おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月16日はこんな日です。
財務の日、国立公園指定記念日、万国赤十字加盟記念日、十六団子
いろいろありますが、今日はこちらのテーマで。
※【財務の日】
中小企業がもっと財務に目を向け、財務をより良くして健全に発展、繁栄を続けて欲しいとの願いから、財務コンサルティングの専門会社である株式会社戦略財務が制定。
日付は3と16で「財務」と読む語呂合わせと、所得税確定申告の期限である3月15日の翌日に、企業が財務状態を把握して欲しいとの趣旨から。
「絶対に会社をつぶさない強い社員の育て方(中小企業には『優秀な社員』いらない。)」小山昇 中経出版 2011年刊行
なんと、『一日小山さんのかばん持ちのできる権利』を30万円で売っているそうです。
いえ、「かばん持ちでもさせてもらって学ばせてほしい。30万円でも払う」という方が殺到して順番待ちだそうです。カリスマ経営者と一日一緒にいて学べるなら30万円など安いという方がたくさん…。
お金を払って学ぶのは、高校や大学だけではないですよね。わかります。
「お金の流れで見る戦国時代(歴戦の武将も、そろばんには勝てない)」大村大次郎 KADOKAWA 2016年刊行
武士は喰わねど高楊枝、とはいいますが、ソロバンは刀より強し、と言ったところでしょうか。
食い詰め武士よりお金を貸している商人の方が『強い』時代もあります。
「税務署員がこっそり教えるお金の裏ワザ(サラリーマン最強の蓄財術)」大村大次郎 中央公論新社 2015年刊行
こちらも著者は大村さん。ちょっと興味があります。
「お金があればしあわせなの?」大野正人 汐文社 2015年刊行
このシリーズ、おススメです。小学生から大人まで、イラストとともにお金についての考え方を学べます。お金がどういうものか、自分の中でしっかりした考え方ができれば振り回されることは無くなりますね。
シリーズの「夢はどうしてかなわないの?」は、すべての大人に読んでほしい大傑作です。ボクのおススメの鹿追町図書館の本の5本の指に入ります。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時までです。
遠くの方は、どこかで一冊でも手に取ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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