文字・活字文化、テディベア、読書の日でした(2017.10.27)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月27日はこんな日です。

文字・活字文化の日、テディベアズ・デー、読書の日、世界新記録の日

 

※【文字・活字文化の日】

2005年7月29日公布・施行の「文字・活字文化振興法」によって制定された。

文字・活字文化への理解や関心を国民の間に広めることを目的とする。

 

「ルーン文字」レイ・ページ 学芸書林 1996年刊行

全く懸けないし読めないけど、憧れます。

 

※【テディベアズ・デー】

テディベアの名前の由来となったアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルトの誕生日。

イギリスのテディベアコレクターの間で始められ、世界中で「心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動」が行われている。

日本では日本テディベア協会が1997年から実施。

1902(明治35)年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。

そこでおつきの人が、同行していたハンターが小熊を追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかった。

このことが同行していた新聞記者によって新聞に掲載され、このエピソードに因んで、翌年、ニューヨークのおもちゃメーカーが熊のぬいぐるみに、ルーズベルト大統領の愛称である「テディ」と名づけて発売した。

その頃、ドイツのシュタイフ社の熊のぬいぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。

 

ルーズベルト大統領のエピソード、「やさしい!」と思ったけど、よく考えたら、そこまでいったらもう手遅れなのでは…。

 

「かわいいテディベア」粕谷育代 日本放送出版協会 2000年刊行

撃たないで、かわいがりましょう。

 

※【読書の日】

「読書週間」の1日目の日。

1924年(大正13年)に始められた「図書週間」に由来する。

1933年(昭和8年)に一度「図書館週間」と改称され、1947年(昭和22年)に現在の「読書週間」となる。主催団体は(社)読書推進運動協議会。

【関連】

読書週間 10月27日~11月9日

 

なんと、読書の日でした。

「きまぐれ読書メモ」星新一 有楽出版社 1981年刊行

ショートショートの神様、星新一さんはどんな本を読んでどんなことを考えていたのか、これ、気になります。

 

「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」立花隆 文芸春秋 2001年刊行

「地獄の読書録」小林信彦 筑摩書房 1989年刊行

「またたび読書録」群ようこ 新潮社 1999年刊行

「読書村の殺人」吉村達也 中央公論社 1993年刊行

「バカにならない読書術」養老孟司 朝日新聞社 2007年刊行

「子どもの本100問100答(司書、読書ボランティアにも役立つ)」大阪国際児童文学振興財団 創元社 2013年刊行

「本は死なない(Amazonキンドル開発者が語る『読書の未来』)」ジェイソン・マーコスキー 講談社 2014年刊行

「読書マラソン、チャンピオンはだれ?」クラウディア・ミルズ 文渓堂 2014年刊行

 

まだまだご紹介したい本はいっぱいありますが…。

 

※【世界新記録の日】

1931(昭和6)年、神宮競技場で行われた体育大会で、日本初の世界新記録(南部忠平の走り幅跳び7m98、織田幹雄の三段跳び15m58)が誕生した。

 

「ギネス世界記録2017」クレイグ・グレンディ 角川アスキー綜合研究所 2016年刊行

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。