こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
さて、11月5日はこんな日です。
雑誌広告の日、いい5世代家族の日 、いいりんごの日、いい酵母の日、縁結びの日
※【雑誌広告の日】
日本雑誌広告協会が1970(昭和45)年に制定。「読書週間」「教育文化週間」のある時期ということで、この日を記念日とした。消費者の保護と雑誌広告の信頼を高めることを目的としている。
「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行
33年前の本ですが、活躍し続けている糸井さん、スゴイ。糸井さんのモノの見方、進化した部分、普遍的な部分を今と比べられます。スゴイ。
※【いい5世代家族の日】
親・子・孫・ひ孫・玄孫の5世代の家族を通して血縁でつながった家族のありがたさや命の大切さを伝えるために、製薬会社ノバルティスファーマが制定。
「1つ作って×3世代おかず(現役主婦の変身!新発想レシピ)」舘野鏡子 主婦の友社 2014年刊行
さすがに5世代メニューは書いてないようです。一緒に暮らしている世帯、あまりないかもしれないですよね。
※【いいりんごの日】
青森県が2001(平成13)年に制定。「いい(11)りんご(5)」の語呂合せ。
【関連】長野県りんごの日 11月22日
「りんごかもしれない」ヨシタケシンスケ ブロンズ新社 2013年刊行
子どもだけではなく、大人に人気の絵本です。感動とかじゃなくて、面白いテツガクです。って書くと難しそうに見えるけど、カンタンにモノの見方が深まります。
うーん、この本のオモシロサ、伝わった気がしないです。カンタンに説明するって難しいですね…。
※【いい酵母の日】
酵母を摂取することの大切さを広くアピールしようと、健康食品の製造販売を手がけて酵母の製品を扱う埼玉県鴻巣市に本拠を置く株式会社日健協サービスが制定。日付は11と5を「いい酵母」と読む語呂合わせから。
「おうちでのーんびりたのしむ『自家製酵母パン』の本」佐原文枝 主婦と生活社 2007年刊行
パンを焼く家庭、なんか、いいですね。
※【縁結びの日】
古くから出雲路は縁結びの地として知られる。出雲地方では神在月と呼ばれる旧暦の10月、全国から神々が出雲に集まり、結婚、恋愛、健康などさまざまな縁について会議が行われることから、人々の良いご縁が結ばれる日をと、神話の国・縁結び観光協会が制定。日付は11月5日で「いいご縁」と読む意味も含まれている。
なるほど、神の会議の俎上に載らないと…。
「若者が無縁化する(仕事・福祉・コミュニティでつなぐ)」宮本みち子 筑摩書房 2012年刊行
今はSNSで新たなコミュニティができますね。
今日はこのあたりで。
それでは~。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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