おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月24日はこんな日です。
人力車発祥の日、ホスピタリティ・デー、世界結核デー、マネキン記念日、壇ノ浦の戦いの日
東京日本橋より、明治3年のこの日に人力車の営業が始まったそうです。
「東京七福神を歩く (谷中・隅田川・浅草名所・深川・亀戸・柴又・日本橋・港・新宿山ノ手・元祖山手・東海・小江戸川越)」JTBパブリッシング 2007年刊行
東京観光の下調べに。
あ、もう10年前の本になるんですね。そろそろ新しいものを入れたいところです…。
『思いやり』や『もてなし』といった意味を持つホスピタリティ。
ふだんよりちょっと多く、その心を発揮してみましょうということで、日本ホスピタリティ協会がホスピタリティ・デーを制定しました。
ふむふむ。
「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人(怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!)」三輪康子 ダイヤモンド社 2011年刊行
日本一のクレーマー地帯という言葉で、いったい日本のどこを思い浮かべたものか?
舞台は新宿歌舞伎町のビジネスホテル。なんと、いわゆるヤクザご愛用のホテルを任されてしまった女性支配人。
信念を持ってホテルの浄化に取り組みますが、相手はその筋の人たち。命の危険も何度もありましたが、彼女のひたむきな努力が、ホテルだけでなく歌舞伎町にも影響を与えていきます。
ホントに命がけです。これは、尋常な覚悟ではできないことですが、実話です。
壇ノ浦の戦いに決着がついた日でした。
1185年に、源義経が平家との最終決戦に勝利した日です。
「源義経」加来耕三 ポプラ社 2009年刊行
コミック版日本の歴史シリーズです。
源義経は、幼名の牛若丸、武蔵坊弁慶による京の橋の上での刀狩りでの出会い、判官帳など、誰でも一度は聞いたことのあるエピソードを持つ超有名な人物ですよね。
ボクは「源平討魔伝」で知ったくちですが…。
とても好きな歴史上の人物の一人です。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、金曜日は午前10時から午後6時までに加えて、一時間延長して7時まで開館しています。
だんだんと日が長くなり、暖かくなってきましたのでゆっくり本を選んでもらえればと思っています。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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