測量・雲仙普賢岳祈りの日、ウェストン祭の日でした。6月3日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月3日はこんな日です。

 

測量の日、雲仙普賢岳祈りの日、ウェストン祭

 

ウェストン祭とは? 田中さんのメルマガを読み進めると…、

 

イギリス人宣教師で日本アルプスを初めて踏破した日本近代登山の祖、ウェルター・ウェストンを偲んで、長野県上高地の梓川河畔にあるウェストン碑の前で献花、記念講演、合唱等が行われる。

 

なるほど、今日は山についてかかわりの深い日ですね。

 

「火をふく山のふもとで(普賢岳の噴火にたちむかう子どもたち)」真鍋和子 汐文社 1996年刊行

1991年に、大規模な噴火、火砕流が発生して40人を超える犠牲者が出てしまいました。

 

「火山は生きている(科学のアルバム)」青木明 あかね書房 2005年刊行

御岳山もそうでしたが、突然の噴火にて災害が起きてしまいます。山もいきものと考えれば、そういうつきあい方が必要なのかもしれません。

 

「日本の火山を科学する(日本列島津々浦々、あなたの身近にある108の活火山とは?)」神沼克伊 ソフトバンククリエイティブ 2011年刊行

そんなにたくさんあるんですね。単純に割り算すると、都道府県に二つ以上ある計算になります。

 

「大雪山(神々の遊ぶ庭を読む)」清水敏一 新評論 2015年刊行

大雪山と近年の人の関わりについて書かれています。「写真の町」東川町の旭岳がクローズアップされています。

これは、一度読んでおかねば。

 

「山の天気にだまされるな!(気象情報の落とし穴を知ってますか?)」猪熊隆之 山と渓谷社 2016年刊行

山の天候は変わりやすいとよく言われます。登山が趣味の方はぜひ。

 

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか(低体温症と事故の教訓)」羽根田治 山と渓谷社 2010年刊行

7月に凍死は衝撃でしたが、衝撃を受けるのではなく「起きることなんだ」と知っておくことが大事だと思いました。

 

「私、山の猟師になりました。(一人前になるワザをベテラン猟師が教えます!)」三好かやの 誠文堂新光社 2016年刊行

近年はあまり猟師になろうとする方は多くないかもしれません。知られざる世界を読んでみましょう。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。