おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月17日はこんな日です。
天使のささやきの日、天使の囁き記念日、ノアの洪水の日、雪の特異日
※【天使のささやきの日,天使の囁き記念日】
北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」が1994(平成6)年に制定。天使の囁きとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことである。
1978(昭和53)年、北海道幌加内町母子里の北海道大学演習林で氷点下41.2℃という最低気温が記録された。
しかし、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、1902(明治35)年1月25日に旭川市で記録された氷点下41.0℃が公式の日本最低気温となっている。
これをプラスイメージに変えようと、町内の若者グループが中心となり、この日ダイヤモンドダストの観察等厳冬の一夜を体験する「天使の囁きを聴く集い」を1987(昭和62)年から開催している。
【関連】
日本最低気温の日 1月25日
「悪魔のささやき、天使の寝言」赤川次郎 角川書店 2007年刊行
このタイトルの対比が気に入りました。
※【ノアの洪水の日】
旧約聖書で「ノアの洪水」が起きたのがノアが600歳の時の第2の月の17日となっている。
40日間雨が降り続いてすべてが水没し、1年後の第2の月27日に地が乾いた。
「ノアのはこ舟のものがたり」エルマー・ボイド・スミス ほるぷ出版 1986年刊行
大洪水が来る、という神のお告げがあり、生き延びるため船を作ってみんなを誘ったのですが、みんなは信じずにやがて大洪水に飲みこまれ、ノアの家族と保護した動物たちだけが生き残った、という伝承ですね。
※【雪の特異日】
東京で雪の降る確率が高い日。
「超異常気象(30年の記録から)」根本順吉 中央公論社 1994年刊行
さすがに今日は降らないですよね。
今日はこの辺りで。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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