おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月7日は、こんな日です。
ミステリー記念日、盗難防止の日
「ミステリー」で蔵書検索します。
402件、ありました。
検索するまでは、ミステリーが書名に入っている本はほとんどないだろう、と思っていたのですが、叢書名(シリーズ)にミステリーが入っているものが検索されました。
とても全部は紹介できないので、上位の方だけになりそうです。そんな中でも、一番上に検索されたのは、
「C62ニセコ」殺人事件(トラベル・ミステリー傑作集 Part7)
やりました!
かねてよりお世話になっている西村京太郎御大がトップに出ています。いつもありがとうございます!! なんだかとても嬉しいです。
2位から4位まで、同じく西村御大の「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」が入りました。
同じ本が3冊ですね・・・。
これは、「ニセコ殺人事件」が大人気で貸し出しが相次ぎ、利用者さんがなかなか読めなかったので、その続きの「あさま」は長い何人もの返却待ちを避けるために3冊購入したのでしょうか。これも一つのミステリーかもしれません。
「骸の誘惑」雨宮町子
「霧越邸殺人事件」綾辻行人
「新世紀『謎(ミステリー)』倶楽部」篠田真由美ほか
と続きます。
その次の
「の博覧会(ミステリー)」笹沢左保ほか
不思議な書名ですが、「の」の博覧会なのでしょうか。それともデータ入力でトラブルがあったのでしょうか。これもミステリーです。
「さまよえる脳髄」逢坂剛
おどろおどろしいタイトルです。
「遠藤周作ミステリー小説集」遠藤周作
1977年の刊行ですが、こちらも有名な氏の作品、楽しめる一冊かと。
「切断」黒川博行
「エトロフ発緊急電」佐々木譲
「海は涸いていた」白河道
「どんでん返し(音で描いたミステリー)」笹沢佐保
面白そうなミステリーが続きます。そんな中で目立ったのが、この2冊。
「傑作ミステリートリック23」推理作家点心会
これを読めば大半の事件が解決してしまうかも。初心者は読まない方が楽しめると思います。
「『幽霊見たい』名所ツアー(日本全国99ミステリー・スポット)」
こういう系統も、個人的には好きです。読むだけで行かないけど。怖いから。見たくはないし。
「おまえを見ている」ヴィクトリア・ゴッティ
なにか、上の書名から続くとゾクッとしますね。
「なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか?」鷲田小弥太
そうなのですね。なぜなのでしょうか。
「真夜中のミステリー・ツアー」日本民話の会学校の怪談編集委員会
これも個人的に気になる一冊です。テレビゲームですが、「学校であった怖い話」とか、「トワイライトシンドローム」とか、大好きなので、惹かれます。
「世界の怪奇伝説博物館」天沼春樹
これも好きな系統です。
「日本の怪奇伝説博物館」高橋宏幸
こっちも読みたい。
402件目はこちら。
「未確認生物UMAと巨大生物」並木伸一郎
ネッシーとか、雪男とか、水曜スペシャルとか、好きです。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識とミステリーがあなたをお待ちしております。
あと、今週はそばまつりが10・11日に開催予定です。
そばまつりのついででもいいので気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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