おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月11日は、忘れられない日です。
※【いのちの日】
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では多くの命が失われた。
命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備えようと「災害時医療を考える会(Team Esteem)」が制定。
災害時医療の改善を図るとともに、9月1日に防災訓練が行われるように、3月11日には健康、医療、災害時の体制などを考える機会を設けたいとの思いから。
「前へ!(東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録)」麻生幾 新潮社
もしあの時…。自分が現場にいたら、何ができたのか。これからはそんなことはおきないでほしいけど、もし身近で起きたら何ができるのか。考える一冊です。
「ふくしま道徳教育資料集 生きぬく・いのち 第Ⅰ集」福島県教育委員会 2015年刊行
震災がおき、福島ではとくに原発事故が発生していまもなお解決できない大きな問題があります。命や未来について、これまで以上に考えなければならない、と発行されたのがこちらの資料集で、福島県教育委員会から、全国におくられました。
「地震イツモマニュアル」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2016年刊行
もしものときのために備えておきたい品や、普段の家具の置き方など地震対策がまとめられています。備蓄品もなかなか全部はそろえておけないかもしれませんが、阪神淡路や東日本の経験からの書なので役に立ちます。
なんだか、いろいろなことを考えてしまってあまり書けませんでした。
鹿追町図書館、土曜日も開館しています。午前10時から午後6時までです。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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