東京大空襲の日でした。3月10日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月10日はこんな日です。

 

 

東京大空襲の日、東京都平和の日、農山漁村婦人の日、砂糖の日、佐渡の日、

水戸の日、ミントの日、ミルトンの日、サボテンの日、メントスの日

 

「東京大空襲を忘れない」滝井宏臣 講談社 2015年刊行

「写真で伝える東京大空襲の傷あと・生き証人」鈴木賢士 高文研 2007年刊行

「B-29日本爆撃30回の実録(第2次世界大戦で東京大空襲に携わった米軍パイロットの実戦日記)」チェスター・マーシャル ネコ・パブリッシング 2001年刊行

今もなお忘れえぬ東京大空襲。日本としての視点では、「された」側ですが、パイロットの側から見た資料も残されています。

大空襲に「携わった」という表現は違和感がありますが、あちらから見ればそうなるのですね。

 

 

※【農山漁村婦人の日】

農林水産省婦人・生活課が1988(昭和63)年に制定。

むかしから、各地域にある婦人だけの休息日が農閑期の10日であることが多かったことから。

農山漁村の各地域における女性の地位・役割の向上を目指す為に制定された。

「知恵・技・経験の3つの力をトータル(10)に発揮する」ことにちなんでこの日に。

 

「ヒメ、農民になる(農業をしたい女性に贈る初めての就農ガイド)」農山漁村女性・生活活動支援協会 2010年刊行

書棚で背表紙のタイトルを見て、気になった一冊でした。他の本を探していたので読む時間は無かったゆえ、まだ手に取っていないのですが…。農業に憧れている女性の方に。

 

 

※【砂糖の日】

「さ(3)とう(10)」の語呂合せ。

砂糖の優れた栄養価等を見直す日。

 

うーん、優れ過ぎていて、摂りすぎて太るんですね。気をつけたいです。

「砂糖百科」高田明和 糖業協会 2007年刊行

砂糖博士になれます。

 

 

 

※【水戸の日】

「み(3)と(10)」の語呂合せ。

 

「水戸黄門は旅嫌いだった!?(種明かし日本史20人の素顔)」楠誠一郎 朝日新聞社 2006年刊行

テレビドラマにだまされたー! という気分が味わえるかも。騙されたままの方が楽しいかも。

 

 

※【ミントの日】

2000年12月に「カネボウフーズ株式会社」が制定した日。

ミントのPRを目的とした日で、日付けは3月10日をミントと読む語呂合わせから。

クール、さわやか、といったイメージの「ミントな人」を芸能人、著名人、スポーツ界などから選び、表彰するイベントを行う。

 

「薄荷物語(北の華)」砂田明 北見観光協会 1986年刊行

ミント=薄荷といえば、北見市を思い出したのは、毎日Facebookに登場する北見市の職員のあの人の影響、あると思いました。

 

 

※【ミルトンの日】

赤ちゃんの健康と健やかな成長はママとパパの願い。

ママたちが赤ちゃんの衛生管理について考えるきっかけの日をと、哺乳瓶用の消毒剤として有名な「ミルトン」を発売する杏林製薬株式会社が制定。

日付は3と10で「ミルトン」と読む語呂合わせから

 

「ミルトン」ハイデ・アルダラン 朔北社 2001年刊行

これは猫のミルトンの物語でした。

 

 

※【サボテンの日】

サボテン類の生産額日本一を誇る岐阜県本巣郡巣南町にある「さぼてん村」を経営する岐孝園が制定。

「さ(3)ぼてん(10)」の語呂合せ。

また、サボテンは3月に花を咲かすためという意味も。

 

「ちいさいサボテンの寄せ植え」松山美紗 グラフィック社 2012年刊行

忙しいときも、パラパラページをめくるだけでなんとなく癒されます。もちろん、寄せ植えのテクニック、育て方も!

 

 

今日は金曜日。鹿追町図書館は普段は午前10時から午後6時までですが、週末金曜日はゆっくり本を選んで土日に読んでいただこうということで、一時間延長して午後7時までの開館をしています。

 

それでは~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。