008年刊行

ネット社会、自分の文章がどこからでも見られる時代になりました。改めて正しい日本語を学んでみましょう。

…ボクが。

 

「武士語事典(使って感じる日本語文化の源流)」宮越秀雄 明窓出版 2016年刊行

拙者も読むでござるよ。

 

 

※【ふたごの日】

2と5の語呂合わせから「ふたご」。

双子並びに多胎児の育児がしやすい環境づくりを考える日をと静岡県浜松市の双子グッズの専門店である「株式会社ベラミ」が制定。

双子、多胎児の育児に関わる人々が交流できるイベントなども企画している。

 

「ふたご育児ニコニコ日記」横山文恵 情報センター出版局 2003年刊行

この語呂といい、今日読んでほしい本です。

双子の子育て、大変だけど幸せも二倍…以上?

 

 

※【笑顔の日】

2と5の語呂合わせからニコニコといつも笑顔でいようという日。

社会を明るくする活動を行っているボランティア団体の有志が制定。

 

笑顔が下手なことにかけては自信があります。

去年、大学のサークルの同窓会で、大学及び思い出の地を巡りました。その様子を友人が写真集にしてくれました。

今の時代、個人で写真集が作れてしまうので、スゴイです。

スナップショットでも、集合写真でも一つもボクだけ笑顔なし。笑顔のつもりだったんだけど…。

思い出の地の一つ、原始林ボウルにて。楽しいけど楽し気な表情になってない…。

 

「長嶋茂雄笑顔の言葉」長嶋茂雄 文藝春秋 2001年刊行

プロ野球の日で、笑顔の日の今日、ミスタープロ野球、みんな大好き長嶋さんの本に出会いました。ミスターの言葉、しっかり聞いてみたいです。

 

「アンパンマンになりたい私(笑顔の達人になる法)」戸田恵子 風雅書房 1994年刊行

笑顔がうまくなる本、ありました! これでボクも笑顔に…。

 

※【ニゴロブナの日】

1500年の歴史を誇る滋賀県の伝統的な発酵食品で、郷土料理百選にも制定されている「鮒ずし」は、琵琶湖の固有種であるニゴロブナを使用している。

その産地である滋賀県高島市がニゴロブナを全国にPRし、後世に伝えていくことを目的に制定。

日付(2月5日・6日・7日)は2と5、6、7で「ニゴロブナ」と読む語呂合わせと、この頃が最も美味しいことから。

 

「日本の郷土料理」 ぎょうせい

なんと、12冊のシリーズです。鮒ずしだけでなく、全国の郷土料理がここに。なかなか貴重な文献です。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それでは~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。